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2010年5月21日(金)

【ゆるゆる釣り部】仕立て船でアオリイカ&キス&ヒラメマゴチリレー 前編:岩井高崎 田村ボ-ト店
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岩井から仕立て船でアオリイカ&キス&ヒラメマゴチリレー 前編(岩井 田村ボート)

⇒後編はこちら


 岩井高崎港から仕立て船で釣りにいこう

友人から千葉県の内房にある岩井高崎港での仕立て船に誘われた。岩井というと、手漕ぎボートや貸し船外機で有名な場所なので、仕立て船というのはちょっと意外である。一応私も小型船舶免許を持っているので、仕立てじゃなくて船を借りましょうよと提案しようとも一瞬思ったが、離岸着岸あたりがあやしいのでやめておいた。


Imgp2766 本日の幹事であるSさん。電卓で割り勘中。


この日集まったのは7名でそのうち初対面が4人。狙う魚はせっかくの仕立てだからいろいろやってみましょうかと、まずエギでアオリイカを狙って、そのあとキスを狙いつつ、イワシの泳がせでヒラメやマゴチを釣ってウハウハになるという、はとバスツアーよりも詰め込んだ内容だ。手漕ぎボートだとこういうデタラメな計画をよく立てるけど、仕立てでっていうのは初めてだ。食べ物でいえば長崎名物トルコライスみたいな釣りである。


Imgp2769 船が貸し船外機よりも大きくて、七人でも快適だった。
これがほんとの岩井船(祝い舟っていう演歌の名曲があるんです)。


 船宿の紹介

今回利用させていただいたのは、岩井高崎港の田村ボートさん。その名の通り手漕ぎボートと貸し船外機がメインだが、仕立ての用意もしてくれる。仕立ての料金は三人までが25,000円で、一人増えるごとに追加2,000円(全部で八人まで)とリーズナブル。ついでにエサの活きイワシ(要予約)を3,000円分購入したので、七人で割り勘すると一人あたり5,000円ちょっととかなり安い。


店主曰く、「イワシはあるときとないときがあるから確認してね」だそうです。


本日お世話になる船長さん。
得意な釣りはマダイ五目で、それも今度やってみたい。


船宿名:田村ボート(たむらぼーと)
住所:千葉県南房総市高崎1289-4
電話番号:0470-57-2506
ホームページ
田村ボート(たむらぼーと)の船宿ガイド:@niftyつり


 まずはアオリイカを狙う

船の予約は7時なのだが、六時過ぎには全員集合とみんな気合十分。船のいけすにイワシをいれてもらい、まずはアオリイカ狙いのポイントへと向かってもらう。

このイワシの数だけヒラメやマゴチが釣れるのではと思ってしまう。


船に積んであった定規がかわいい。


この甘い炭水化物満載のクーラーボックスが、
帰るころには魚で満杯になる訳だ。いちごサンド好き。


仕立てといっても手漕ぎボートに混ざって港のすぐ近くでやるのかなと思ったら、富浦側にそこそこ走ったところがポイントだった。仕掛けはエギを投げるのではなく、しゃくるタイプ。中オモリ10号をつけて、リーダーに3号を3メートル。

この釣り方は何度か釣り雑誌で読んだことはあるけれど、実際にやってみるのは初めてである。エギを投げるタイプの釣り方なら何度かやったことがあるけれど、何度やっても三回くらい投げて「こんなので釣れる訳ないよなあ」とやめてしまう。あぁ人生の縮図。

この船に乗っている過半数が私と同じようにエギというものを信用していなかったりするのだが、誰か一匹、いや一杯でも釣れるのだろうか。

とりあえず晴れてよかった。


幹事さんから船宿に事前に確認してもらったところ、
エギはアオリーQの3.5号マーブルサクラダイが鉄板らしい。
こんなに高いエギは初めて買ったぜ。


どんな竿を使うべきかよくわからなかったので、
この前ライトアジでも使った竿を使用。


これは竿じゃなくてナイススティック。


 本当にアオリイカが釣れた!

水深は20メートル前後とそこそこ深い。まずオモリを底まで落とし、リーダー+1メートル巻いて、8秒に一回大きくしゃくる。何度もしゃくる。たまにタナを取り直して延々しゃくる。うん、釣れる気がしない。これは修行だ。

エギでアオリイカが釣れるなんて実は都市伝説ではないだろうかと疑いたくなってきた。

誰かが竿を曲げても、その相手はいつも地球。


エギの釣りはエサとりとかがないので、釣れない限りは海からの反応が全然ない。たまに引っ掛かるのは海藻くらい。アオリイカを実際に釣ったことのある人がほとんどいない船の上では、「引きが強烈で逆噴射で腕が折れそうになるらしい」とか、話だけが大きくなっている。ダイオウイカか。

なかなか辛い修行です。


アオリイカに似ているかなと思って買ったパン。


離れ小島に人がいてびっくりした。磯釣りのひとですかね。


そしてだんだんとだらけてきた。


何度かポイントを変えてもらったけれど、船に乗った七人が一時間しゃくり続けて釣果ゼロ。しゃっくりし続けてではないよ。こうなってくると、もう誰が一番に釣るかよりも、誰が最初に音をあげて「キスにいこうか」というかという勝負である。

きっとみんながその言葉を待っているが、誰もが自分からはいいたくないので、そのままなんとなくしゃくり続けていたら、竿を上げた瞬間にコンビニ袋でもひっかけたようなズシリとした重さを感じた。うわぁ!

わーわーわー、なんかかかった。で、これってアオリイカ? イカの類はマゴチ狙いでコウイカをあげたことくらいしか経験がないので、ここからどうしたらいいのかがよくわからない。とりあえずそのまま一定速度でリールを巻いていくと、プシュープシューとイカっぽい動きが伝わってきた。さすがに腕は折れないけど、このもっさりとした引きは独特で楽しい。とりあえずタモとカメラをお願いします。

まさか一杯目のアオリイカ釣っちゃった?


しばらく巻き上げていると、澄んだ海の底から美しいコンビニ袋、じゃなくてイカらしきものが浮いてきた。

うわ、墨吐いた!


「やったー!」という言葉を数年ぶりに声に出してしまうほどにうれしい初アオリイカ。しかもなかなかのサイズである。

まさかの一杯。


みんなが飽きてきたところでのうれしい一杯。これで全員がまたやる気を出したのだが、次に釣ったのはまたしても私だった。あらら、俺らしくもない。

みんなには悪いけど、やっぱり釣れると楽しい。


船でのアオリイカ、どうせ釣れないだろうし、やってもそんなに楽しくないだろうなと最初は思っていたが、しゃくった時にガツンときたときの感触が最高。難しいことがまったくないのも無になれていい。


 クララが、いやナブラが立った!

二匹の良型アオリイカを釣りあげて一人でニヤニヤしていたら、目の前で海鳥たちが騒ぎだした。ネプチューンの渡辺満里奈と結婚した人、いやナブラだ。船長に聞いたらイナダがイワシを追いかけているのではということなので、一応用意していたルアーをキス竿にセットし、力いっぱいキャストする。ちなみに海でのルアー釣りで魚を釣りあげたことはない!

アオリイカの乗合船でルアーを投げると怒られますが、
今日は 仕立てなので大丈夫。きっとカツオが大漁。


しかし竿を準備している間にどんどんとナブラは遠くにいってしまい、投げたころにはルアーの射程距離圏外。いくら仕立てとはいえ、みんなが次にアオリイカを釣るのは俺だとばかりにエギをしゃくっている中で、「船長さん、あのナブラを追ってください!」とはさすがにいえず。

さようなら、俺のナブラ。


 勝手にイワシの泳がせ開始

遠くへ行ってしまったナブラを眺めながら無念な表情でルアーをしまっていると、横のKさんから「ルアーよりもイワシをエサにした方が早いんじゃない?」という的確なアドバイス。がってんがってん。

そうか、みんながアオリイカを狙っているから私も今はアオリイカを狙わないといけないと思っていたが(とかいってルアー投げているけれど)、別にもうイワシの泳がせをはじめてもいいのか。ではさっそくとアオリイカは飛び級で卒業させていただき、一人でイワシの泳がせ釣りを開始する。

シンプルな一本針にしてみた。オモリはライトに15号。


ここは岩場なので、狙える魚はメバルかカサゴあたりだろうか。もしかしたらハタが釣れるかもしれない。いやいやまさかの巨大ヒラメか。なんて妄想しながらエサを落とすと、いきなり一発目から食ってきた。

これがヒラメだったらアタリがあってからイワシを完全に飲み込むまでぐっと我慢しなくてはいけない。我慢、我慢、我慢。うん、我慢の限界。しばらく待ってみたが全然本アタリが来ないので、イライラしながら合わせてみる。お、一応魚はかかっていそうだけど、ちょっと軽いかな。

上がってきたのは小型のマトウダイ。マトウダイってはじめて釣ったけど、持ってみると棘だらけだね。

なるほど、確かに名前の通り「マト」っぽい。タイっぽくはないけどね。


この一匹でみんなのアオリイカに対するモチベーションが急激に低下。全員が「俺にも何か釣らせろ」状態になったところで、10時チョイ前にキス釣りへと変更となった。結局アオリイカは私が釣った二匹のみ。

ちなみにこの日、アオリイカを専門に狙ったグループの船は、この後に訪れたイカの時合いをうまく掴んで、なんと20杯釣ったそうです。いろいろ狙うとやっぱりダメだね。まあダメだけどたのしいんだな。

というところで、次回に続きます…。

「仕立て船でアオリイカ&キス&ヒラメマゴチリレー 後編」


文・写真:玉置豊

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