本文へジャンプします。



つり通信

旨い魚を釣りたい!食べたい! 今何が釣れるのか、爆釣願って沖に出た、業界最速の実釣レポート!

現在位置: つり通信 > 釣り方・仕掛けなど人気魚種の攻略法を紹介! ~ 沖釣りキング ~ > 【ゆるゆる釣り部】夏のバリューセット!ライトタックルタチウオとビシアジのリレー釣り 前編:鴨居大室 一郎丸

釣り方・仕掛けなど人気魚種の攻略法を紹介! ~ 沖釣りキング ~ RSS

2011年8月16日(火)

【ゆるゆる釣り部】夏のバリューセット!ライトタックルタチウオとビシアジのリレー釣り 前編:鴨居大室 一郎丸
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

夏のバリューセット!ライトタックルタチウオとビシアジのリレー釣り 前編(鴨居大室 一郎丸

⇒後編はこちら


 タチウオとアジのリレーがお得です

日付は8月4日のお話です。夏本番を迎えて、そろそろ浅場で狙えるタチウオ釣りに行こうかなと思ったのだが、釣果が安定しないのがタチウオ釣り。釣りに行くタイミングが良ければ10匹以上が簡単に釣れ、悪ければボウズも覚悟となってしまう釣りである。

以下のカッコ内、女性の声で読んでください。

「私もタチウオを釣りたいんだけれど、あれって何にも釣れない日もあるんでしょう。せっかく釣りに行くのだから、せめて夕飯分くらいはなにか釣れないと困るわあ。」

はい、そんな奥さまの声にお答えするのが、このお得なバリューセット。タチウオとアジのリレー船。ここでいうリレー船とは、午前中はゲーム性の高いタチウオを狙い、港に戻らずにそのまま手堅いアジ釣りに切り替わるという、一回分の乗船料で二度おいしい釣りなのでございます。魚が二種類狙えるので、夕飯のおかずとしても二度おいしい訳ですよ。

ここから普通の文体に戻りますよ。アジはいつでもそこそこ釣れているようだが、問題はタチウオ。前日の釣果がトップ10匹と、絶好調ではないけれど、そんなに悪くもないという状況。どっちに転ぶか微妙なところだが、とりあえずいけるときにいかないと、シーズンそのものが終わってしまうので、深く考えずにいってきた。



1お世話になったのは、鴨居大室の一郎丸さん。


鴨居大室 一郎丸:@niftyつり
住所:神奈川県横須賀市鴨居2-81
電話番号:046-841-9236
料金:タチウオ・アジリレー船 乗合1人 8,500円(エサ、氷付き)
※女性と一緒に乗船すると、女性の方が2,000円引きとなるペア割引を平日のみ実施中!また、10回乗船すると1回乗船料無料となるポイントカードのシステムあり。
備考:出船時間は7:20。
9月からはカワハギも始めます!こちらも要注目。


2タチウオ・アジリレー以外にも、ショウサイフグ、マルイカなどで出船中。


3本日の同行者は、お久しぶりの岡田カメラマン。
いつの間にかタコ漁師さんと、世界経済について熱く語り合っていた。


4撮影:岡田孝雄


 ライトタチウオの仕掛け

ライトタチウオというのは、夏場に水深15~25メートル前後の浅場にやってきたタチウオを狙う釣りで、オモリの重さが冬場の100号前後に対し、夏場は半分以下の40号前後。深場のタチウオについては、こちらを参照

ライトなオモリにあわせて、糸もPE1~2号と細めを使う。もちろんリールは手巻きでOK。竿は40号のオモリを無理なく使える1.8メートル前後のものならなんでもいいが、誘いをかけやすいように先調子の竿を好んで使う人が多いみたい。ちなみにこの船宿は夏でも冬用の道具を使ってやるというのもアリ。

私の道具は1.95メートルと微妙に長いオモリ負荷10~30号のフニャフニャした竿に、PE1号を巻いた両軸リール。リーダーにフロロカーボン5号を1メートル程付けている。

仕掛けは小さめの片テンビンに、ナス型オモリ40号。ハリスはフロロカーボン5号を2メートル、針はタチウオ用の1号で一本針、チモト部分を蛍光パイプで補強している。

竿がちょっと柔らかすぎるかもしれないが、まあ普通の道具といえるのではないでしょうか。天秤とハリスの間に水中ライトをつけるかつけないかで意見が分かれるところだが、ここの船長は付けるのを推奨派らしいよ。私は持ってきていないけど。


5これが私の道具一式。ライトアジやカサゴ釣りなどと、同じ竿とリールでOK。
固めのバス用なんかでも大丈夫みたいよ。


6こちらは常連さんの仕掛け。アームがまっすぐな天秤は仕掛けが絡みにくいとか。水中ライトをつけているのが一番の違い。今日は食いが渋いと読んで、ハリスは長めの3メートル。


7エサ釣りだけでなく、メタルジグなどを使ったルアー釣りもOK。
こちらの方はルアーとエサを両方用意して攻めていましたよ。


8餌はサバの切り身。


9水深が浅いので、エサを取られてもまた付け直せばいいという考えからか、縫い刺しよりもチョンがけをする人が多いみたい。



 ライトタチウオの釣り方

タチウオの釣り方は、基本的には冬場も夏場も同じで、仕掛けを底まで落としたら、ハリス分をすぐに巻いて、船長が指示する棚の範囲で、下から誘いつつ棚を上げていくというもの。この日は水深15~20メートルで、底から7メートルくらいまでが攻める範囲。

誘い方は人によって様々だけど、今回一郎丸さんに教わった釣り方は、竿を平行くらいに構え、チョンチョンと竿先を動かして誘い、竿を止めてちょっと待ってみて、アタリがなければ50センチ~1メートルくらい巻くという繰り返し。誘いの大きさや止める時間の長さ、巻き上げる速度などは状況を見て臨機応変に。


10まずは仕掛けを底まで落として、ハリスの分だけ巻き上げる。潮が真っ黒だわ。


11チョーンチョーンと誘うのだが、竿が柔らかすぎて、ちゃんと誘えているのかよくわからんな。


12アタリを待つ。異常なし。


カツカツという小さいアタリがあってもこれはエサの端っこを齧っているだけなので合わせずに、竿がググっと絞り込まれるまで待つのだが、この本アタリを出すのが一番の勝負どころ。

食べやすいようにエサを止めた方がいいのか、少し竿先を下げて送り込んだ方がいいのか、あるいは少し持ち上げて逃げるようにみせたほうがいいのか、正解があるようでなかったりする。その日の状況で変わってくるし、常連さんによるとタチウオごとの性格も違うらしい。食いがいい日なら、なにも考えなくて釣れるんだけどね。


13こちらの常連さんは、マルイカにも使っているという先調子の竿で、常に誘いを掛けながら釣っていた。


14岡田カメラマンは二千円で買ったという、岡田さんにとっての万能竿。
船長に「この竿だったらバッチリだよ!」といわれて上機嫌。



 渋いながらも釣れるタチウオ

さてこの日の状況はというと、潮が思いっきり暗く濁っていて、しばらくは世話をしていない実家の柿くらいに激シブ。魚探に反応はあるらしいのだが、ぜんぜんタチウオがエサに興味を示してくれない困った展開。

そんな状況の中でのファーストヒットは、なんと岡田カメラマン。満面の笑みでリールを巻いている彼が釣り上げたものは…


15「船中一匹目、来ちゃったんじゃないの?」


16_2「あれ?タチウオじゃないよね?」


17_2「これなに?食えるの?」


残念。岡田さんが釣り上げたのは、金ピカのサバフグでございました。食えるかどうかは船長に聞いてね。フグの仲間は素人判断しちゃダメよ。

この後は移動を数回繰り返し、どうにか食い気のある群れに当たったらしく、ポツポツとではあるけれど、みんなが型を見るくらいは釣れ出した。


18最初の一匹は、ルアーでやっていた私の後ろの方。


19先調子の竿で誘っていた常連さんもエサ釣りでキャッチ。


20次々にみんなが釣っていき、まだ釣っていないのは、私と岡田君だけになった。


21ルアーで釣れなくなると、エサに切り替えるという作戦で、見事竿頭で11匹。


回りはボチボチ釣れているけれど、私と岡田君だけはいまだに坊主。ある意味順当な展開といえるのだが、アタリはあるけれど、そこから本アタリをうまく引き出せない展開にイライラしっぱなし。

水深が浅いから魚とのやりとりが鮮明なので、タチウオが追うのをやめた感じや、エサがとられた瞬間までわかるのだが、どうにも私の誘い方とタチウオの気持ちがかみ合わず、針まで食べてもらえない。トークがヘタで契約まで結びつけられない営業マンみたいである。あ、それって新卒の時の俺だ。

そんな感じで私と岡田さんのビリ争いのマッチレースとなったのだが、先に釣ったのは岡田さんの方だった。えー。


22サバフグとは明らかに違う強い引き。サバであれと祈る私は心が狭いですね。


23ザ・自慢げ。


24歯が鋭いので、絶対にバス持ちとかしちゃダメよ。
歯に触れただけで切れるよ。


25その頃、私の偏光グラスは片方のレンズがとれてしまい、初期のタモリみたいになっていた。独眼竜玉置と呼んでください。


26気分を変えようと、仕掛けを全部チェンジしてみたりして。
一つテンヤ用の竿にスピニングリール、鋳込み天秤という謎の組み合わせだが、竿とオモリのバランスが悪すぎた。


27こっちがモヤモヤしている間に、二匹目をゲットする岡田君。


28しっかりと歯型のついた餌が虚しい。


29そしてついに三匹目。


30うしろではサバフグではなく立派なトラフグ!
ここはショウサイフグの船も出している船宿なので、下船後に捌いてくれるよ。


31ええと、魚ってどうやって釣るんだっけ。



 やっぱり釣れると楽しいな!

やばいよやばいよやばいって、マジの方だって(出川哲郎のマネで)。このままだと完全坊主。いくらこの後にアジ釣りが控えているとはいえ、まわりがボチボチとタチウオを釣っている中での一人だけ坊主はダメでしょう。

時間は11時半を回り、半日船ならとっくに帰っている時間。この船も、いつタチウオ釣りからアジ釣りへと切り替わるかわからない状況だ。岡田君に「テンション低いよ!」と指摘されるが、そりゃテンションも低くなるさ。

このままでは悔しいから再取材してやろうかなと思い始めたときに、まったりとしていた潮がいい感じに流れだして、カツカツっというタチウオらしいアタリがきた。

さて問題はここからですよね。上げるか、下げるか、止めておくか。ちょっと迷って、下げるフェイントを一瞬入れてスーッと竿先を上げてみたところ、竿先が水中に刺さりそうな強烈な本アタリが到来!

これこれこれ、これが夏のライトタチウオの醍醐味ですよねー。


32グングンくるのよね。楽しー。


それにしても引きが強い。水深15メートルの浅場で釣るタチウオって、ここまで引きが強いんだっけ。あ、これはもしかしたらメートルクラス? 大型到来? 指四本? と思ったけれど、釣れたのは80センチクラスの中型タチウオ。

びっくりした。このサイズでこれだけ引きが強いのか。やっぱり夏のライトなタチウオ釣りは楽しいな。釣れれば、だけどね。

しかし危ないところだった。昼前に上がる午前船のタチウオだったら坊主を喰らっていた展開だ。リレー船にして本当によかった。


33どうにか釣れたー!


この一匹で調子が出たのか、回ってきた群れと私の相性が良かったのか、30分で立て続けに3匹を釣って、先行していた岡田さんに並んだところでタチウオ釣りの時間は終了となった。

食いのいい日だったら、この夢のような時間が長く続く訳なのね。あー、またこようかな。今度はもうちょっと胴が硬い竿を持ってだな。


34はい、二匹目―!そしてすぐに三匹目ー!楽しー!


35タチウオの血抜きは、喉をハサミでチョキンと切って、海水の入ったバケツに泳がせる方法がいいですかね。


36岡田さんは四匹目かと思ったらイシモチ。


37船長、お待たせしましたが釣れましたよ!


38でかいクーラーに小さい釣果。
いや、後半のアジできっとクーラー満タンだ。


39タチウオは炙ってポン酢でいただくのが好きです。


というところで、後半戦のビジュアル系、じゃなかった、ビシアジ釣りに続きます…。

⇒後編はこちら


鴨居大室 一郎丸:@niftyつり
住所:神奈川県横須賀市鴨居2-81
電話番号:046-841-9236
料金:タチウオ・アジリレー船 乗合1人 8,500円(エサ、氷付き)
※女性と一緒に乗船すると、女性の方が2,000円引きとなるペア割引を平日のみ実施中!また、10回乗船すると1回乗船料無料となるポイントカードのシステムあり。
備考:出船時間は7:20。
9月からはカワハギも始めます!こちらも要注目。


文:玉置豊・写真:岡田孝雄

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2011年8月16日(火) 釣り方・仕掛けなど人気魚種の攻略法を紹介! ~ 沖釣りキング ~固定リンク


コラム」カテゴリの記事

釣行レポート」カテゴリの記事

玉置豊のゆるゆる釣り部」カテゴリの記事

アジ」カテゴリの記事

タチウオ」カテゴリの記事

三浦東部エリア」カテゴリの記事

鴨居大室 一郎丸」カテゴリの記事

最近の記事