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旨い魚を釣りたい!食べたい! 今何が釣れるのか、爆釣願って沖に出た、業界最速の実釣レポート!

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釣り方・仕掛けなど人気魚種の攻略法を紹介! ~ 沖釣りキング ~ RSS

2009年11月 2日(月)

【月刊まるかつ】11月号「寒くなったらアマダイを釣りに行こう」

アマダイは人気のある魚ですね。もちろん食べては最高の食材ですし、綺麗な魚体に思いも拠らない強い引きがその理由でしょう。そしてコマセを使わずオキアミ餌でシンプルに狙う所や、クリクリ目玉のお惚け顔も人気を支える理由の一つかもしれません。(まるかつ

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P_001_2 アマダイはこんな魚

Photo_6 アマダイにはアカ・シロ・キと三種類がいます。アカアマダイが一番ポピュラーで沖釣りの対象になっていますが、シロアマダイは希少種で60cmクラスまで大きくなる高級魚です。キアマダイはより深い場所に住んでいて三種の中では一番味が落ちると言われています。

関東から関西、九州まで広く分布していて、関西ではグジという名前で有名です。福井県若狭湾から京都に運ばれた一塩されたアマダイは『若狭グジ』として有名な食材です。京料理でグジは主役を張る魚になっています。

関東では久里浜や内房の東京湾、そして相模湾で冬場の乗合船が盛んです。また外房、伊豆(東・西)や駿河湾でも狙う事ができますが専門に狙う船は少ないです。
手軽に狙うならば東京湾、相模湾という事になりますが、どうしても小型(30cm前後)中心になってしまいます。最近はアマダイ人気と他の釣り物が寂しくなると早めに乗合船が攻めだす傾向があります。

アマダイは中深場の魚で水圧変化に弱いため、小型が釣れてもリリースが難しい魚なんです。そのため攻めだしが早く、長い期間を釣ってしまうと資源保護の観点からも好ましくないですね。
良く乗合船のHPで、小型中心で沢山釣れた釣果写真を得意げに出しているケースがありますが、見ていて悲しくなってしまいます。
アマダイは数狙いではなく大物志向で狙って欲しいと思いますがいかがでしょうか?
もちろん混じって釣れてしまった小型は美味しく食べて供養してあげる事が一番です。

Photo_7 「大きいアマダイを是非!」と言う方は、

・相模湾 小田原地区~真鶴
・東京湾口 洲崎エリア
・外房 小湊~太海、江見エリア
・駿河湾 沼津~清水エリア

をお勧めします。

いずれも50cm級の実績のある場所ですので、通えば一発大物が期待できます。特に駿河湾エリではシラカワと呼ばれるシロアマダイの確立も高くなりますよ。(残念ながらまるかつはまだシロアマダイの経験はありませんが)

P_001_2 アマダイの必釣心得

I007_c_01_2

アマダイの仕掛けはオモリ60~100号の天びんに、エサはオキアミを使いますので吹流しタイプの2m前後の仕掛けがポピュラーです。 →アマダイ攻略法

最近まるかつが良く使う仕掛けは大きく分けて2種類。

(1) 全長2.3mの仕掛けで潮に乗せてフワフワ漂わせる作戦用
枝スは30cmで2本バリ又は3本バリの仕掛け。潮が早い時は先バリの上にかみつぶしオモリを付ける。3本バリにする時は先バリを二股の10cmと15cmの振り分けにしてオキアミ餌のアピール度を高める。但し外道の活性が高い場合は逆効果になるので使い方に注意が必要。

(2) 全長1.3mの仕掛けでオモリで底をコズいて思わず食いつかせる作戦用
枝スは30cmの2本バリで、コズき動作がダイレクトに仕掛けに伝わるように短くしている。

Photo_9 共にハリスは4号を使用、アマダイは細ければ食うという事は無いのでヨレにくく大型が食ったときに切られにくい太さにしています。ハリはチヌ系、丸カイズ系を使用しますが、オキアミを刺すのでヒネリが入っていないタイプを選択します。
ビーズ類は効果がありますので1~3個付けますが、ケイムラビーズと緑系蛍光玉の組み合わせは実績が高いです。

補助的なエサとしてスルメイカの身を厚さ2mm幅4mm長さ30mmに切り肝に漬けた物を用意してオキアミと併用してします。ただ漬けただけでなく小さな保存容器に入れて冷凍保存しておき、釣り当日に持参するようにします。
作りたてよりもしみ込み具合が良く、冷凍解凍を繰り返すとイカが柔らかくなります。人間が食べる塩辛と違いますので塩は入れず、肝を搾り出して包丁で叩き混ぜ合わせて作ります。
一度海中に入れて匂いが飛ぶと効果半減ですので、手間でも毎回取り替えて使用してください。厚さや幅が大きいとヒラヒラせず、投入時に回転してヨレの原因になったりしますので注意が必要です。

一番大切な事は次の3点です。

・ ハリをオキアミの中心に刺す事、深く刺しすぎて曲がらないようにする事
・ タナを下げすぎて仕掛けが底を這わない様にする事
・ 優しく竿を上下させて誘い、オキアミが底よりやや上をフワフワする状態を演出する事

アマダイは底にいて上を見上げるようにエサが落ちてくるのを待っているとイメージすると良いでしょう。

P_001_2 料理が楽しみ、外道も豊富なアマダイ釣り

Photo_8 アマダイは高級素材、どう料理しても美味しいと思っているでしょうが注意する事もあります。
まず下拵えでヌメリをしっかりと取る事が大切、このヌメリを残したまま調理するとせっかくの素材が台無しになってしまいます。
と言ってもメダイのようなヌルヌルではありませんのでウロコを取って内臓を取り水洗いをする時と、その後の水気を拭き取る時に丁寧に行う程度で十分です。ヒレや付け根の部分も丁寧に拭き取るようにしましょう。

ウロコの取り方ですが、身が柔らかい魚ですのでウロコ取りでゴシゴシ擦るよりは、刺身包丁でウロコをすき引きしたほうが身を痛めず望ましいやり方です。ただ、慣れないと難しいので、ウロコを取る時は優しく扱うと言う事に注意してください。

・ 昆布締め

大型のアマダイはそのまま刺身にしても美味しいですが、もともと水気が多い肉質なので昆布締めにするとより美味しさが引き立ちます。
柵を昆布で包む方法と、そぎ身を挟む方法がありますが、共に日本酒で軽く昆布を拭いて挟みこみます。そぎ身の場合は時間が長いと身が固くなりますので食べるタイミングに注意してください。柵の場合は一晩で良いですが、外が締り中が素材そのままと絶妙な昆布締めが作れます。

Photo_10 ・ 塩焼き

身に塩を擦り込んでペーパータオルとラップに包んで一晩寝かせます。あとはこんがり焼き上げるだけです。
小型が釣れてしまった時は、開きを作ると良いでしょう。

・ 蒸し物

塩焼き同様、塩をして一晩置いたものを季節の野菜と一緒に蒸します。蒸し器を使って本格的に蒸すのが一番ですが、器に入れてラップを二重にし電子レンジで加熱するだけでも簡単に蒸し料理ができます。日本酒を加えて蒸せば酒蒸しになります。
鰹ダシに味醂を塩を少量加え、片栗粉でとろみを付けた銀あんをかけるとより素材の旨みを引き立ててくれる料理に仕上がります。

・ 兜の揚げ物

アマダイの兜は美味しいものです。カマの部分の身を多めに付けた下ろし方にし、塩コショウをして小麦粉を付けてこんがりと弱火で揚げます。揚げた物をクッキングシートに乗せてラップをせずに再加熱するとヒレや骨の部分も柔らかくなり、かなりの部分を齧りながらいただく事ができます。

他にも料理法はたくさんありますので、是非美味しいアマダイの食べ方にチャレンジしてくださいね。

アマダイ釣りは外道が豊富な釣りの一つです。

代表的な外道を挙げても、イトヨリ、キダイ(レンコダイ)、カイワリ、トラギス類、アカボラ(ヒメコダイ)、タマガンゾウビラメなど10種類以上の外道が顔を出します。

Photo_3 Photo_4
ヒメコダイ クラカケトラギス

その中でもアカボラ(ヒメコダイ)は小魚ですが美味しい魚ですので、オマケとして外道料理を紹介しておきましょう。

Photo_2 ・ アカボラのカルパッチョ

アカボラは正式名をヒメコダイと言います。ハタ科の魚なので不味かろうはずはありません。下拵えに手間隙かかりますが、食べれば納得してもらえると思います。

料理法を詳しく書いたブログ『まるかつ水産・旨魚料理』を参照してみてください。

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