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2010年11月15日(月)

【ゆるゆる釣り部】大原で秋の一つテンヤマダイ釣り:大原 利永丸
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大原で秋の一つテンヤマダイ釣りにいってきた(大原 利永丸


 ショウサイフグから一つテンヤマダイへのリレー釣り

午前中にショウサイフグのカットウ釣りで定量いっぱいの80匹を釣ったのだが、せっかく大原まで来たのだから、もうちょっと遊んでいきたい。きっとみんなもそう思っているはずだ。

この利永丸ではお客さんの予約があれば午後にひとつテンヤのマダイ釣りに出船しているということで、ショウサイフグから一つテンヤマダイというリレー釣りに挑戦してみることにした。車の運転と合わせてトライアスロンフィッシングといってもいいだろう。※無理な運転はいけませんけどね。

まあそんなチャレンジャーなお客さんは実際少ない訳で、ショウサイフグのお客さんはみんな50匹以上のフグを持ってニコニコしながら全員帰っていき、一つテンヤ目当てで新たなお客さんが二名乗ってきた。

ここの船宿は一つテンヤを専門にやっている訳ではないため、午後船のひとつテンヤ狙いは空いている日が多いようで、この日は私を入れて三名での優雅な釣り。一度空いている船で一つテンヤをやってみたかったので大変うれしい。


船宿:大原 利永丸:@niftyつり
住所:千葉県いすみ市大原10094-1
電話番号:0470-62-4601
料金:ひとつテンヤマダイ 乗合1人11,500円
備考:集合11:50、出船時間は12:20。



テンヤ
1リットルのペットボトルを持ち込んで丁寧なドラグ調整をしていた常連さん。
私も借りて調整したので、大物が来てもきっとバッチリ。


テンヤ
大原は湾内の方が波がすごい時があるようです。
ザッパンザッパン。


 秋の一つテンヤは浅場でのラクチン釣り

この季節のマダイ釣りは20~30メートルと水深が浅く、3号~5号程度のテンヤでも底がとれるので、一つテンヤ釣りの入門には最適な季節。またこの時期は1キロ前後のマダイの数釣りが期待できる。

今は専用竿も安いものがたくさん発売されているので、一度やってみたいという人は今すぐに始めてみるといいと思う。ちなみにこの船、ひとつテンヤ専門ではないけれど、貸し竿があるし船上でのテンヤ販売もしているので、クーラーボックス一つでいっても大丈夫。詳しくは予約の際に確認してください。


テンヤ
広々とした中での一つテンヤって最高。
波や風はあるけれど、釣りができないというほどではない。


テンヤ
船宿が用意してくれる餌はこのエビ。
事前に好みのエビを買って持参するのもおすすめです。


テンヤ
私の竿はKT関東の2.5メートル。自分が持っている中で一番高い竿。
糸は格好つけてPE0.6号にしてみたよ。リーダーはフロロ2号を5メートル。


水深は25メートルと浅いけれど、大潮のため潮がけっこう速いので、とりあえず 4号のテンヤでスタート。スピニングリールからスルスルと糸がでていき、フワッと糸がふけたところでベイルを戻して底をとる。潮に流されて多少斜めに出てしまったが、隣との間隔が広いので問題なし。次からは潮上に投げればバッチリ。

秋のタイは下を向いて餌を探している場合が多いとなにかの雑誌で読みかじったので、竿を下げた状態で底をとったら、スッと竿をいっぱいまで上げてからゆっくりと下ろし、底付近でテンヤをちょっと長めにキープする誘いを数回繰り返す。

で、一投目から竿が大きく曲がって、ドキッとしたけれどそれは根がかりで、無理やり引っ張ったらリーダーが切れた。あららららー(水谷豊のモノマネで)。


テンヤ
道糸とリーダーを結ぶ練習はしておくといいですよ。


揺れる船の上でどうにか糸を結び直したのだが、しばらくはアタリのない時間が続いていく。それでもテンヤを変えてみたり、何度となく巻き上げては入れ直すを繰り返していると、だんだんとエサをとられるようになってきた。コツコツっていう感じ、フグかウマズラハギかな。


テンヤ
頭だけとられてスーパーで売っている冷凍エビみたいになって上がってくる。


とりあえず外道でもなんでもアタリがあるのはいいことだ。さあ誰が一番に本命を釣るか勝負だと一人で盛り上がってきたところで、底付近でクンというはっきりとしたアタリ。すぐに竿を立ててあわせてリールを巻くと、ジージーと糸がでていく。これこれ、この糸がバンバン出ていく感じ、この巻き上げられないんじゃと不安になる感じが一つテンヤの特徴だ。

竿を立て気味にして糸が緩まないよう一定速度で巻き続け、上がってきたのは本命のマダイ。1キロ前後のこの時期のアベレージサイズ。うん、やっぱり一つテンヤのマダイ釣りっておもしろいな。


テンヤ
本命を船中一匹目で釣ったのって記憶にないかも。


テンヤ
この前、マゴチに刺されて痛かったので、
この魚を掴むやつ買いました。便利便利。


テンヤ
同乗したお客さんに撮ってもらいました。
一匹のタイで無駄に三枚も載せてしまった。


この一匹を合図に魚の活性が上がりだし、同乗したお客さんもポンポンと同じサイズのマダイを釣り上げている。この大きさを塩焼きサイズというらしいが、うちの魚焼きグリルに入るかな。


テンヤ
天然のマダイはきれいだね。


テンヤ
外道はイナダやウマズラハギなど。


 想定外の大物が掛った

この食いが立っている時間に何匹釣れるかで釣果が大きく変わってくる。でもそんな時に限ってまた根がかりでリーダーからブチン。うーん、我慢我慢。

だんだんと残り少なくなってきたテンヤに少し不安になってきながらも、しつこく底付近を攻めていると、グーンと大きく竿が曲がった。竿を煽っても全く動かない。あらまた根がかりかよとガッカリしたところで、地球が船のミヨシに向かって動き出した。いや違う、魚だコレ。

明らかに今までで一番の大物サイズ。道糸がPE0.6号と細いので緩めに設定しているドラグをジージーいわせて糸をどんどん引っ張り出していく。誰か助けてー。


テンヤ
※一人で取材に行ったので写真がないのでイメージカットを掲載。
ちなみにこの元写真はこの記事


このままだと船の底で糸がすれてしまいそうなのでミヨシまで移動。ドラグをしっかり調整してあるので糸が切れることはないのだけれど、リールを巻いても巻いても糸が出ていく。なんだこの私のキャラクターに合わない大物は。松方弘樹にでもなった気分だ。


松方弘樹気分ということで、ここで私がやっている
二人羽織バンドを一曲お楽しみください。


そのままどんどんと糸が引き出されている間にも、他の人たちはバンバンとマダイを釣りまくっており、一つのテンヤに二匹のタイが食ってくるというほどのゴールデンタイムを楽しんでいる。大きいのがかかってうれしいんだけれど、正直上がる気がしないので、この時間がとてももったいないぞ。

船長が隣でアドバイスをしていくれるのだが、魚はまったく弱る気配を見せず、200メートル巻いてある道糸がだんだんと少なくなっていく。ドラグをきつめに絞めて勝負を掛けるか迷っていたところで一気に走られて糸が全部出てしまった。

こうなるとリールと道糸の結び目が滑ってしまい、いくらリールを撒いてもクルクル空回り。焦る気持ちも空回り。そして当然のようにブチンと切れて、道糸すべてを持ってかれてしまった。

釣れなかったのはまあ仕方がないとして、そこそこ高い道糸を失ったのが結構ショック。…サメかなあ。しかしこの一件で、ようやく船長と打ち解けたような気がするからまあいいか。吊り橋効果っていうやつですね(たぶん違う)。

この話を釣り具屋さんにしたら、PEラインを直にリールに巻くとすべりやすいので、少しナイロンの下糸を巻いておくといいとのことでした。


テンヤ
こんな風にキャッチできたらよかったのにね。
ちなみに釣られているのは当サイトを運営している山田さん。


 それでもタイをもう一匹追加

リールをずっと巻き続けた左腕はもちろん、竿を支え続けたために体の左半分が全体的に痛い。これで釣りあげていたら心地よい疲労というやつなんだろうけれど、四時間煮込んで作ったシチューを最後に焦がしてしまったような絶望感が全身を支配している。

それでも甘いものを食べて気合を入れ直し、予備に持ってきていた糸を巻きなおして再スタート。すでに入れ食いタイムは終わっていたけれど、どうにかマダイを一匹追加。さらに最後の一投にも掛ったがこれはショウサイフグ。午前中に80匹釣っているので同乗者にプレゼント。


テンヤ
釣れたのはうれしいけれど、さっきばらした悔しさの方が大きい。
しかし予備の道糸を持ってきておいてよかった。


テンヤ
最後の釣果はショウサイフグ。フグに始まってフグに終わった一日でした。
いや、最初の一匹目はイナダだったかな。


ということで、結果は食べ頃サイズのマダイが2匹とまずまずの釣果。同乗者は私が謎の大物(タイやマグロだと悔しいからサメだと思うようにしている)に弄ばれている間にバンバン釣って、マダイだけでなんと12匹。うへぇ。

このように軽いテンヤでも釣りやすい浅場でマダイの入れ食いを期待できるのがこの時期の特徴。まさかの大物も期待大。さっさと予約をしていきましょう。

初めて挑戦したショウサイフグのカットウ釣りでたくさん釣れたり、一つテンヤで謎の大物にひっぱりまわされたりと、イベント盛りだくさんだった12時間。せっかくの休み、一日たっぷり釣りをしたいという人には、このリレー釣りはオススメです。


船宿:大原 利永丸:@niftyつり
住所:千葉県いすみ市大原10094-1
電話番号:0470-62-4601
料金:ひとつテンヤマダイ 乗合1人11,500円
備考:集合11:50、出船時間は12:20。


文・写真:玉置豊

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