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2009年10月30日(金)
【カリスマ店員直伝】 本マグロ・本カツオ 準備編
引き味が強烈なメジ・カツオ。当然、生半可なタックルでは破壊されかねないほどのパワーを秘めています。 しっかり準備を整え、マグロ・カツオ三昧を目指しましょう!!
コマセで狙う場合、ハリ掛りさせるまでの食わせの要素もしっかりと考えなければいけません。意外にバランスが重要です。 ロッド しっかりコマセを振れるものを リール ドラグの滑り出しと最大ドラグ力に優れたもの ライン PE8号200m 天秤 軸太頑強なもの ビシ おすすめは金属ビシ 市販仕掛けも多数存在しますが、3m前後1本バリという非常にシンプルなものです。自分でも作った仕掛けで釣った喜びは格別! 是非ともチャレンジしてみてください。 どんな状況でも同じ仕掛けを用意するようでは、一定の釣果は上げられても、竿頭を目指すことはできません。ここでは私なりのメジ・カツオの釣果を上げる工夫をご紹介します。 付けエサのアピール 裏技としては、特船オキアミのペイントは非常に効果的。特に白手へのペイントは本物と見間違えるほどのリアリティを生み出します。ペイントしてからの色馴染みは半日から1日なので、前夜に作業しておけばOKです。 対キハダマグロ ●指ゴム・グローブ ●ナイフ類 ●氷 協力 point東京駒沢店 Tel.03-3421-0511
タックルセレクト
強烈な引きゆえに強靭なロッドを想像しがちですが、必要なのはしっかりとコマセを振れるロッド。
船長のオススメは2m前後の7:3や6:4調子くらいのグラス系ロッド。できるだけワンピースに近い専用ロッドが強度面でも安心です。
他魚種から流用するなら、同じくワンピースに近いアジビシ竿などが適しており、全長2m以下で魚の引きに振り回されず、やり取りできます。
レバードラグの手巻両軸リールや中型電動リールが使われます。
引きの強い魚を相手にするので、ドラグの滑り出しと最大ドラグ力に優れたものを選びましょう。
ドラグは電動リールや普通の両軸リールなどの5~10kgが最大値となるものなら最大値付近に、レバーブレーキタイプの場合は、ハリス限界強度ギリギリまで締めこむとよいでしょう。
標準はPE8号200m。魚の引き以上にオマツリによるラインへ負荷がありますが、太すぎれば潮の抵抗で沈みが遅くなります。
バランスに迷うところですが5~10号が使用範囲です。マーキングがはっきりとした糸を選びましょう。
40cm前後の軸太頑強な物を用意しましょう。絡みを抑えるためできるだけシンプルな構造のものがオススメです。
汎用タイプにはアームエンドのスナップに強度の低いものがあるので、ハワイフックなどの破断強度が高いものに交換すると良いでしょう。
標準はLサイズ80号。金属ビシ・プラスチックビシともに使えますがオキアミコマセの放出力に優れるステン缶・テッカメンのような金属ビシがオススメ。
ただし、最近ではプラスチックビシにも、放出力に優れた青物バスターなどがあります。
仕掛け
ハリス 太さ12~16号
巻きグセが少なく太さ12~16号のものを長さ3~4mが標準となります。
柔軟性に優れ、太番手でも結束が容易なナイロン。硬めながら伸びが少なく、感度と対摩擦性が優れたフロロカーボン。それぞれの特徴を理解し使いこなせるようになると、さまざまな釣りで釣果が向上します。
細糸ほどアタリの増える傾向にありますが、今回は一発大物が掛かる釣りなので、非常に迷うところでもあります。
ハリ オキアミを刺すことを忘れずに
ヒラマサバリの11号~14号。さまざまなハリがありますが、選択の際に忘れてがちなのは「オキアミを刺す」という点です。
強度優先の太軸環付きバリではオキアミが崩れてしまい素早い手返しが難しくなります。一方、細軸のハリではオキアミは刺しやすいものの、型が良くなるとハリを伸ばされたり折られたりしがちです。
どのサイズの群れに当たるかは運次第なので、数種類を用意しさまざまな状況に対応できるようしましょう。
予備や自信が無いのならば市販仕掛けでも勿論OK!
巻き癖を伸ばしてから使いましょう
釣果向上への工夫
他の釣り物にも応用できるはずです。
何の気無しにハリに付けたオキアミは、魚にとって多量に撒かれたオキアミの1粒にすぎません。オキアミが付けエサ1でコマセ99ならば、ハリに掛かる確率は1/100です。
そこで必要なのが、魚に的を絞らせる目印。たとえば、オキアミの抱き合わせや房掛け、夜光玉などが用いられています。また近年話題の紫外線加工も大変有効です。
これらのアピールは合わせて使うとより効果的で、特に混み合う休日の乗合船では大きな差として現れるでしょう。
ただし、サバやヒラソウダなどのエサ取りにも効果抜群なので、状況によっては逆効果になることもあります。
特船オキアミ
近年青物釣りでは常備が当たり前になりつつある「特船オキアミ」。赤手・白手・夜光・蛍ムラの4色に40mmと55mmの2サイズが用意されています。
エサ取りに強い高弾性のゴム製だけあって、揺れる船上で真っ直ぐさすのは意外に困難。曲がって取り付けてしまうと、ハリごと回転して仕掛けのヨレの原因にもなります。
この対策として、使用が確実なら、事前に装着しておくことをオススメします。冷凍で売られていますが、常温でもハリが錆びないような環境なら、半年くらい問題ありません。
ハリのフトコロが狭くならないように腹側を浅く、真っ直ぐ刺して保管しておけば時合を逃すこともないでしょう。
ちなみに特船オキアミは黒い目玉が外れれば効果半減。外れたら交換しましょう。
前夜に着色したものが翌日にはご覧の通り!
よりナチュラルにメジ・カツオへアピールできます
対メジマグロ
メジマグロは色味の濃い物を好む傾向があります。このことはバケでナマズ系(黒色)、ジグでグリーン系とピンク系が強いことからも明らかです。
こんな時に強いのが魚皮付きビーズのフィッシュダンサー。ナチュラルやグリーン、最近ではケイムラなどもあります。メジですとグリーンが効果的です。
また前述の特船オキアミへ緑や黒系ペイントを施すのも一手。美味しいメジマグロを是非追い詰めてください。
標準の仕掛けでも決して獲れない相手ではありませんが、事前にできる準備は施しておけば取れる確率はグンと上がります。
・テンビン周辺
誘導テンビンがオススメ。カモシ釣りなどで用いられていますが、魚の引きをハリスからダイレクトに道糸に繋げるので、強度を損なうことがありません。また相手に疾走されても道糸のみを送り出せるのでテンビンやビシの余計な抵抗がかかりません。
デメリットは慣れないと手前マツリが多いこと。ただし、少し慣れれば大丈夫でしょう。
・ハリス&針結節
キハダマグロやメジマグロは意外と歯が鋭く、予想以上にハリスはダメージを受けます。特に時間のかかる大物ともなれば蓄積されたダメージはラインブレイクへとつながります。
大物狙いなら、フロロカーボンハリスが耐摩耗性に優れ安心。またハリとの結節箇所へ熱収縮パイプを被せれば、歯によるダメージを大幅に軽減させ、結節凹凸も減らせるのでオキアミを刺しやすくなります。魚に最も近い部分だからこそ、最も気を使ってください。
・比重調整
太軸バリ+フロロカーボン太ハリス。この組み合わせは明らかに重く、付けエサは通常のオキアミより速く沈んでしまいます。これによりフカセ状態での沈降時間は速く短く、魚に十分なアピールをすることはできません。特に強度優先の環付きバリならなおさらです。
そこでフロート効果のあるビーズ類を使用することで比重を相殺。ゆっくり沈むコマセオキアミと同調し、魚へ違和感を与え難くします。
・持ち帰り
さまざまな要素が重なり合い、無事に大物を仕留めたとしても鮮度良く持ち帰るまでが釣りです。80Lクーラーで尾を切れば130cm級まで入りますが、大型クーラーを保管・所有できないことも場合も多々あるかと思います。
そんなときは大物専門店で扱っているようなフィッシュバッグがオススメ。大型ソフトクーラーのようなものでコレに魚と氷をぎっしりと詰めれば鮮度良く持ち帰ることが可能です。
値段も大型クーラーに比べればいくぶんリーズナブル。保管も畳めば座布団程度のサイズです。
あると便利(必須?)な小物たち
回遊魚最速クラスの引きだけあって取り込みの際もかなり抵抗します。素手でハリスを手繰ろうものなら、疾走されて指が裂けます。
必ず保護用に、指ゴムやグローブは付けましょう。間違っても手に巻きつけてハリスを手繰らないように!
回遊魚を美味しく持ち帰るには血抜きは必須。見た目も綺麗に持ち帰るためにもエラ元を切断するナイフは欠かせません。
また超大型が釣れ、そのままではクーラーに入りきらない場合も切断して収めることができ便利です。
回遊魚の体温は高速遊泳のために、周囲の水温より5度近く体温が高いものです。水温が20℃なら体温は約25℃。船宿でもらえる3kg程度の氷ならばすぐに融けてしまいます。重くても、余裕を持って詰めていくようにしましょう。
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