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2011年3月 4日(金)

【発案者が教えるティップラン】大阪フィッシングショーレポート&真冬の釣りの注意点
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こんにちは、クレージーオーシャンの太田です。

今年も行ってきました毎年恒例のフィッシングショー。


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昨年秋、一気に盛り上がったティップラン。今年も今から2011年秋に向かって各社新製品を開発中ということで、今回は会場で発表になった新製品の一部をご紹介したいと思います。


 マルキュー(エギ)


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マルキュー折本氏、山口氏とダートマックスTR


まず、マルキュー、新製品ダートマックスTR30g全6色が、2月中旬に発売となります。「エギリー・ダートマックスTR」はボートエギング専用に開発されたスペシャルアイテムです。アクションのキレとシャクリ感の軽減を目的にヘッド部分の布を排除し、しかもウエイト一体成型により、コンパクトなシルエットにも関らず自重が大幅にアップ。驚異的な底取りスピードと着底感を得ることが可能となり、攻略が困難だった深場や激流エリアにもアプローチ出来ます。
カラーは全6色で、どれも人気のあるカラーばかりです。
発売前から人気は非常に高く、最初は生産量が少ないため、発売されても店頭に並ぶのは少量になると思います。
あとでご紹介させていただきますが、フィッシングショーの1週間前に折本氏、山口氏と実釣に行ってきましたので、最後にご報告をさせていただきます。


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 バレーヒル(エギ)

次はいつもお世話になっているバレーヒルコーナー。
「ティップラン」の名付け親、大西さんに新製品のスクイッドシーカー35gを見せていただきました。


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バレーヒル大西さんとスクイッドシーカー35g


30gでは底取りが困難だった状況や、よりディープなポイントを攻めるのに有効なデザインになっています。
使用感は30g同様。単にヘッドにウエイトをプラスしただけでなく、専用設計デザインなので、重さは増えてもシャクリ心地は変わりません。さすがです。


 ハリミツ(エギ)

次はハリミツから発売になるティップラン専用エギです。
個人的に実際に使用したことはありませんが、新しいモデルの発売により市場も広がることから、良いことだと感じています。


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サイズは30gと40gとなり、それぞれの形状は全く違います。発売が楽しみです。

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 ヨツアミ(ライン)

次はラインです、現在ティップラン用として発売されている、0.4号のエギングラインはバリバスだけだと思うのですが、ヨツアミからも発売されることになりました。
以前から、チームの皆で使用していた、GソウルPEに0.4号、0.5号、0.6号の200Mモデルが追加になり、ラインカラーも従来のホワイトカラーから、5色分けされたラインカラーに変わり、エギングだけでなく、ひとつテンヤ等にも対応出来ます。


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GソウルPE


そして、3本組のPEラインもGソウルPEX3も同時発売となります。


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GソウルX3


価格的にはかなりリーズナブルとなり、ティップランのメインラインは、0.4~0.6号となりますので、お財布にも優しいラインが発売になることは嬉しい限りです。


 オリムピック(ロッド)

前回は、オリムピックの新作ロッドとしてカラマレッティープロトタイプTipo-L782モデルをご紹介しましたが、ヌーボカラマレッティーにも782モデルが発売となり、価格も3万円を切っているということで、非常に高性能モデルが購入しやすくなったといえます。
ダイワの新製品、ソルティストST-79LM-Sも展示されていますので、次回国際フィッシングショーの時には、各ブースで手に取って体感して下さい。
ティップランに関係する商品は各社、今秋に向かって開発中ということでしょう。

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 フィッシングポイント志摩さんでの釣行

さて、冒頭でもご紹介させていただきましたが、今回はダートマックスTR30gを使っての実釣報告をさせていただきます。
フィッシングショーの1週間前の1月29日、マルキューの折本氏、山口氏、チームの御堂君と4人で、三重の春のデカアオリで超有名な「フィッシングポイント志摩」さんを訪れました。


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マルキュー 折本氏と山口氏


当日の水温は13度前後と、この地域でアオリが釣れる最低水温に近く、当日の状況下ではアオリが釣れるのかどうか微妙な状態でした。下手したらエギのテストだけになるのかと思って実釣に望みました。
しかし、志摩沖を知り尽くしたFP志摩の谷口船長。この厳しい条件下でもアオリの着き場を探してくれ、何とか4人で11パイのアオリを釣ることができました。当日の厳しい条件下では十分すぎる結果でした。


 ダートマックスTRについて

ダートマックスTRの最初のプロトを手にしたのは昨年の3月。それから8ヶ月の時間を経て、どんな仕上がり具合なのか楽しみにしていました。

まず、見た目のデザインです。一言で言うなら(当然ですが)「カッコいい」です・・・。ヘッド部分が初期モデルよりシャープになり、いかにも水切りが良さそうな印象を受けました。カラーも従来のダートマックス同様、いかにもマルキューらしい鮮明なカラーが売りです。
次に使用感ですが、ダートマックスTRの沈下速度は同じ30gのスクイッドシーカーより早く沈みます。これはボディー素材の違いによるものです。
水中でもスクイッドシーカー同様に動いているのが、竿の抵抗で良く分かります。では、スクイッドシーカーとダートマックスTRの使い分けはどのようにすればよいのでしょうか。


 使い分けはアオリの活性に応じて

私が両方使って思うことですが、使い分けはアオリの活性に応じて行うことです。
アオリイカの活性により、沈下速度が速い時、遅い時でそれぞれへの反応が変わってきます。
1日の中でも状況により、使い分けが必要となることが多くあります。使い分けの重要性については、入れ食いの時にはあまり差を感じることができないと思いますが、渋い時ほど沈下速度やカラーにより釣果に差が出てきます。さらに不思議なもので、これに竿のアクションが加わると、あちらは入れ食い、こちらは全くなんてことは良くある話です。


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マルキュー 折本氏


 冬場に発生、黒潮による水温変化とその影響

カラーセレクトによる釣果への影響として、面白い事例がありますのでご紹介しましょう。

11月~12月には水深60mで釣れていたアオリですが、1月になるとこれが結構浅いポイントで釣れるようになります。
その理由を考えてみましょう。ここからは私の想像による部分も含まれていますがご了承ください。

11月、12月と水温が下がるにつれ、エサになる小魚も深場へと落ちていきます。それに付随し、アオリイカもエサを追って深場に落ちます。1月になると水温は1年で一番低くなりますが(実際の最低水温は雪代の影響で、3月くらいですが)、1月頃の水温で安定すると、それ以上は深場に落ちなくなります。理由にはいろいろなものが考えられますが、人から聞いて私も参考にしているものとして、黒潮による水温への影響があります。

太平洋側で、冬場に大きく釣果に影響するのは黒潮です。黒潮が接岸したり、反転流が入ったりすると、水温は大きく変化します。特に黒潮の影響の出る時期は、1月~4月です。以前2月なのに水温が20℃近くある状況が続いた時には、真冬なのに爆釣ということがありました。


 黒潮影響下での注意点:その1 「エギのカラーセレクト」

黒潮の水色はクリアな場合が多く、その時にはエギカラーもマッチしたものに変える必要があります。
特に、クリアな時にはオレンジなどのアピール系より、ナチュラル系のカラーの方が、良いように思います。
ジギングによく行っていた時にも、夏場はブルー系、冬場はゴールド系など、潮、場所によりカラーローテーションを行うことで、好釣果につながっていました。カラー選択はエギングにおいても有効であるように感じています。

ちなみに、黒潮と水温に関して私が参考にしているサイトはこちらの2サイトです。

海上保安庁 海洋速報&海流推測図

水温については、こちらでもチェックしていますので、ご参考に。

水産総合研究センター リアルタイム海洋情報収集解析システム


 黒潮影響下での注意点:その2 「深度」

遊漁船の場合、ポイントを良く知っている船長がアオリの動きを見てポイントへ連れて行ってくれますが、レンタルボートやマイボートの方に冬場の釣りで特に気を付けていただきたいことがあります。
12月に水深50m以上で釣れていたアオリが2月になると、その水深では釣れにくくなる場合があるのですが、11月~12月にいい思いを経験された方は、同じ水深を狙ってしまう良くある症状、名付けて「ティップラン症候群」が発生します。
どうしてもディープでの感覚が忘れられず、釣れなくなるとすぐに深場で釣りをしてしまうといった症状です。
釣れないとどうしてもより深くを釣りたくなるのですが、実はとんでもない浅いポイントにいる場合もあり、これからの時期は特に注意が必要です。40m以上のディープはポイントから外しても、いいかもしれません。
場合によっては、ティップランよりキャスティングが有効になる場合もあります。
ただ気を付けていただきたいのは、この時期のアオリはすぐに深場に落ちる時もあり、ディープとシャローを行き来します。ポイントを決め付けず、その日のベストな釣り方を見つけて下さい。

目安となるポイントは、デープエリアに隣接したシャロー、分かりやすいのは、岬回りが代表的なポイントになります。年中アオリが釣れる場所ですが、特にこの時期には有効です。
フラットな場所より変化が激しく、エサのベイトが集まりやすいからです。
攻める時には起伏が激しいので、根掛りには細心の注意をしなければなりません。
しかし、この季節のアオリの動きを掴むことが出来たら、春のビッグアオリに出会えるチャンスも高くなります。

みなさんも、この時期の価値ある1パイを手にして下さい。


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ダートマックスTR40gプロトモデルにて


文:太田武志
協力:フィッシング遊


 発案者が教えるティップラン:バックナンバー

【発案者が教えるティップラン】タックルの基本 (第1回)
【発案者が教えるティップラン】釣り方の基本 (第2回)
【発案者が教えるティップラン】エギのセレクトと使い分けの基本 (第3回)
【発案者が教えるティップラン】実釣を通して解説する真冬のティップランエギング (第4回)

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