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2010年3月 1日(月)

【カリスマ店員直伝】ヤリイカ・スルメイカ 準備編
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ヤリイカ・スルメイカは独特の道具立てから敷居の高さを感じる人も多いようですが、実際は非常に簡単。ハマりすぎて“イカ親父”と呼ばれる人もいるほどの魅力を持つイカ釣りにぜひチャレンジしてみて下さい。

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ロッド 繊細なノリを感知

150m近い水深でプラ角を踊らせる必要があるのでロッドは総じて硬め。しかし繊細な乗りを感知するために、穂先はしなやかにして鋭敏であってほしいものです。
この条件を満たすと9:1~8:2の先調子。ただしイカが乗ったときには胴がや少しなる方がウネリなどによるテンション変化を吸収しバレにくくなります。
長さは誘い幅がとれる2m前後が多く使われます。

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ヤリイカロッドの代表格、極鋭ヤリイカとIKA7。ともに顕著な先調子をしている。鋭敏で見易いトップで感触と視覚でアタリを捉えます。

リール

水深が深い上に移動の早い昼のヤリイカ釣りでは、PEライン4~6号が300m巻ける電動リールが必須となります。
落下速度を稼ぐ為、スプールの回転性は非常に重要。また太い方が一回転でのライン放出量に優れ、落下速度で有利です。
巻き上げは多点掛けの高負荷に巻けないトルクと、移動に素早く対応できる空巻き速度が要求されます。中にはイカをバラさないテンション調整機能をもつリールもあります。

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電動リールはシマノなら3000クラス、ダイワなら400クラス以上のサイズが使いやすい。
イカ用に特化しスプール回転性能に磨きをかけたモデルから、ロープロファイルで軽く握りやすいモデルまで様々です。

ライン

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標準はPEライン4~6号。落下速度を求め3号を駆使するベテランも目にします。
細い原糸を編み上げた構造のPEラインには、4本編みと8本編みが存在します。
釣る事のみを求めるなら断然8本編み。休日釣行中心でオマツリが多発するのなら4本編み。状況に応じて選択するとよいでしょう。

●4本編み
長所:編み上げる原糸が太く少なく安価。構成原糸が太くオマツリなどの摩擦に強め。
短所:8本編みに比べ表面凹凸差で落下速度、編み製法で直線強力、伸度差による感度が劣る。

●8本編み
長所:編み上げる原糸が細く多く、表面凹凸が少なく落下が速い。4本編みに比べ直線強力に優れ、伸びも半分ほどで感度が良い。
短所:原糸が細いため局部摩擦(オマツリなど)に弱い。製造コストが高価。

イカ釣り仕掛けのすべて

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イカを狙う仕掛けには大きく分けて4つ。イカの活性や種類、海況に応じて使い分けることで釣果に差が出ます。
初めは仕掛けの扱いに苦戦するので扱いやすいブランコ仕掛けで基本を覚えましょう。
市販仕掛けを始めとし、仕掛けを構成するイカ角・リーダーも豊富にあります。自分自身で仕掛を組み上げるのもイカ釣りの楽しみ。自作の仕掛けで入れ乗りになると感動もひとしおです。

イカ釣りで知っておきたい4つの仕掛け

●ブランコ
幹糸から枝糸を出した基本となる仕掛けです。乗り渋りや速潮に強く、イカの引きに枝糸が追従するのでバレも少なめ。
リーダーの市販品も多く、枝糸をつけたイカ角を結び組み上げててゆきます。

長所:乗り渋りに強い・バレが少ない
短所:感度が低い・サバに弱い

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●直ブラ
枝糸を極端に縮めたブランコ仕掛けです。感度に優れ、角を小刻みに動かすような誘いに向いています。反面、短い枝糸はロッドの不自然な動きをそのまま角に伝えてしまいます。
枝糸とフック付きのリーダーを使えば組み上げは非常に簡単。但し大型スルメが相手となるとフック強度が心配です。その場合は従来通り結んで作成しましょう。

長所:感度が少し良い・バレが少ない
短所:ロッドの挙動に敏感・サバに弱い

●半ブラ
近年考案された仕掛けです。ブランコのイカ角から糸を出し、幹糸へ結びます。見た目は幹糸からループ上にイカ角を含む枝糸が出ている形です。サバに強く、低活性にもそれなりの乗りを見せますが、オマツリが解きにくい難点を持ちます。
まだ市販リーダーは少なめ。既存リーダーを改造するか、一から作成する事になるでしょう。

長所:バレが少ない・サバに強い
短所:仕掛けが複雑・オマツリに弱い

P2221740a ●直結
幹糸の中にイカ角が組み込まれた仕掛けです。ダイレクトにイカの触りを伝えるので感度に優れ、サバが飲み込めない仕掛け形状なので邪魔されません。反面、一瞬の緩みが即バレに繋がり、低活性や速潮には慣れを要します。
構造上、市販リーダーはほとんどありません。基本的に自作となります。

長所:感度が良い・サバに強い・オマツリに強い
短所:バレやすい・低活性に弱い・速潮に弱い

◆イカ角

プラ素材を主とした棒状の疑似餌で、後部に傘上のカンナと呼ばれる針を持ちます。様々な形状とカラー、そして長さによって分かれており、初めての人が見ると混乱するほどの量です。
また地域によって強い角、弱い角もありますので事前に船宿に確認するのも一手。ちなみにクーポン付きの実釣編でお世話になった新盛丸では、ヤリはカラフル針、スルメはピカピカ針・ミラクル針がオススメとのことです。

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●カラー
澄んでいれば淡色系、濁っていれば濃色系を基本に狙うイカの傾向に合わせて選んでゆきます。
両方が混ざる場合は仕掛け上部をスルメイカ、下部をヤリイカにしてみましょう。
また異なるカラーを組み合わせたほうが互いが目立ち、より威力を発揮します。

ヤリイカ:
淡い色を好み、警戒心は高め。ゆっくりと小刻みに動くものに興味を示します。
底付近の回遊が多く、使用する角は11cmがメインとなります。

スルメイカ:
濃い色を好み、攻撃的。リズミカルに動く物に興味を示します。
底から中層付近まで回遊し、使用する角は14~18cmがメインとなります。

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●形状
一見すると似たものばかりに見えるイカ角たち。様々な形状によって効果を狙っています。
・フラッシング
:光の反射でアピールします。潮が澄んでいるときや活性が高いときに効果的です。
・レンズ
:輪郭が淡く光ってるようにみせます。潮が濁っている時や活性が低いときに効果を発揮します。
・扁平
:視覚的に大型化し、反射面も広がることでアピールします。

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●コマセ角
ヤリイカに用いることが多く、通常は下から2段目に付けて低い棚のヤリイカにアピールします。
紅白のガス糸で巻かれた角で、膨れた形(スッテ型)が一般的ですが棒状のものもあります。
透明色が多いイカ角の中で色合いがハッキリしておりイカを寄せる効果が高いですが、サバの標的にされることも多くあります。

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◆イカリーダー

イカ仕掛けの幹糸部分です。針本数や幹糸号数で分かれており、これを使えば一から仕掛を作るより遥かに楽です。
枝糸との接続はビーズやチチワが使われており、糸ヨレやイカ角交換を気にするならビーズ、イカの乗りを気にするならチチワを選ぶと良いでしょう。
最近はマルイカ系のフック付き直ブラリーダーもあり、太番手ならヤリイカにも使用可能です。ただし大型スルメが乗るとフックが外れてしまうことがあります。

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イカ釣りでは棚まで届ける錘と、仕掛を捌きやすくする中錘が用いられます。
中錘は底付近を遊泳するヤリイカの群れの中に仕掛を傾けて入れやすくします。また仕掛け回収時に船縁へ入れて風に流されるトラブルを抑止します。
下錘は落下の速い胴付型が中心。ヤリイカ・スルメイカならば昼の場所は120~150号を用意しておけば良いでしょう。
最近は鉄製や羽根が付いたモデルがありますが構造はシンプルなものが一番。しっかりと沈んでも表面積が大きいと海中で流されてオマツリの原因となります。

落下速度一覧

イカ釣りはいかに速く仕掛けを棚へ届けるかが重要。イカの群れの移動が速いと到達するまでに通過してしまう事もあるぐらいです。
速度は様々な要因によって変化します。少しでも速くポイントへ到達できるよう道具や動作に工夫しましょう。

落下速度【タックル】 [速い] [遅い]
ロッドの長さ 短い 長い
ロッド形状 外ガイド 中通し
リールスプール軸 太い 細い
スプールの回転性 良い 悪い
電動糸送り 有り 無し
メカニカルブレーキ 緩め 締め
道糸の太さ 細い 太い
道糸の構造 8本編み 4本編み
イカ角の本数 少ない 多い
仕掛け形状 直結 ブランコ
錘素材
鉛形状 胴付型 六角型

落下速度【動作】 [速い] [遅い]
合図からの投入 速い 遅い
錘投入距離 近い 遠い *1
落下中のロッド角度 下方 水平
適度なサミング 有り 無し *2

*1:誰よりも早い投入ならば投入距離は短い方が滞空時間を短縮できる。ただし先を越されたのならば、遠くに投げなければ先行者の道糸に仕掛けが被さってしまう。
*2:ウネリの動揺は常にスプール回転速度を上下させている。故に適度なサミングを入れなければ軽度なバックラッシュの原因となり速度ロスとなる。

ぜひ持ってゆきたい小物たち

★ツノマット
仕掛けの投入や回収時に一時的にイカ角を掛けておくためにしようします。
キーパーに挟み込むものや投入器に巻くものまで様々。手前マツリを防止し手返しを向上させます。

★墨取りブラシ
イカの墨は警戒のサイン。角や幹糸に付着していれば乗りが悪くなります。
きれいな仕掛けでドンドン乗せましょう。

★イカ治具
ブランコ仕掛けを直ぐに投入できる優れ物。この治具に巻いた仕掛けは錘を付けて傾けるだけでパラパラと投入することができます。
市販仕掛けのパッケージから外す手間も無く、一瞬の時合を逃しません。

★料理バサミ
頑強な作りの料理バサミはイカ釣りでは何かと重宝します。
サバにイカ角を飲まれたときは口から腹へと切り割き、沖干しを作る際にも簡単に開くことができます。

★傘袋&ジッパー袋
イカの身は直接氷に当てると白濁して痛んでしまいます。
透明感ある新鮮な状態をキープする為の必須アイテムです。

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船上加工で美味しく持ち帰る

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活きたイカを船上で加工する沖干しや沖漬けは釣り人の特権。必要な道具を用意し美味しく作りましょう。

●沖干し(船上干し)  包丁または料理バサミ・竹串
●沖漬け  沖漬けタレ・タッパーまたは大型ジッパー袋

[協力]
point東京駒沢店
℡ 03-3421-0511

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