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2010年7月31日(土)

【宮本英彦の江戸前を釣る】ルアーで狙うタチウオ:釣り方編(ワインド釣法)
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元バスプロの宮本英彦さんがルアータチウオを徹底解説。
前回のジグでの釣りに引き続き、今回は話題の『ワインド釣法』のご紹介です。

ワインド釣法とは、専用のルアーを用いてロッドをしゃくり、激しいダートを加えて釣る釣法。
果たして宮本さんはどのようにワインドを攻略するのか。必見です!(深川 吉野屋


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さて、タチウオでのルアーフィッシングにおいて押さえておきたいもう一つの釣法『ワインド』についてご紹介します。
私も今回初めてチャレンジしましたが、非常に良く釣れる釣り方です(その実力は実釣編にて)。

詳しく紹介しているサイトもありますが、今回は私が感じたことを元に述べたいと思います。
従って、本来のテクニックと違う場面があるかと思いますが、ひとまず良く釣れることには間違いないのでご了承ください。

 

 ワインド釣法のタックルセレクト

それではまずタックルからです。

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ロッド: ハートランドX HL-X662MRS-S改良バージョン
リール: ニューセルテート2506
ライン: 棚センサーテンヤマダイSP0.6号、リーダー4号1.5メーター、先糸30ポンド50センチ

ダイワ セルテート 2506 (CERTATE)
宮本英彦氏オススメの高性能スピニングリール。
@niftyつりストアでも格安販売中!

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ワインド専用ルアー: カラーはピンクやホワイト サイズは大・中を用意


スピニングタックルが基本で、ロッドはある程度バッドが強い6~7フィートのものが適しています。

今回、私は古いバスロッドを用いました。グリップは改造してロンググリップにしてあります。今は市販していないロッドですが、グラス素材が多く、粘りがあるお気に入りのロッドなんです。
偶然ですがこのロッド、今回のワインド釣法にピッタリ合っていました。皆さんも手持ちのお気に入りのロッドで、一度試してみると良いでしょう。バスロッドなら十分対応出来ると思いますよ。ただし、ロンググリップがオススメです。
もちろん専用のロッドも市販されていますので、そちらを使えば何も問題ありません。

リールに関しては2500~3000番クラスで良いでしょう。私は今回、ニューセルテート2506をセットしました。

ラインは、実は一つテンヤ用のリールでしたので、PEライン0.6号のままでリーダーは4号1.5メーター。
また、鋭い歯により切られるのを防止するため、先糸30ポンドを50センチセットしました。

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鋭い歯により切られるのを避けるため、先糸は必須


 宮本流、ワインド釣法ハウツー

それではワインド釣法の基本をご紹介します。

1、キャスト

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基本的にはキャストして釣りますが、ロングキャストでもショートキャストでも構いません。
群れが船下に居るようでしたらショートキャストで、ピンポイントを狙うようにすると良いでしょう。
また、逆にアタリが遠のき、群れが散ったと思った時は、ロングキャストして広範囲を狙うと効果的です。


2、フォーリング

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キャストしたら目的の水深までルアーをフォールさせます。この場合フリーフォールが良いでしょう。
水深が浅い場合は、ボトムまでフォールさせても効果的です。


3、アクション

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基本的な動かし方は、バスフィッシングで言うなら「ミドスト」の更にスローアクション。
ただし、ヘッドが重いので、一定のレンジを通すというより下から上に探ってくる感じです。
ロッドを上下にあおるように動かしながら、リールをゆっくり巻き続けます。

この、ロッドの上下運動の際に、ティップを素早く戻してラインスラッグを意図的に出すようにすると良いでしょう。
こうすることでヘッドの形状でルアーが自然にスライドします。

潮の流れや船の流れ方によっては、リールを巻かずにそのままロッドを上下にゆっくり動かしているだけでも良い場面もあります。
後はロッドの上下の移動幅によって、ルアーの動きに違いが出ます。
それによりリールを巻くスピードも関わってきます。この辺りの調整がキモです。
ただ、リトリーブは比較的ゆっくりした方が良く、ラインスラッグを取る程度で十分です。

取材時は、タチウオの活性が高く、水面下50センチ位まで追ってくるような場面がありました。このような時には水面近くでもアクションを続け、誘い続けるとよいでしょう。
実際に起きたのですが、反転して帰っていくタチウオに対してルアーをフォールさせてヒットに持ち込むこともできました。

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タナが浅いため、水面直下でのヒットも


4、フッキング

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バイトはジグと同じで強烈に現れます。こんな時は大合わせしてしっかりフッキング。

もしもバイトだけで掛からなかった時は、リールを巻くのを止めてそのままロッドを上下に動かし誘い続けることも効果的です。

また、タチウオはフォール中にもバイトしてくることが多く、フォール中にラインが一瞬止まったり手元にクンっと感じたりすることもあります。
この場合、当然反射的に合わせますが、フォール中のバイトは中々フッキングさせることは難しいので掛からなくても仕方ないですね。

ワインド釣法は難しくはありません。慣れてくれば直ぐに身に付くと思いますが、もし分からなければ船長さんや仲乗りさんに聞くことです。分からないまま続けていては進歩しません。

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上達の秘訣は分からなければ聞くこと。船長さんや仲乗りさんは親切に教えてくれます


私は今回初めて体験しましたが、仲乗りさんにレクチャーを受けてすぐに釣れました。
非常に効率よく釣れるし、釣り方も思っていたより簡単でしたので、皆さんも是非チャレンジしてみてください。

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ワインド釣法は簡単で非常に効率良く釣れる釣りです!


宮本流、ルアータチウオの釣り方解説はここまで。
次回は実釣編として、より実践的なノウハウを交えてご紹介します。


実釣編に続く


文:宮本英彦


 補足:仲乗りさん直伝、ワインド釣法用ルアーとそのセッティング

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こちらがセットした完成形の状態


今回取材を行った船宿、深川 吉野屋さんの仲乗りさんに教えていただいた、ワインド釣法用のルアーとそのセッティングの方法についてご紹介したい。


1、専用のジグヘッドとワームを用意

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まずはワインド専用のジグヘッド(ZZ HEADなど)と、トリプルフック、アシストフック、そしてルアー(MANATEEなど)を用意。
ちなみに深川 吉野屋ではこれら一式を船中でも購入可能だ。


2、ジグヘッドにトリプルフックを装着し、バーブを潰す

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専用のジグヘッドにトリプルフックを装着。そして、後にルアーにセットする一つの針を除いて、残り二本の針のバーブを潰す。


3、ジグヘッドにルアーを装着

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ルアーの頭の部分にジグヘッドを装着。ちなみにMANATEEの場合、頭に差込用の穴が開いているのでセットする際の目安になる。
キモはルアーがまっすぐになるようにジグヘッドをセットすること。曲がった状態で装着されると、アクションを加えた時にまっすぐにダートしなくなるので注意が必要だ。


4、アシストフックを装着しトリプルフックの針先をルアーに隠す

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バーブを残した針をアシストフックのアイに装着。
最後にトリプルフックの針先をルアーに埋め込み、完成。


実釣編に続く

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