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2016年1月 6日(水)

【宮本英彦の江戸前を釣る】初釣りにオススメ!釣果安定のシロギス釣り~準備編:本牧 長崎屋
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今回は東京湾でもっとも釣果が安定している、シロギス釣りを紹介します。まずは準備編から。(本牧 長崎屋

01_r


本牧 長崎屋:@niftyつり
住所:神奈川県横浜市中区本牧元町33-4
電話番号:045-622-8168
料金:ショートシロギス船 乗合1人 大人7,500円(エサ、氷付き) ※女性、高校生以下は5,000円。
備考:受付は8:00まで、出船時間は8:30。毎週木曜日定休。
船宿HPのサービス券をプリントアウトして持参すると500円割引。また、平日に限り65歳以上500円割引。

 年中楽しめる安定したターゲット

東京湾のシロギスはこの時期でも安定して釣れているので、まさに初釣りにはピッタリな釣りものです。
例年冬になるとシロギスも水温の低下と共に深場へ移動し、この状態を「落ちギス」と呼んでいます。
ところが今年は水温がなかなか下がらないので、深場には移動せず中ノ瀬の水深25m前後で釣れている状況です。
しかし1月に入り急に水温低下となると、深場の30~40mでの釣りになる場合も考えられるので、行かれる場合は船宿のHPを見たり、直接問い合わせて確認してみてください。

 1本針か2本針か、1本竿か2本竿か

水温低下で深場になったからといっても、ロッドや仕掛けは変わりません。
釣り易いようにオモリだけ重くなる程度なので、それ程心配する必要はないでしょう。
仕掛けは天秤仕掛けと胴突き仕掛けが主に使われ、長崎屋さんでは胴付き仕掛けを推奨しています。

02_r長崎屋さん推奨、オリジナルの胴突き仕掛け。


どちらも1本針と2本針仕掛けがありますが、私はシロギス釣りの場合1本針と決めています。
理由はこの方がトラブルが少なく、快適な釣りが可能だからです。
2本針にする事により釣果は延びますが、普通に釣っていても50匹前後は釣れるので1本針でも十分だと思ってます。

03_r私は1本針にこだわっています。


また、常連さんは2本竿を巧みに操り、釣果も倍以上釣りますがこれは慣れているからであって通常は1本竿で十分だと思います。
私もその昔2本竿を出していた時期がありますが、どうも釣った感がなく釣れた感の方が強いので、それ以来1本竿1本針でシロギスと勝負しています。
この辺は釣り人個人個人の自由なので、2本竿で数釣りを楽しみたい方は是非挑戦してください。
ただし、余程慣れていないとラインが前後に流れてしまい、他の方に迷惑が掛かる事があるので、自信が付くまでは1本竿で練習しましょう。
私の場合は1本竿1本針でどれだけ釣れるかを楽しんでいます、確かに2本竿には適いませんがそれでも十分楽しめます。

 仕掛けとロッド選択

仕掛けも天秤でも胴付きでもどちらでも構いませんが、私の得意な方は天秤です。
この二つの仕掛けの使い方を今回説明したいと思います。
まずは天秤の場合。常にオモリを底に付けたり離したりしながら、誘い動作が基本となります。
これは船下を狙った場合もキャストした場合も同じです。ただキャストしたときはオモリが着底したらトン・・・トン・・・トンっとサビキながら船下まで広範囲を狙えるので有利です。

04_r個人的にはキャストで狙える天秤が好きです。


イメージとして オモリの後ろにハリスがある状態で、エサが付いていますが、オモリをトンっと付けるとエサは潮の流れによりますが、あるときはピョン、またあるときはフワァーとなるでしょう。
この状態こそがシロギスに対して魅力的に見えるようで、飛び付いて来ます。
シロギスの捕食行動はエサを吸い込むタイプですが、この一瞬のたるみでエサを吸い込み、これがアタリとなり竿先や手元に伝わります。
アタリの多くは言葉にすればこのような感じです。クンまたはクンクンと明確に分るでしょう。

05_rアタリは明確。初心者でも捉えやすいでしょう。


このためロッドはできれば専用ロッドが理想的ですが、一部のルアーロッドでも対応可能です。
ただ、あまり硬めのロッドの場合だと食い込みが悪くなるので、竿先が柔らかめのタイプが良いでしょう。
またトラウトの管理釣り場用のロッドでは全体的に柔らかいので、誘いもしづらくアタリを捉えてもアワセが効かず、バレが多くなるのでお勧めできません。
多くのシロギス専用ロッドは先調子が多く、竿先が極端に細かったり柔らかく作られています。
これはシロギスの繊細なアタリを分かり易くするためで、長さは160cm前後が船の上で扱い易く、適しています。

06_r私のタックル。


ロッド:シマノ バイオインパクトXキスH160
リール:シマノ ツインパワー2000S
ライン:PE 0.6号、リーダー 2号1m
ハ リ:がまかつ袖6号
ハリス:1号 45cm
オモリ:15号

 ハリとハリス

また、水温が高い6~ 9月頃は水深が浅くなり、アタリも大きく分かり易くなるので冬期よりははるかに釣り易いのが特徴ですね。
低水温になるとさすがにシロギスのアタリが小さくなり、低活性になったと感じ取れます。
そしてアタリがあっても食い込まず、なかなか針掛かりしづらい状態です。
しかし大型のシロギスになると、低活性でもエサを吸い込む力が強いので、アタリも明確に現れ、釣り易いことも事実です。
その場合は針の大きさで対応しますが、それ程気を遣う必要はありません。
私は一年中針は袖6~7号、ハリス0.8~1号を45cmで通しています。ハリスの号数が違うのは夏場は1号、冬期は0.8号にしている程度です。
これもそれ程気にする必要はありませんので、1号を通しでやられても問題ありません。
大きな理由は0.8号が売れ切れや品切れが意外と多く、これらの理由で1号を使う事が多いからです。

 アタリとアワセ

さてアタリを感じたらアワセを行います。アワセはロッドをシャープに上に上げる程度で十分です。
たまにバス釣りをやられてる方が大アワセをする場面を見ますが、その必要は全くありません。
魚のサイズや針の大きさから判断して、スパッとアワせるだけで針は掛かります。

07_rアワセはシャープに竿先をあおる程度。


なかなか針掛かりしない場合は、活性が低いと思われがちですが、私はそうは思いません。
この場合は小型のシロギスがエサを吸い込めない状態だと私は考えています。
針掛かりの良し悪しは、それよりも潮の影響の方が重大だと思います。
潮が効いていれば必然的に魚の活性は上がり、食いは良くなり、アタリも明確に現れます。
また、誘い方でもアタリの出方が変わるので、常に仕掛けを動かしているとシロギスもエサに飛び付くようでアタリは比較的明確に感じ取れます。
逆に仕掛けを動かさず置き竿状態であれば、ロッドを上げた時に掛かっている事が多くこれも一つの方法なのでアリだと思います。
特に2本竿でやられる場合はこの状態が多く、こうなると手返しが良くないと対応できません。
シロギス釣りのテクニックには釣りの基本的要素が占める部分が大きく、アタリがあったらアワせる、これだけで十分釣れるので釣り入門者にはお薦めですね。

08_r釣りの基本要素が詰まったシロギス釣り。誰でも簡単に楽しめます。




 胴突き仕掛けでの釣り方

今回の取材では1日を通して胴付き仕掛けを使用しましたが、天秤との使い方の違いを少し説明します。
基本的な釣り方は変わりませんが、誘い方が違うのでそこだけをマスターすれば良いと思います。
胴付き仕掛けの基本はオモリを底に付けながら釣ること。これは置きっぱなしで釣るという意味ではありません。
誘った後にオモリをなるべく動かないように止めることがコツです。この状態でハリスはフワフワし、エサが自然に漂うので、これが誘いとなります。
カワハギ釣りをやられる方なら、タルマセ釣りをイメージすれば良いでしょう。
これはキャストしても船下を狙っても 基本動作は同じです。
ラインにたるみを出しオモリを底に着けてから、ロッドを大きく上げてオモリを移動させます。
このロッドを上げて移動させる間隔は数秒ごとですが、アタリが多いときは必然的に早めに、アタリが少ないときはゆっくりで良いでしょう。
この辺は釣りながら決めるしかありません。何よりもオモリを止めてシロギスに食うチャンスを与えるイメージをしてください。
この釣り方は、特に2本竿でやられる方に向いています。2本竿の場合でもラインを多少たるませることが重要で、ロッドを上げているときにアタリを感じ取れ、掛かってくるので効率的だといえるでしょう。
1本竿でももちろん楽しめます。ラインをたるませてゆっくり上に上げたときにククンッとアタリが出ます 。

09_rオモリを底に着け、エサを漂わせて食うチャンスを作るイメージ。


特に深場になると胴付き仕掛けの方が理想的だと思えます。理由はオモリを底に付けたままでもエサが漂うので、自然にシロギスを誘い出せるからです。
このシロギスの胴付き仕掛けは長崎屋さんでは絶賛されており、オリジナル仕掛けも船宿で購入できるので是非試して下さい。
私も以前は胴付き仕掛けを試しましたが、その時は天秤と同じ誘いで終始やっていたのでその威力を出せませんでした。
でも船長も言ってましたが、天秤胴付きどちらを使っても構わないそうなので、自分の得意の方でやってくださいとの事でした。

 針先は常にチェックを

どちらの仕掛けを使用した場合も、数匹釣ったり根掛かりした後などには必ず針先チェックをし針交換をすることが重要です。

10_r飲まれたら、まず針先をチェック。


シロギスは数釣りを楽しむ釣りの部類に入りますので、やはり数を延ばしたいなら定期的に針を交換した方が良いでしょう。
さらにバラシが多かったり、なかなか針掛かりしないときも、私はすぐに針を交換するようにしています。
たったこれだけのことで釣れ出しますので、いかに針交換が重要だか分かると思います。

実釣編に続きます。
【宮本英彦の江戸前を釣る】初釣りにオススメ!釣果安定のシロギス釣り~実釣編:羽本牧 長崎屋

協力:本牧 長崎屋



文:宮本英彦

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