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旨い魚を釣りたい!食べたい! 今何が釣れるのか、爆釣願って沖に出た、業界最速の実釣レポート!

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2010年4月29日(木)

【ゆるゆる釣り部】江戸前最強天丼を作ろう(キス釣りの前編):江戸川放水路 伊藤遊船
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キス・アナゴリレー船で江戸前最強天丼を作ろう シロギス釣り編(江戸川放水路 伊藤遊船)

⇒アナゴ釣りの後編はこちら


 うまい天丼が食べたい

東京湾で捕れる魚は「江戸前」といわれて昔から評価が高いが、そのなかでも特にうまいと思うのがアナゴである。アナゴの乗合船は四月後半から梅雨明けくらいまでの短い期間しか出船していない季節もの。このアナゴ釣りだけでも楽しいのだが、さらにリレー船でシロギスと一緒に狙える船宿が存在する。

ここでいうリレー船とは、昼からシロギスを釣って、港に帰らずにそのまま夜にアナゴを釣るというもので、誰かにバトンを渡したりする必要はない。

アナゴとシロギスの組み合わせ、これはもう天丼をつくるためにあるといっても過言ではないリレー船だ。釣りたての江戸前最高級食材での天丼、これは絶対にうまい。ということで、今回は釣り歴とかは考えないで、一番天丼が似合いそうな人をゲストに誘ってみました。


大坪ケムタ カメラを向ければ自然にプロレスLOVEポーズ。
釣りに誘ったら、「あんまり興味ないな」といわれたけれど、
おいしい天丼が食えますよといったら、「そういうことなら!」と参戦。


ニフティのデイリーポータルZなどで活躍中のライター、大坪ケムタさんだ。ちなみに大坪さんとはデイリーのライター仲間というよりは、プロレス観戦仲間である。リレー船という単語が通じなかったので、ダブルヘッダーといいなおしたら一発で理解してもらえた。


 船宿の紹介

本日お世話になる船宿は、江戸川放水路にある伊藤遊船さん。最寄駅は東西線の妙典で、近くに住んでいた時はよく電車できていた船宿だ。


伊藤遊船 初夏から晩秋にかけてはボートでのハゼ釣りでにぎわう船宿です。


船宿名:伊藤遊船(いとうゆうせん)
住所:千葉県市川市妙典2-2-14
電話番号:047-358-5774
ホームページ:http://www.itoyusen.com/
船宿ガイド:伊藤遊船:@niftyつり


猫 猛烈にかわいい猫達が接待してくれます。


 キス・アナゴリレーは出発が遅い

今日チャレンジするキス・アナゴリレー船は、出船が12時と普通の釣りに比べてだいぶ遅い。場所も都心からすぐの場所なので(自宅は埼玉なんですがね)、早起きの必要がないのが素晴らしい。最寄りの妙典駅からもそれほど遠くないので、大坪さんには電車できていただいた。


仕掛けや錘 受付で仕掛けや錘などの必要な道具は購入可能。
キス用の仕掛けがいろいろあって迷う。貸し竿ももちろんあるよ。


氷 氷はペットボトルに入ったものが無料でもらえる。
このタイプはクーラーに海水をいれても、海水が薄くならないので好き。
※クーラーには氷だけでなく、魚が浸るくらいの海水を入れるとよく冷えるよ。


サバゲー title= 釣りというよりもサバゲーみたいなファッションで乗船する大坪さん。


伊藤遊船は都心からの交通アクセスがいい上に、ポイントへ移動するまで一時間ちょっとのクルージング付き。特にはじめての船釣りならば、船で移動すること自体がレジャーのひとつになると思う。今までにみたことのない景色がそこにはあるし、これからの季節は海の上でのうたたねが最高に気持ちいいのだ。

どうしても睡眠不足になりがちな釣りだが、その前後に休めるのは体力的にも助かる。


遠浅 出船してしばらくして、海に人が立っていてびっくりした。
シーバス狙いの人でした。ずいぶん遠浅ですね。


この間に大坪さんの釣り歴を聞いてみたところ、出身の佐賀では釣りが遊びの必須科目だったとのこと。ただ、のべ竿でのハゼ釣りしかやったことがなく、リールを使った釣りははじめてだそうだ。

まあ船酔いさえしなければ天丼分くらいは釣れるんじゃないですかね。釣れなかったら「てんや」の天丼おごります。


 アンダースローはちょっと難しい

ポイントに到着したところで、まずはひとつめの天ダネであるシロギス釣りから。シロギス釣りはもう10年以上、最低でも毎年一回はやっているお気に入りの釣りなのだが、私の腕は一向に上達しないという不思議な釣りだ。

たぶん釣りすぎると捌くのが面倒というのが、心のリミッターになっていると思われる。


竿はシマノ 竿はシマノ、リールはひとつテンヤ用に買ったダイワ。
糸はPE0.8号にリーダー2.5号。なぜならひとつテンヤ用だから。


貸し竿 大坪さんには貸し竿でチャレンジしていただく。
長さ、固さといい、キス竿というよりはアナゴ竿かな。


天秤 錘はナス形20号。天秤は見た目で決めて購入したやつ。


アオイソメ エサはアオイソメが支給される。
大きいのはアナゴ用にとっておいて、小さいのをキスで使う。


アオイソメ エサはキスが吸い込みやすいようにまっすぐにつける。
アオイソメが長かったら適当にカット。


はじめてシロギス釣りをやる場合、一番難しいのは仕掛けを投げるところだろうか。陸と違って船の上ではアンダースローでヒョーンと飛ばす必要がある。

やり方を書こうと思ったけどものすごく長くなりそうなのでポイントだけ書いておく。わからなかったら船長に聞けばきっとばっちり教えてくれるはず。

まず投げるときに船からなるべく身を乗り出して投げること。こうすると仕掛けが船に引っ掛かりにくい。

そして力任せに投げるのではなく、竿の弾力と錘の重さを使って、振り子のように飛ばすこと。


imgp2337 準備段階。私の場合、下の針のちょい上をつかむのだが、
このときの糸の長さが肝心。竿の弾力をうまく使えるくらいの長さ。


imgp2338 ピョーンと飛ばす。力はいらない。


大坪さんにやり方を教えたのだが、やっぱり最初からはうまくいかないようである。「こうやるんですよ」と大坪さんの竿を使って見本をみせるも、ハンドルが慣れない右巻きだったために、ベシャンとすぐ近くに落水。うん、簡単ではない。

それでも何回かやっているうちに、まったくの初心者だった大坪さんも、ヒョーンとはいかないまでも、ヒョンとは飛ばすことができるようになった。これでキスは釣れたも同然だ。


imgp2361 チマチマした仕掛けが見事なまでに似合わない。
今度はカツオの一本釣りにでも誘おう。


 天ダネを無事確保

ヒョーンと仕掛けを飛ばしたら、錘が海底に沈むまで待ち、糸ふけを巻きとる。着水する直前に竿先をちょっと煽ってやると、錘よりも仕掛けが先にいくので、水中で仕掛けが絡みにくい。

なるべく遠くに飛ばして、リールをゆっくり巻きながら好きなように誘いをいれつつ(説明がざっくりですみません)、船の手前まで探っていくという作業を繰り返すと、途中でククっという小気味のいいアタリがくる。

軽く竿を立てて魚の引きを楽しみながらリールを巻けば、顔を見せたのは本命のシロギスだ。天ダネの一品目である。


シロギス 最近はなんにでも「美しすぎる」という言葉を付けたがるが、
シロギスこそ「美しすぎる天ダネ」だろう。


数分後には大坪さんも無事にキスをゲット。この日は好天の割には魚の活性は高くなかったが、夕飯分くらいは余裕で確保できそうである。


mgp2421 記念すべき一匹目。
「アタリが全然わからなかった」といっていたが、すぐにわかるようになった。


クラゲの触手 この季節は仕掛けにクラゲの触手がついてくることがよくある。
これがちょっとでも目に入るととっても痛いので、ティッシュなどでやさしくとろう。


imgp7670 目に入るとこんな感じで腫れます。先週やっちまっただよ。
詳細はこちら


メゴチ 外道の定番、メゴチ。
大きければ天麩羅のネタにいいのだが、ちょっと小さい。


二本竿 なのでメゴチを餌にしてマゴチ狙いの竿を出す。
この日は平日で空いていたので、二本竿がOKだった。


マゴチ はい、残念賞。私の人生、こんなんばっかり。
10年以上マゴチを狙って、いまだに一匹も釣れていないぞ。


imgp2393 マゴチ狙いに気をとられていると、キス竿は外道が掛かりがち。


トラギス しかしこのトラギス(クラカケトラギス)という魚、
天麩羅にすると身が厚くてシロギスよりもうまいよ。


ここまで順調に来ていたこの釣りだったが、不幸は大坪さんの足元からやってきていたのだった。


 船酔いはプロレスで解決だ

この日、大坪さんが履いている長靴は私が貸したものなのだが、本来の足のサイズよりも1センチ以上小さいもの。しかもジーンズの裾を無理やり入れており、晩秋のカワハギの肝みたいにパッツンパッツン。これで血行不良となったのか、だんだんと船酔いに陥ってしまったのだ。


imgp2484 うん、見るからに窮屈そうだ。


うーん、シロギス釣りだとバケツをひっくり返さない限り足元は濡れないみたいだし、無理に長靴を貸さないで自前のスニーカーで乗ってもらえばよかったか。なんてことは後の祭り。どこか一か所に不安があると、それが引き金になって船酔いをしてしまう。風が吹けば桶屋がもうかるみたいな話か。長靴が合わなければケムタが酔う。なんか違うな。

気がつくと大坪さんは船内へと消えていた。


imgp2480 あらら。


大坪さんがいなくなって書くことがなくなってしまったので、シロギスの針の外し方でも説明しましょうか。


鰓ぶた 針を飲まれてしまったら、このように鰓ぶたの下に指を入れてキュっと押さえます。


imgp2440 上から見るとこんな感じ。


ハリス この状態でハリスを引っ張ると、あら不思議。
スルリと針が抜けてきます。


なんてやっているうちに大坪さんがまだ少し青い顔をしながら復帰。無理に釣りをさせているようで申し訳ない。ここでちょっと釣りの話はやめて、二人の共通項であるプロレスの雑談を開始することにした。

好きな団体はどこですかとか、アイスリボンの後楽園大会はいきますかとか、そんな話をしていると、みるみる大坪さんの顔色がよくなっていき、さらには釣果も上向いてきた。


プロレスLOVE釣法 これぞ、プロレスLOVE釣法!


なるほど、船酔いの一番の防止方法は、釣りに集中しすぎないように、得意分野の話をしながらリラックスすることのようだ。よし、今後もこのようなことが多々ありそうなので、がんばって聞き上手な男になろう。うん、無理。

そんな感じで無事にリレー船の前半を乗り切り、とりあえずキスだけでも天丼ができるくらの量を確保したのだった。


imgp2505 他の人たちは30匹くらい釣っていたけど、我々二人は控えめに。
数はあえて書くまい。


というところで、次回のアナゴ釣り編に続きます…。

「江戸前最強天丼を作ろう(アナゴ釣りの後編)」


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江戸川放水路 伊藤遊船:@niftyつり
住所:千葉県市川市妙典2-2-14
電話番号:047-358-5774

文・写真:玉置豊

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