本文へジャンプします。



つり通信

海洋フォトジャーナリスト豊田直之が、サカナ達の優雅な姿と共に、海と釣りへの深い想いを語ります。

釣り人が知りたい魚の生態が満載! ~ 豊田直之フォトエッセイ ~ RSS

2009年3月13日(金)

四十五話 あまくとろける身はお刺身でいただく メバル

Nifty090313_toyoda

メバルというと、ついつい塩焼きや煮つけというのが定番。だが、まさに釣り人の特権といえるのが、メバルをお刺身でいただくこと。普通にはなかなかお刺身ではいただくことができないサカナ。とにかく鮮度が命なので、まずは釣り場できちんと血抜きをしておき、水氷で締めてくることが大切だ。

ここから先は好みが分かれるのだが、コリコリとした食感が好きな人は、釣ったその日もしくは翌日にいただくのがいいだろう。あまくとろけるような感じの好きな人は、三枚におろし、皮もそいだ状態の身をラップでくるみ、そのまま2~3日冷蔵庫で寝かせ、次の日に食べてみて欲しい。メバルってこんなにあまみがあって旨いんだということを間違いなく実感できるはずである。

あと最近の我が家の好みの傾向は「あぶり」。三枚におろした身の皮をそがずに残し、皮側をバーナーであぶる。バーナーは、アウトドアショップにいくと、料理用のバーナーが売られている。それに専用のガスカートリッジを装着するだけなので、準備も操作も簡単。身を皮側を上にしてガスレンジの金網の上に広げ、バーナーであぶる。あぶると身の表面からあぶらがでてきて、身はそりながら、皮の表面が少しこげる。熱をさましてから適当な大きさにスライスし、ワサビ醤油でいただく。欲を言えば、生ワサビをおろしていただくのがさらに風味を良くする。皮と身の間の一番美味しいところがいただけるので、お刺身に飽きたらこの方法もオススメだ。

さらに我が家では、このあぶりの身をやや細かめにスライスし、レタスやプチトマト、ブロッコリースプラウトなどの生野菜とあえて、ドレッシングでいただく。特にメバルがたくさん釣れてしまったときなどは、このようにするとお手軽にかなりこなせる。実にヘルシーだし、こうなってくるとキュッと冷やした辛口系の白ワインや冷酒によくあう。ぜひお試しあれ。

龍宮千一夜はひとまずここにて終了します。いままでご愛読ありがとうございました。次回からまったく新しいシリーズを始める予定です。ご期待ください。 

豊田直之プロフィール
 

P_001_d 隔週刊 つり情報との共同企画連載中

今月の狙い釣り! Vol.12 特集 メバル

2009年3月13日(金) 釣り人が知りたい魚の生態が満載! ~ 豊田直之フォトエッセイ ~固定リンク

最近の記事