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2010年8月 4日(水)

【ゆるゆる釣り部】ライトタックルで狙うトロサバ釣り 後編:磯子八幡橋 鴨下丸
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サバが本命!ライトタックルで狙うトロサバ釣り 後編(磯子八幡橋 鴨下丸

⇒前編はこちら

磯子八幡橋 鴨下丸:@niftyつり
住所:神奈川県横浜市磯子区原町
電話番号:045-751-3654
料金:午後トロ鯖 乗合1人6,000円
備考:出船は12:30。現在、土日はタチウオとのリレー船で出船中。


 でかいサバが文句なしの爆釣!

最初の一投目から掛かったサバだが、普通の釣りなら大切にタモですくうところ。しかしそこはサバなので、基本的にはハリスを掴んで豪快にぶっこ抜く。これはちょっと初心者だと難しいので、最初の二、三匹は大事に網ですくってもいいけれど、すぐに「バレてもいいからぶっこ抜こう」と気が変わるはず。やったことないけれど携帯ゲームくらい釣れる。

実際私も一緒にいった鈴木くんも結構な確率でバラしているのだが、群れが回っている間はどんどん釣れるので、バラしても気にせず次の一匹を狙った方が手っ取り早い。でも大きいのに限ってばれるので、タモを使ってもいいと思う。ってどっちだよ。


トロサバ
楽しいったら楽しい。


トロサバ
サバってこんなに引いたっけ?


トロサバ
とりこむときは、まずコマセカゴをつかむのだが、
サバが走り回るのでなかなかつかめない。
というかリール巻きすぎだな。


トロサバ
カゴをコマセバケツに置いて、抜き上げられる長さまで
ハリスを手繰り寄せる。


トロサバ
ガンガン走るサバ。


トロサバ
ハリスをしっかりと持って一気に抜き上げる。
もしサイズが小さいなどでリリースするのであれば、
この段階でピストル型針外しなどを使って外すといいかな。


トロサバ
楽しいー!


この日は最初からナイスサイズのサバが釣れまくり、途中少しアタリが遠のく時間もあったが、それでもまじめにコマセを撒けば釣れる程度。全員がクーラーボックス一杯に釣ってもまだ時間があるという素晴らしい一日だった。


トロサバ
平均が35センチくらいで、たまに40センチ近い大物が混じる感じ。
30センチ以下の小物はゼロ。


トロサバ
日焼けしすぎてどこの国の人かわからなくなっている鈴木君。


トロサバ
私と同じでサバ釣りは初めてという方も、
クーラーボックスいっぱい釣っていました。


トロサバ
釣っても釣ってもサバサバサバ。
サバを釣りに来ておいて、サバしか釣れないというのは贅沢な悩みだが、
サバサイズのアジを釣った方もいたよ。いいなー。


このように入れ食い状態のサバだったが、より快適に釣るためのアドバイスをいくつか。というか自分用の覚書として。

まず仕掛けはアタリの多い日なら一本針で十分。二本針でもいいけれど、両方の針にサバが掛かると抜き上げが難しいし、仕掛けが絡みやすい。

私の場合も二本針に二匹かかったが、とりこむときに上針が切れて一本針になってしまい、そのまま一本針で釣り続けたけれど、このほうが使いやすかった。ハリスは5号くらい太い方が抜き上げやすいので、次にいくなら5号2メートルの一本針でいいかなと思っている。

もし船が混んでいるようなら、オマツリ防止にハリスを1メートルくらいにして、暴れる前に抜き上げてしまったほうがいいかな。強烈な引きを楽しむために、あえて太めのハリスで三本針っていう手もアリだけど、それは今日みたいに空いている日限定の技ということで。

エサは船宿支給の赤タンで十分。持ってきたワームの方がアタリが多かったような気もするけれど、たぶんそれは気持ちの問題だ。

あとは抜き上げるときにハリスが指に食い込むので、女性の場合は指サックがあったほうが安全。あるいはタモで確実にすくってももちろんいい。


 サバの鮮度を保つ方法あれこれ

さてせっかく釣ったサバは鮮度良く持って帰りたいところ。クーラーボックスにたっぷりの氷と海水を入れておくのは当たり前として、問題なのが血抜きの方法である。これが人によってやり方がバラバラなのだ。

船長によるとだいたい三パターンあって、(1)なにもせずに(サバに触らず針を外して)クーラーボックスに入れる方法、(2)エラをハサミなどで切ったり、首を後ろに折ったりして、海水の入ったバケツの中で血を出してからクーラーに入れる方法、(3)エラと内臓を抜いて血を出してからクーラーに入れる方法。


トロサバ
私はエラにハサミを入れて、海水の入ったバケツに数分入れてから
クーラーに入れる方法を採用。


トロサバ
鈴木君はエラと内臓を全部とってからクーラーに入れていた。


(1)はいわゆる氷締め。血抜きをしないことに不安を感じるけれど、有名な松輪サバはこの方法。まああれはマサバだけど。サバは釣りあげるとものすごい暴れて身割れを起こす場合があるので、それを防ぐという意味では一番かも。血を抜くと一緒に脂がでてしまうという意見もあるようだ。そしてなんといっても手返しがいい。

(2)はサバに限らず多くの魚で私がおこなっている方法だが、手間もそれほどかからずに血抜きができる。しかしサバを押さえつける必要があるので身割れの心配があるのと、内臓はそのままなので生で食べる場合はアニサキスの心配あり。

(3)は手間はかかるけれど、エラと内臓を出してしまうので、アニサキスの心配は低い。ただ海水に触れる面が多くなるので、水っぽくなるという心配もあるし、身割れする可能性は一番高いか。料理するときに生ごみが少ないという大きなメリットは見逃せない。

どの方法も一長一短だが、もっと丁寧にやるのなら(1)か(2)をやったあとに、サバが冷えてから腹を裂いて内臓を出し、ビニール袋に入れてクーラーへという方法もある。どの方法をとるにせよ、一番大切なのはサバをよく冷やすことなので、氷は多すぎるかなと思うくらい持って行った方がいいと思う。半日船とはいえ、夏場は予想以上に氷が早く溶けるよ。あとおやつのチョコレートも溶けるよ(アルフォートが溶けた)。


トロサバ
血抜きをするとどうしても船が汚れるので、
お尻の汚れ防止のためにも、血やヌメリを都度ウエスで拭き取ろう。


トロサバ
夏はサンダルが涼しくていい。


トロサバ
こんな大漁は久しぶり。
まあサバなんだけど、サバが好きだからいいのだ。


トロサバ
鈴木君のでっかいクーラーもサバでいっぱい。
こんなにいっぱいどうするんだろう。


半日船なので正味三時間の短い釣りだったけれど、十分すぎるほどの釣果と満足感。よく釣れなくて後半ボーっとすることはあるけれど、今日は釣れすぎてもうクーラーに入らないからボーっとしていた。あれは気持ちのいい時間だった。

それにしてもあのサバの引きの素晴らしさ、釣り初心者の人を連れていくには最適の釣りかもしれない。なんだかこの記事を書いていてまたすぐにでもあの引きを味わいたくなってきた。まだ冷凍庫に干物にしたサバが残っているんだけれどね。


トロサバ
シャワー付きのホースがうれしい。


トロサバ
この日はアジ船も大漁だったらしい。
午前アジと午後サバでリレーしようかな。


トロサバ
マゴチもいいなあ。なんだこの極太マゴチは。



 お寿司屋さんに持ち込んでみた

さて釣った大量のサバ、さすがに我が家だけでは食べきれないので戸塚の友人宅に届けたのだが、そのついでに大進というお寿司屋さんに寄ってサバを料理してもらうことにした。

鮨屋に釣った魚を持ち込むなんて生意気な気もするが、この店は電話一本しておけば気さくに応じてくれるので、カワハギ釣りの帰りなどによく寄らせてもらっている。さすがにサバを持ち込んだのは初めてだけど。


トロサバ
戸塚にある大進。ホームページもあるよ。
この記事を見ていく人がいれば、大将によろしくお伝えください。


トロサバ
「え、サバ?」とはいわずに、ちゃんと捌いてくれた。
こういう店が家の近くにほしい。


トロサバ
釣りのあとのビールがうまい。けれど車なのでノンアルコール。


トロサバ
鈴木君は助手席なのでアルコール入りビール。不平等だ。


普通はサバというと食あたりの危険があるので刺身では食べないし、大進でも普通は出していないのだが、釣りたてトロサバの味を確かめるべく、自己責任ということでお願いして刺身にしてもらった。

※どんなに新鮮なサバでも、生で食べると体質によってはジンマシンなどの症状がでることがあるので、おすすめはしません。

しばらくして大将がなぜか首をかしげながら出してきた刺身だが、これが予想外に脂っ気がなくびっくりした。トロサバという名前から脂ノリノリを想像していたのだが、イナダや初ガツオ、トビウオのようなさっぱりとした味なのだ。薄造りにしても身割れしないプリプリの身は鮮度最高、香りもよくおいしい魚なのだが、残念ながらトロサバではなかった。江戸っ子が好きそうな味ではある。


トロサバ
おいしいけれど、トロではないな。醤油よりもポン酢があう感じ。


脂のないサバにちょっとガッカリしながらも、せっかくなのでもう一匹捌いてもらったのだが、包丁を入れた大将から「今度のは全然違うよ!」と驚きの声。出してもらうと、なるほど、こりゃ見た目からして全く違うサバである。ダイエット番組のビフォーアフターくらい違う。


トロサバ
酢でしめた訳でもないのにこの白さ。同じ場所と釣ったサバとは思えない。


食べてみると、なるほどこれはトロサバだ。マグロのトロとはもちろん味は違うけれど、全身に脂がまわっていて甘みがあり、さっきの刺身とはまるっきり別物の味。こういうのを食べて評価しないと、ゴマサバのポテンシャルは語れないな。

釣っているときは気がつかなかったが、サバの群れにもよるかもしれないが、どうやらトロサバと赤身サバが混ざって釣れるようだ。これはいい勉強になった。


トロサバ
サバとは関係ないけれど、煮あがったばかりのアナゴが
ふっくらして最高においしかった。やっぱりプロは違うね。



 自宅でサバ料理

寿司屋に長居をしてしまい、家に帰ったのはもう夜中。この日はそのまま寝てしまったので、翌日にサバの個体差をチェックしてみたのだが、長さこそだいたい同じだったが、並べてみるとその違いは歴然。脂の乗ったサバは体がパンパンに張っていて金色に輝いているのに対し、脂の乗っていないサバはほっそりとしていて厚みがなく、皮の青さが濃い。捌いてみると、昨日の鮨屋で食べ比べた違いそのままだった。


トロサバ
こうやってくらべてみると、明らかに上のほうが脂が乗っている。


ここまで個体差があることを事前に知っていたら、釣った段階で脂のあるサバだけを持ち帰って、脂のなさそうなサバはリリース(甲板に上げる前にハリスを持って海の上でぶら下げた状態でピストル型の針外しなどで外せばスマート)してきたのだが、持って帰ってきちゃったのだからおいしく食べる。

まず脂のあるサバはしめサバにしたら最高だった。脂たっぷりなので、薬味はショウガよりもワサビが合う。秋冬のマサバもおいしいけれど、夏のゴマサバも脂が乗っていれば十分うまい。刺身よりもしめサバの方が身が締まっていて好みかな。


トロサバ
皮下の脂の層がうまさの目印。


脂が少なめのサバは適材適所ということで、シソで巻いて楊枝で止めて天麩羅にしてみた。シソとサバの間に梅干しをちょっと隠したのがチャームポイント。サバ自体の脂のなさもこうすれば気にならず、家族にかなり好評の天麩羅となった。もちろん天麩羅じゃなくて竜田揚げやフライでもおいしいだろう。


トロサバ
天つゆでも塩でも。ビールのつまみに最高。


サバ釣りは楽しい。そしておいしいサバの見分けもわかった。よってまたいきたい。いつ終わるかわからない釣りなので、行ける人はすぐ行った方がいいと思う。

いつも釣れない釣りをしている人は、一度はあの手軽な入れ食いを体験するべきだと思うよ。と、いつも釣れない釣りをしている男がいっております。

文・写真:玉置豊

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