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旨い魚を釣りたい!食べたい! 今何が釣れるのか、爆釣願って沖に出た、業界最速の実釣レポート!

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2011年1月24日(月)

【ゆるゆる釣り部】深場タチウオ&ビシアジのゲーム&収穫リレー 前編:久里浜 久里浜黒川丸
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深場タチウオ&ビシアジのゲーム&収穫リレー 前編(久里浜 久里浜黒川丸

⇒後半のビシアジ釣りはこちら


 深場のタチウオをやってみたいが坊主が心配

昨年末から年明けにかけて一気に好調となった深場のタチウオ釣り。この時期はサイズが大きくなって脂もノリノリ。夏場のタチウオ釣りに行きそびれたこともあって、ぜひシーズンが終わる前に一匹は釣ってやりたいところなのだが、釣果が安定しないのがタチウオ釣りの怖いところ。

たとえ前日まで好調に釣れていても、いざいってみたら坊主でしたという可能性が、オシャレなカフェのスピーカーがBOSEである確率くらいある釣りなので若干の躊躇をしていたのだが、久里浜の黒川丸ではタチウオとアジのリレー船をやっているというじゃないですか。朝のうちにタチウオ釣りというギャンブル性、そしてゲーム性の高い釣りを楽しんだあと、釣果が固いビシアジ釣りでお土産を確保という、攻めと守りの最強コンビネーション。これはいくしかないでしょう。


タチウオ
久里浜というとちょっと遠いようなイメージがあったのだけど、
近くまで高速がずっと続いているので、そんなに遠く感じなかった。


久里浜 久里浜黒川丸:@niftyつり
住所:神奈川県横須賀市久里浜7-4-3
電話番号:046-835-2602
料金:タチウオ&アジリレー船 乗合1人8,200円(エサ付き)
※HPの割引券を印刷して持参すると500円の割引があります。
備考:出船時間はA.M.7:15。
仕立船のご予約も受付中。平日は6人以上、土日は8人以上で出船できます!



タチウオ
前日の釣果は1~5匹と微妙。マダイよりも厳しいかも。
ただアジは14~53匹と好調の様子。


タチウオ
船宿と駐車場と船着き場がバラバラなのだが、いく順番は、
船宿で受付→船着き場で荷物を下ろす→駐車場に車を止める→徒歩で船着き場。


タチウオ
船が新しくてとってもきれい。


タチウオ
トイレもピカピカ。女性でも安心して来れそうだ。


タチウオ
この時期、朝は凍っていてツルツル滑る場合があるので気をつけて。
そう、私が滑ったのです。


タチウオ
ライフジャケットを持参するとお水がもらえるよ。


タチウオ
毎回タオルを一枚ダメにするので、
タオルを借りられるのがとてもうれしい。


 タチウオ釣りの仕掛けと釣り方

冬場のタチウオ釣りは5年前に一回やっただけで何一つ覚えていないので、出船前に船長から仕掛けや釣り方などをじっくりと伺わせていただく。


タチウオ
釣り好きオーラが出ている若い船長。
作ってきた仕掛けをチェックしてもらうのって緊張するね。


まず竿は2メートル前後の7:3調子の先調子がエサをイメージ通りに動かしやすく、またアタリを取りやすいのでオススメとのこと。食い込みやすさ優先で柔らかい竿を好む常連さんもいるので、自分の釣り方に合った竿を選ぶ。ちなみに船長が使っているのはマルイカ用。ビシ竿でも大丈夫ということなので、私は手持ちのアルファタックルのビシ竿で頑張ってみる。電動リールを使えるような竿をこれしか持っていないんだよね。この竿のシリーズでタチウオ&アマダイ用のタチアマとかいう竿があるらしいので、この前のアマダイ釣りの前にでも買うべきだったかな。リールはダイワのレオブリッツ400で糸はPE4号。


タチウオ
深場は毎回この竿とリールのセットでやっています。

タチウオ
天秤にオモリ100号をぶらさげる。道糸がPE3号だったら80号でOK。


今の時期は狙う場所が水深80メートル前後の深場なので、水中ライトの使用がオススメ。なければケミホタルでもOKなのだが、私は両方持ってきていなかったりするのでナシ。着ける場所は天秤の下、仕掛けの一番上。水中ライトは点滅するタイプや常時点灯タイプ、そしてカラーなどいろいろあるが、どれがいいとは言い切れないそうなので、そこは各自のお好みで。


タチウオ
水中ライトはこれくらいの小型だそうです。次回は試してみようかな。


タチウオの仕掛けは一本針と二本針があって、浅場は一本針、深場は二本針というイメージがあるけれど、この船宿では冬場でも半々くらいらしい。そして一本針のほうが結果的によく釣っている人が多いそうだ。あら、二本針で作ってきちゃった。

タチウオがすぐ食うようなら針が二本あったほうが有利だが、食いが渋くて一匹ずつ拾っていくような状況であれば、一本針で丁寧に誘っていく方がいいらしい。どちらの場合も仕掛けの全長は2~3メートル程度。ハリスは太いと食わないという魚ではないので5~8号程度。歯がものすごく鋭いので、針を結んだところをゴム管などでカバーする。船長はシンプルにハリス5号3メートルの一本針。

エサはサバの切り身が支給される。水中でヒラヒラとアピールするように、皮からちょこんと刺すチョン掛けが基本。背側と腹側、どっちを上にするかはお好みで。アタリが多くてすぐに餌がとられてしまう時は縫い刺しにするそうだ。


タチウオ
左がチョンがけ、右が縫いざし。
ゴム管の長さをケチったことを後で後悔することになる。


道具の説明が終わったら、この釣りで一番の肝となる誘い方と食わせ方についての授業。まずタナの指示は、上から○メートル~○メートルという指示か、底から○メートルの範囲という指示なのだが、今の時期はほとんど底から探っていくスタイル。

まず底まで仕掛けを落としたら、すぐにハリス分だけ巻き上げて、チョーン、チョーンと二回くらい竿先を上下に動かして誘ってあげて、そのあとにゆっくりスーっと竿を上げながら聞き合わせる。そして聞き合わせた分だけ(1メートル程度)竿をおろしながらリールを巻き、またチョーン、チョーンと指示棚の一番上まで誘っていく。チョーン、チョーン、スー、巻き巻きの繰り返しなのである。


タチウオ
チョーン、チョーン


タチウオ
スー、巻き巻き


誘ってアタリがあったら、そこで一回動きを止める。最初のアタリは餌のはじっこをかじっているだけなので、そこで合わせても絶対に針掛かりはしないらしい。ここで止めてガブガブっと食い直してくるのを待つか、なかなか食ってこないようなら、またチョーン、チョーンという誘いを同じ棚で繰り返す。この止める、誘うを状況次第でうまく駆使してタチウオに針までどう食わせるかがこの釣りの醍醐味なのだそうだ。

タチウオが針まで食べたら竿先が大きく海面に刺さる勢いで持っていかれるので、そこではじめて合わせる。

アタリがあってからさらに誘って食わせるという独特の釣り、これはどう考えても楽しそうだ。


 タチウオの釣り場までは僅か15分

この日のタチウオ釣り場は観音崎沖なので、久里浜からは僅か15分程度の短い船旅。家から船宿までの移動距離はちょっと長めだけど、港から釣り場までが近いので、釣りをする時間が長くとれるのがうれしい。だからこそタチウオとアジのリレーが可能なんだろうね。

到着したポイントにはどんどんとタチウオ狙いの船が集まってきており、さっそく私も釣り開始。とりあえずは作ってきた二本針仕掛けにエサを縫い刺しという、古典的深場タチウオスタイルでやってみることにした。ちなみに昨日の釣果が悪かったからか、この船のお客さんはもう一人だけだったりする。

本日の目標は、とりあえずタチウオ1本!アジ10匹!


タチウオ
お、五年前にタチウオを釣った小川丸を発見!


タチウオ
こちらのお客さんはカスタマイズして超先調子にした竿を使用。
先週、タチウオでかなりいい思いをしたらしい。


出発前に船長から教わった通り、まず底まで落として仕掛け分だけ糸を巻く。水深は80メートルちょっと。チョーン、チョーンと誘って、スーっと聞き合わせ。リールを巻きながら竿を下ろし、またチョーン、チョーンと誘っていく。そして 5メートルほど誘い上げてきたところで、クック、クックという青い鳥的なアタリが早くも到来。さあ、ここからがタチウオ釣りの本番開始だぜっと思ったら、いきなりグーンと引っ張られた。予想外の展開にオロオロしながらなんとなく竿を立てて合わせてみると、確実にフッキングしているようだ。引きの強さはそこそこあるが、これってタチウオなのかな。


タチウオ
うーん、なんだかよくわからなかったけれど、とりあえずファーストヒット。


最初の一匹なので電動リールの速度をちょい遅めにして大切に巻き上げる。水面まで上がってきた魚は細長…くない。あれタチウオじゃないなと首を右側に35度傾けながらハリスを持って引っこ抜く。

ここで急ですが、東幹久さんのモノマネをします。

「やべ、タチウオ・アジリレーなのに、先にアジ釣っちゃった。」


タチウオ
まさかのサバをエサにアジ。


タチウオ
堂々のドドスコスコスコ、アジ36センチ。


タチウオ
そしてその隣では、船長が操船しながらサバを釣っていた。
ええと、何を釣りにきたんだったかな。



 そして二投目で本命タチウオを釣った!

いきなりのナイスサイズのアジに心が弾んだのだが、ファーストラウンドはタチウオ釣りなので、たとえ36センチでもアジを釣って大喜びしている場合ではない。気を取り直しての二投目、同じように底から誘っていくと、今度は71メートルでガツガツっというアタリが来た。


タチウオ
スーっと聞き合わせをした後に糸を巻くのは「チョイ巻きボタン」が楽。
ほとんどハンドルを触らずに体力を温存しながら釣りができる。


すぐに竿を止めてちょっと待ってみる。ドキドキ。もうちょっと待ってみるか。ハラハラ。待ってもダメなら誘ってみるか。チョーン、チョーン。うーん、まだ食わないか。どうしようどうしよう、あ、またガツガツっときた。と思ったらドーンと竿先が真下に持っていかれた。きたー!なにこの釣り、かっこいい!アタリがあってからさらに誘うというのが新鮮!


タチウオ
アジとは引きが全然違うっす。


なるほど、これがタチウオ釣りの前アタリから本アタリまでの流れか。初対面から何度かのアプローチをして契約へと結びつけるこの敏腕営業マンのようなやりとり、人間相手だとちょっと恥ずかしくて無理だけど、タチウオが相手なら私でも楽しめる駆け引きだ。

これで上がってきたのがまたタチウオ以外の魚だったらおもしろいのだが、釣れたのは90センチオーバーの本命タチウオ。やはり冬場のタチウオはサイズがいいね。


タチウオ
本日の第一目標達成!


タチウオ
指3.5本というところですかね。
歯の鋭さが半端じゃないので、必ずペンチなどで針をはずすこと。


昨日の釣果があまりよくなかったようなので心配していたのだが、この日は開始早々から仕掛けを落とすたびになんらかのアタリがくるという幸せな時間が訪れた。入れ食いという感じではなく、誘っていくとどうにかアタリが出るという程度だが、それくらいが楽しかったりするよね。

ただそこはすぐに針までは食ってくれないタチウオ釣り、なかなかここから本アタリを出すのが難しい。リズムに乗っているときは何も考えなくても連続で釣れるのだが、一度釣り逃すと迷いだしてしまって、せっかくのアタリを無駄にしてしまうんだな。

長めに待ってみたり、すぐに何度も誘ってみたり、場合によっては弱った魚をイメージして竿を下げていったり、逆に逃げる魚をイメージしてゆっくりと竿をあげてみたりと、あの手この手でタチウオにアピールをする。

この釣り、「竿を持っている自分にしかわからないタチウオとのやりとり」がなんともモヤモヤしつつも猛烈に楽しい。


タチウオ
連続して二匹を釣りあげたお隣さん。船長から
「いつ釣れなくなるかわからないから早く写真撮って!」
とのアドバイスがあった。


タチウオ
しかしすぐにメートル級の良型をゲット!


タチウオ釣りのアタリがあってから誘って食わせるという独特のゲーム感覚にハマってきて、ようやくおぼろげながらコツのようなものを掴みかけてきたところで、残念ながら10時前に食いがピタリとストップしてゲームセット。

結局釣れたのは6本。アタリはこの倍くらいあったので、うまくいけば二桁は釣れていたかもしれない。ちなみに二本針で最後までやったのだが、全部下針に食いついてきたので、やっぱり今日のようなアタリの少ない日は一本針が正解だったようだ。

次は水中ライトを持ってきたり、ハリスを切られなくする方法を考えたりした上で、すぐに再挑戦したいところである。まだタチウオ未体験の人は、シーズンが終わってしまう前に、坊主覚悟でとりあえず一度チャレンジすることをお勧めします。


タチウオ
タチウオ釣り、たのしい。


タチウオ
釣ったワカサギをエサに持ってきてみたのだが、餌持ちが悪くて不発。
特エサになると思ったんだけどなー。


タチウオ
ハリスをカバーするゴム管が短かったのか、
せっかくの大物にハリスを切られたオサラバされた。


タチウオ
今までみた中で、一番見事に膨らんでいたフグ。


タチウオ
予想よりは全然釣れて無事6匹。
もう一時間、釣れる時間が続いてくれればという感じだったかな。


 先にタチウオ料理の紹介をします

タチウオ釣りのあとはアジ釣りの紹介となるのだが、時系列を無視して先にタチウオ料理の紹介をします。なぜならタチウオシーズンがもう終盤で、正直いつ終わるかわからない状況だから、読んだ人が行くなら早く行ってほしいから。冬のタチウオ、おいしいんですよ。


タチウオ
背びれに沿ってある骨は、深くV字に包丁を入れるときれいにとれる。


タチウオ
まずはタチウオの炙りから。
炙ることで皮が柔らかくなると同時に、脂が溶けて旨みが広がる。


タチウオ
細切りにして酢、醤油、ショウガで和えてみた。
さっぱりした味にコリコリとした食感が素敵。


タチウオ
塩焼きは皮がうまい。塩焼きにするときも、
背びれは取ってしまった方が食べやすいよ。


タチウオ
実はタチウオは天麩羅もうまい。アナゴ並みの長さだぜ。


というところで、長くなりましたが後半のビシアジに続きます…。
後半のビシアジ釣りはこちら


久里浜 久里浜黒川丸:@niftyつり
住所:神奈川県横須賀市久里浜7-4-3
電話番号:046-835-2602
料金:タチウオ&アジリレー船 乗合1人8,200円(エサ付き)
※HPの割引券を印刷して持参すると500円の割引があります。
備考:出船時間はA.M.7:15。
仕立船のご予約も受付中。平日は6人以上、土日は8人以上で出船できます!


文・写真:玉置豊

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