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2008年5月30日(金)
二十六話 マダイの本当のタナはどこだ? マダイ
乗っ込みマダイのシーズンまっただなか。釣り場には釣り船がひしめきあい、さながら「釣り船銀座」。
多くの釣り人が仕掛けを入れ、おそらく何百本ものハリスが、海中に漂っているのだろう。だが、釣れるのは、このうちの何人か、いや何十人かであろう。まるで宝くじの抽選のように思ってしまうかもしれないが、釣る人は確実にマダイをゲットしている。いったい何が違うから釣れるのだろうか?
まず最も大事なのがタナだと思う。船長の指示するタナ。
これは船や釣り場によって、海面からの深さなのか、海底から何メートルあげたところなのかという違いがあるが、まずはこの指示ダナの解釈で違ってくる。
例えば、「海面から20m」というアナウンスがあった場合、基本は道糸の色でカウントし、海面からの長さにするのが最も正確であるといえる。
一般的に使われるPEという道糸は、ほとんどの場合10mごとに色分けされ、さらに1mごとに細かくマークが施されている。
つまり仮に23mという指示ダナであったとすれば、色2色分と3つのマークを数えれば、23mという道糸の長さが海中に入ることになる。
ただし、ボクはここに見落としがちな要素が含まれていると思う。
まず、釣り船の船長は、魚探の数字をアナウンスしているので、単純に海面から垂直方向の深さを言っている。ところが、潮の流れがある場合、道糸は斜めになる。
船長は窓から見える最も近い釣り人の道糸を視認しながら、その道糸が垂直になるように船を操る。意外と胴の間と呼ばれる船の真ん中辺りがよく釣れたりするのは、そういったことも関係していると思う。
だが、道糸の太さや、ビシの抵抗、その他の影響で自分の道糸が斜めになる場合がある。そのようなときは、道糸が斜めになっている分、仕掛けは何mか浮き上がっている場合が多い。何mかといっても、だいたい2~3m以内のことが多いはずなのだが、この2~3mの違いが釣果の違いにつながることが多いのだ。
もし自分の周りで釣れていて、自分が釣れず、それが道糸が斜めになっていることが原因のひとつと思えるときは、ぜひ道糸を2~3m余計に出すことを試して欲しい。
だからこそ、海の中で自分の仕掛けがどのようになっているのか?そのイメージ力が必要だと思うのだ。
(次回の予定はマダイの料理。15日に更新予定です)
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