本文へジャンプします。



つり通信

旨い魚を釣りたい!食べたい! 今何が釣れるのか、爆釣願って沖に出た、業界最速の実釣レポート!

現在位置: つり通信 > 釣り方・仕掛けなど人気魚種の攻略法を紹介! ~ 沖釣りキング ~ > 【発案者が教えるティップラン】実釣を通して解説する真冬のティップランエギング

釣り方・仕掛けなど人気魚種の攻略法を紹介! ~ 沖釣りキング ~ RSS

2011年1月31日(月)

【発案者が教えるティップラン】実釣を通して解説する真冬のティップランエギング
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは、クレージーオーシャンの太田です。
皆さん、今年の初釣りは行かれましたか?私は1月3日に地元三重の志摩沖、5日には2度目の関東、神奈川県平塚の庄三郎丸さんからティップランでアオリイカを狙いに行きました。
今回はこの2回の釣行と、真冬のティップランについて解説したいと思います。


 1月3日志摩沖でのティップランの結果は?

最初に3日の志摩沖です。
この日はクレージーオーシャンの元座氏の船で出船、今の季節には珍しいくらいの良い天気の中での釣行となりました。
船の流れ具合は少しでしたが、それでも一応流れてはいたので、何とかティップランは成立しました。
当日は水深40~50メーターまでを中心に狙いました。当日の流れ方なら、スクイッドシーカーでも底取りは簡単だったのですが、あえて早く沈めるのが目的でノーズコーンシンカー25g仕様のシーカウボーイを選択しました。その日の活性により、スローに沈めるのが良い場合と、早く沈めても良い場合があります。秋の高活性時なら水深もそれ程深くなく気にせずに釣る事ができますが、冬の場合、1日にアタリの出る回数は10回未満、釣れるアオリの数も5ハイ以下なんて事は当たり前です。少しでも手返しを早くする事により一流しで誘う回数が増えれば、それだけ釣れる数やアタリの数も増えるという事です。

さて。そんな中、シャクリを止めた状態からロッドをスーと引いた瞬間にティップに重みを感じ、その瞬間にフッキングを入れて今年最初のアオリイカをゲットする事ができました。

Image001_2
今年初アオリは「シーカウボーイ+ノーズコーンシンカー25g

ジークラック シーカウボーイ、ノーズコーンシンカーの購入はこちら

真冬のティップランのアタリは生命感のあるアタリではなく、フックにゴミが掛かったイメージのアタリです。ロッドを止めた状態ではアタリを感じる事はできません。
ロッドを少し引く事により感じる事ができるこのアタリは、真冬の無風状態に良く発生します。おそらく今シーズンからティップランを始められた方にとっては、イメージがわかないかもしれませんが、これは絶対に頭の中でイメージして下さい。
このアタリ、厳密に言えばエギの動くスピードにも関係していると思います。
風が吹いている状態では、冬であってもロッドを止めた状態でもエギはそれなりのスピードで流れています。当然そのエギをエサだと思っているアオリは、それなりのスピードでエギをキャッチしにきます。この際、スピードがあるのでリアクションでティップにアタリが出る可能性は高いのですが、逆に無風状態の低活性時には、ゆっくりとアオリがエギに近づき一瞬触るだけであったり、今回みたいにアオリの重さだけだったりする場合があるのです。

全く同じアタリで、元座氏も今年初のアオリをゲットし、サイズもキロオーバーと良い型でした。

Image002
チームクレージーオーシャンの元座氏の第一号はキロUP


Image003
西田氏のボートに乗船の堀江氏は、1.7キロのナイスサイズをゲット


この日はその後もポツポツとアタリがあり、何とか二人で10パイほどのアオリイカをゲットする事ができました。

Image004
元座氏と2人の釣果、キロUP3ハイを含む10パイゲット。


 1月5日、庄三郎丸さんでのティップランの結果は?

5日は関東で初めての遊漁船、庄三郎丸さんにお伺いしました。
翌日に関東での仕事があり、たまたま前日が庄三郎丸さんのHP上、ティップランエギング乗り合い日だったのでこちらの船宿さんを予約することにしました。

Image005
平塚の庄三郎丸さんから出船


最近ノーズコーンシンカーでお世話になっているダイナミックスの青木氏にも電話したところ、同行していただけるとの事で一緒に釣行しました。

Image006
関東の方は当たり前の景色だと思いますが、海から見える富士山は本当に綺麗でした


朝7時出船でポイントに向かいます。ポイントは江ノ島沖、水深は10~35メーターまでのブレイクとフラットを流しました。
最初はアタリがありませんでしたが、しばらくすると同船者に待望のアオリ。そして自分にも待望の1パイ。この日の釣果は船中アオリ11ハイで、竿頭は3ハイでした。

Image007_2
今年、最初の関東での1パイ、スクイッドシーカー30gにて

バレーヒル スクイッドシーカーの購入はこちら

水深が30メーター前後までのポイントが多く、風もほとんどなかったので、スクイッドシーカーを選択しました。
この日は狙っていたポイントでのアオリの活性が非常に低く、結構苦労しました。
そして青木氏にもアタリがあり、見事にアオリをゲット。
青木氏によると「こんなにアオリのアタリが小さいとは思わんかった」と言わせるくらいのかすかなアタリを合わせて釣ったそうです。

Image008
青木氏の今年初のアオリイカ


その後、沖上がりの2時までに、アオリ2ハイを追加して終了となりました。厳しい条件下でのティップランでしたが、いろいろ勉強になる1日でした。


 真冬のティップランエギングで注意する点

さて、今回はこれからが本題です。真冬のティップランエギングについてです。

真冬のティップランで、一番気をつけたいポイントは「間違いなく、アタリの数だけ取る努力」です。毎年1月、2月の厳冬期には、アタリの数が1日で5回前後、釣れるアオリも5ハイ未満なんてことが良くあります。アタリのあったアオリは必ず釣ると思っていても、どうしても集中力が欠けてしまい、「アッ」なんてことはたくさんあります。
では、どうしたらこの部分を解決できるのか?まずは、自分に合ったタックルを選ぶということです。特に真冬のティップランエギングでは本当にアタリは小さく、専用ロッドでないと絶対に難しいです。

真冬は秋の様な爆釣はあり得ません。最初から厳しいというイメージを頭に入れ、一回一回のアタリを絶対取る気持ちが何より大切です。
12月までのアオリのアタリは、ティップが戻ったりモゾモゾとした後に、ティップを押さえ込むアタリが結構な割合で発生します。押さえ込んだ時に合わせている方も結構多いと思いますが、特に真冬の無風状態では、このような押さえ込むアタリはわずかです。
真冬のティップランでは、ティップが戻るだけでそれで終わりなんてことは当たり前。その瞬間が分からなければ釣果は激減。下手したらボウズなんてことも。まだ少しでも風が吹いて船が流れている時の方が、アタリは出やすく釣りやすいかもしれません。


 タックルバランスによりエギの動きは大きく変わる

先ほども書きましたが、エギの動くスピードやそれによるアタリの出方との間には、タックルバランスが大きく関係してきます。

例えばこんな話があります。
当初、ティップランの名前がまだなかった頃は、Nリグ(アゴリグ)と呼ばれる釣り方(エギのヘッド部分にナス型オモリなどを付ける)が行われていました。この釣り方では、エギ本来のダートアクションは少なくなり、上下方向だけの動きが中心となります。この釣り方をしていた際のエギへの掛かり方は、触手だけで掛かっていることがほとんどといった印象でした。

その後、エギのジグヘッド仕様→スクイッドシーカーとなるにしたがい、フッキングする場所がアオリの胴に近い部分へと移動していきました。これらの話は水深30メーター以内での話なのですが、これは水中でのエギの動きが変わると、フッキングの位置も変わること示唆しています。 すなわち、タックルバランスにより変わったエギの動きは、フッキングにも大きく影響してくるということです。


 アタリを取るにはベストなタックルバランスが重要

釣り人の方ならお分かりになるかと思いますが、水深30メーター以上で底を取った場合、糸フケの量は一体どれくらいになると思われるでしょうか。また、ティップランエギングではドテラ流しで糸もどんどん出ている状態。この状況下において竿でシャクリを入れても、実はそんなにエギは動いていません。底を取った後の巻きジャクリで、10回前後リールを巻いても、実際には底からは5メーター位しか動いていないと思われます。
なおかつこれは、真冬に使用しているPE0.4号での話です。これがPE0.6号になると、同じエギを落とした時の差は誰が落としても一目瞭然。ハッキリした差として表れます。今まで0.6号しか使われた事のない方は、ぜひ一度0.4号をお使い頂ければ、その差がハッキリとお分かりになることでしょう。
ラインにかかる水の抵抗は、明らかにエギの動きに影響してきます。したがって当然、ディープではラインを細くすることが有効ですが、付随してロッド、リールもベストなバランスでエギングを行わないと、すぐにラインブレイクなんて事が起こりえるでしょう。真冬の価値ある1パイを取るためには、ベストなタックルバランスが必須となるのです。

そして前述したように、12月までのティップランと1月~2月のティップランでは、全く別の釣りと考えても良いほどアタリの出方が変わるという事をしっかり頭に入れてエギングをして下さい。
これらに気を付ければ、必ず納得のいく1パイを釣る事ができるでしょう。真冬の1パイこそ、ティップランを上達させる上で絶対に重要な1パイです。


 今年のフィッシングショーでの注目商品は?

もうすぐ大阪フィッシングショーが開催となります。
今回のフィッシングショーでは、いろいろなメーカーからティップラン用品が発売されると思いますが、そんな中、注目の商品が2つのメーカーから発売されます。フィッシングショーでは必ず手に取って触ってみてください。
まず1本目はダイワの新製品、商品名はST79ML-Sです。

Image009
ダイワ ST79ML-S


取り急ぎ少しだけのご紹介になりますが、この竿は使い勝手が非常に良く、誰でもティップランが楽しめる仕様になっています。

もう1本はオリムピックから発売される、カラマレッティーTipo-L 782L-LEと呼ばれるモデルです。このモデルは、超軽量、超高感度で、今までのティップランロッドとはまるで違う異次元の仕上がりが魅力です。

Image010
オリムピック カラマレッティーTipo-L 782L-LE

オリムピック カラマレッティーTipo-L 782L-LEの購入はこちら

本当はもっといろいろなお話をしたいのですが、詳しくは大阪フィッシングショー明けに改めてご紹介したいと思っています。


 今後はさらに細分化が進むティップラン

今回は真冬のティップランについてお話させていただきましたが、ティップランを初めとするボートエギングは、今後さらに細分化するものと思っています。バスフィッシングに例えるなら、プラグオンリーで釣っていた時代から、ワームフィッシングが登場した頃の感覚です。
今後、エギのアイテムの多様化により、新たなるロッド、リール、ライン、もっとすごい釣り方が登場するかもしれません。今が最高ではなく、新たなるエギングにチャレンジする事で、もっと楽しめるエギングが生まれる可能性は十分あります。今年も機会があれば、昨年以上にいろいろな場所へ伺いたいと思っています。
今年も皆さんよろしくお願いいたします。


文:太田武志
協力:フィッシング遊


 発案者が教えるティップラン:バックナンバー

【発案者が教えるティップラン】タックルの基本 (第1回)
【発案者が教えるティップラン】釣り方の基本 (第2回)
【発案者が教えるティップラン】エギのセレクトと使い分けの基本 (第3回)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2011年1月31日(月) 釣り方・仕掛けなど人気魚種の攻略法を紹介! ~ 沖釣りキング ~固定リンク


発案者が教えるティップランエギング」カテゴリの記事

アオリイカ」カテゴリの記事

エギング」カテゴリの記事

平塚 庄三郎丸」カテゴリの記事

相模湾エリア」カテゴリの記事

最近の記事