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2011年7月19日(火)

【ゆるゆる釣り部】真鶴で船から狙うイシダイ釣り 前編:真鶴 八十吉丸
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真鶴で船から狙うイシダイ釣り 前編(真鶴 八十吉丸

⇒後編はこちら


 夏の冒険フィッシング

いくつになっても夏は冒険してもいい季節ということで、ひと夏の経験として、いつもだったら絶対狙わないような魚に毎年チャレンジするというのがマイルール。今決めた。ロマン万歳。

去年は南房総でイシナギという巨大魚に挑んで轟沈した訳だが(こちらの記事)、今年はその続きということで、イシナギからのイシつながりで、イシ…モチだと冒険度が低いですよねー。

私がこの夏挑むのは、あの磯の王者、イシダ…純一。靴下を履かずに皮靴で、女子プロゴルファーと腕を組みながら釣りをしてみよう。いやそういう話ではない。

もうバレバレだと思うが、この夏はドーンとイシダイを狙うのだ。イシダイ釣りというと磯釣りで狙うイメージがあるけれど、私がそれをやるのは登山未経験者が普段着で富士山に登ろうとするレベルで苦労しそうなので、船からのイシダイ釣りという超レアなジャンルに挑むのである。

幻の魚ともいわれるイシダイだが、伊東漁港でたくさん水揚げされているのを見たことがあるし、船からだったら私でも釣れる気がするんだよねー。って甘いですかねー。なんていってもイシダイだもんなー。


1イシダイとの体力勝負に備えて、夜中に牛丼とか食べちゃうよ。


2イシダイ釣りの舞台は神奈川県の真鶴。着いた途端に強風が吹いてきたぞ。


3お世話になるのは八十吉丸さん。
小錦八十吉が経営ではなく、先々代のあだ名が八十吉だったそうです。


真鶴 八十吉丸:@niftyつり
住所:神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴743-23
電話番号:0465-68-1602
料金:イシダイ船 乗合1人 8,000円(氷付き。エサのカラス貝は別料金で3,000~4,000円) ※子供は割引あり。乗船料 5,000円。
備考:出船時間は午前船が5:00、午後船が12:30。
イシダイの他、季節の魚を狙っています。これから秋はカワハギ、冬はヒラメやアマダイなど。4人集まれば仕立てでの出船も可能です。


4撮影はいつもおなじみ岡田さん。
露出度の高い格好で来て、蚊に食われまくっていた。


5知っていると思うけれど、これがイシダイという魚。もっともっとでかくなる。
これを見た岡田さんが、「イシダイって魚拓でもシマシマに写るんだ!」と驚いていた。
そんなバナナ。


 船のイシダイ狙いは超特殊

私も船釣りはそこそこ経験してきたので、魚ごとにどんな仕掛けでどうやって釣るのかはなんとなくわかってきたような気がするけれど、イシダイ釣りに関しては全く正解がわからなかった。ゴツい竿にワイヤーのハリスとか使うのだろうか。

船宿に予約の電話をした際に、特殊な釣りだから最初はとりあえず貸し道具でやることを勧められたのだが、実際に道具を見せてもらうと、確かにこれは特殊な釣りだ。


6八十吉丸には大きい船もあるけれど、イシダイを狙うのはこの小船。
平日限定の先着順で出船中。


まず貸し竿だが、オリムピックの極太カワハギ竿2.4メートル。今時のライトなカワハギ竿にはない武骨さと頑丈さである。

この竿はカワハギ用なのでもちろん先調子。イシダイというと向こう合わせの待ちの釣りというイメージだったのだが、竿先に出る小さなアタリを合わせて釣る釣りなのだそうだ。

アタリは小さいけれど、掛かったらその引きは強烈。4キロオーバーまで狙えるイシダイに対抗するために、このような竿のセレクトとなっているらしい。


7オリムピックのカワハギ竿。マニアックな貸し竿だ。


リールは普通の中型両軸リールなのだが、それに巻かれているのはナイロンの10号。もちろんPEラインでもいいのだが、岩場を攻めるため根擦れの強度、強烈な引きに対抗するためのクッションの役割などから、あえてナイロン糸が巻かれている。

そして使う仕掛けも独特の胴突き二本針。


8こんな太い道糸を使う釣りってはじめてかも。


9同船した常連さんは、手作りの穂先が超柔らかい竿に、ダイワのバイキングというこれまたマニアックなリール。糸はテフロンを使用。


10仕掛けは道糸に二股サルカンを結び、捨て糸20センチに小田原型オモリ30号。
そしてハリスは8号を30センチ。


11ヒラメ仕掛けのような二本針。針は伊勢尼や磯尼などの太軸を使用。
二本の針が同じ方向を向いている必要があるそうだ。


常連さん曰く、「船のイシダイは、いろいろな釣りをやってきて、最後にいきつく釣りのひとつ」なのだそうだ。

なにがなんだかわからない初めてだらけのイシダイ釣り。異文化コミュニケーション万歳。狙う魚がイシダイだけに、おかみさんからはいけば必ず釣れるような釣りじゃないよと脅されたけれど、さっきから心が躍りっぱなし&顔がニヤニヤしっぱなしになっている。


12寡黙だが、釣りのことはなんでも教えてくれる船長。



 エサは大粒のムラサキイガイ

竿も仕掛けも独特な船のイシダイ釣りだが、使うエサも変わっている。船宿が用意する餌は、ムラサキイガイとかカラスガイとかムール貝と呼ばれている黒い貝の大粒のもの。イガイだけに意外である。

このエサを見たカメラマンの岡田さんが「もったいない!」を連発していたが、ムラサキイガイだとピンとこなくても、ムール貝という名前で売られていれば、ワイン蒸しにでもしたらおいしい貝だ。これを結構な量使う贅沢な釣りなので、エサ代として3~4千円くらいが船代とは別途で必要となる。

もちろん違うエサを持参して挑んでも構わないのだが、イシダイ釣りのエサってサザエやウニらしいので、余計に高くつきそうだ。


13これがムラサキイガイ。自分で剥いて使う。


14剥き方や針の付け方は船長が教えてくれるよ。
どれだけきれいに剥けるかが釣果に影響してくるらしい。
貝剥きナイフは船にあるけれど、厚手のゴム手袋か軍手は持参すること。


15針ごとに一つずつエサをつける。エサとりに弱そうだが大丈夫かな。
エサとり対策にわざと半分殻を残す人もいるとか。


仕掛けやエサの付け方などは、船長や常連さんがいろいろな経験を経てこの形に落ち着いているのだが、まだまだ研究の余地がありそうな気もする。このあたりが、ハマる人にはハマる釣りなのだろう。実は私もすでに、釣りを開始する前からハマりかけているのだが。

使う竿は先調子でアタリをとる釣りだというし、自分で貝を剥いてそれをエサにするあたり、カワハギ釣りに通じるところがあるようである。ただ、狙う魚のサイズが全然違うので、その釣り方もちょっと違うんだな。

というところで、次回に続きます…。

⇒後編はこちら


真鶴 八十吉丸:@niftyつり
住所:神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴743-23
電話番号:0465-68-1602
料金:イシダイ船 乗合1人 8,000円(氷付き。エサのカラス貝は別料金で3,000~4,000円) ※子供は割引あり。乗船料 5,000円。
備考:出船時間は午前船が5:00、午後船が12:30。
イシダイの他、季節の魚を狙っています。これから秋はカワハギ、冬はヒラメやアマダイなど。4人集まれば仕立てでの出船も可能です。


文:玉置豊・写真:岡田孝雄

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