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釣り方・仕掛けなど人気魚種の攻略法を紹介! ~ 沖釣りキング ~ RSS

2009年9月 1日(火)

【月刊まるかつ】9月号「中深場のエサ取り名人と勝負!」

まだ暑い日が続いていますが、秋には面白くて最高に美味しいターゲットがあるんですよ。まだの人は是非お勧めしたい季節限定の『アカカマス』です。一度経験すれば、この季節が待ち遠しくなるのは間違いなしです。(まるかつ

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今日の主役はアカカマス。例年10月末から11月初旬に相模湾で乗合船がスタートするので「月刊まるかつ10月号」で取り上げようと思っていました。

しかし今年はワラサも7月末にシーズンイン、自然が相手ですので早めに始まっても良いように繰り上げて情報を提供します。是非お勧めのターゲットですので、これを読んだら毎日相模湾エリアの釣果をチェックして待ち構えましょう!

P_001_2 別名はアブラカマス

カマスの仲間は日本近海で獲れるものだけでも数種類あるのですが、代表的な物はヤマトカマスとアカカマスの2種類です。

ヤマトカマスは別名ミズカマスとも呼ばれ30cmくらいまで、夏に浅場に群れを作り、コマセ無しのサビキ仕掛けで狙うことができます。相模湾や内房で乗合船も出ますので干物(開きや丸干し)を作るのにお勧めです。

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ヤマトカマス アカカマス

アカカマスは晩秋(10月後半~12月初旬)に100~150mダチに群れで集まります。ヤマトカマスに比べて格段に大きく、体長45cmにもなる大型種です。アブラカマスとは、上質な脂が乗り食べて美味しいことから付けられた名前なのです。

全国的にいる魚なのですが、乗合船は少なく専門に狙っている地区も限られています。相模湾の大磯、平塚、茅ヶ崎、腰越などから短期間だけ出船しますので、よ~くアンテナを張っていないと情報を逃してしまいます。

P_001_2 エサ取り名人との駆け引き

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エサ取りが上手い魚といえばカワハギが有名ですね。それからタチオウもモゾモゾと噛みアタリがあるのに、なかなかハリ掛かりせずエサだけ取られてしまうエサ取り上手です。

カマスも大きな口に鋭い歯が並んでいて、一気に食い込みそうに見えるのですが実はエサ取りが上手なんです。オマケに向こうアワセでは掛からず、必ずアワセを入れないと釣れないんです。

水深100m以上でアワセる釣り、早くても遅くても掛からない、これだけではイメージが湧かないかもしれません。

仕掛けは胴突き3本バリ仕掛け、オモリは120号を使います。

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Photo_9エサはサバの短冊(幅1cm長さ7cm前後)を使います。腹側の白い部分にチョン掛けしますが、スパッと半分だけ食い逃げされたりします。
ハリの選択が釣り方と関係がありますので解説しておきましょう。

掛けることを重視するならば丸カイズ系の細く長めの軸でフトコロの狭いタイプのハリが適しています。最近まるかつが使って好成績を収めているのはタチウオ専用バリですが、これもこのタイプになります。また、掛かってからバレにくさを重視するならばムツ系のハリが適しています。

食いが渋く確実に1尾ずつ掛けて取り込む場合は前者、活性が高く多点掛けを狙う場合は後者ということになります。

参考:最近まるかつが愛用しているのはこんなハリです。

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ハリ数は3本ですので、3回のアタリまで勝負ができます。アタリがあって掛からなかった場合はエサが無いものと考えたほうが良いですね。タナが100m以上と深く手返しは悪いですが、エサが付いていない仕掛けでいくら待っても勝負になりません。

また、周りが釣れているのに、自分だけアタリが無いときは気付かずにエサが取られている可能性が高いですから、巻き上げてエサのチェックをすることを忘れないようにしましょう。

3回アワセて三点掛けできれば、釣り人の勝ちということです。ただし、待ちすぎてバラしてはダメですよ。

P_001_2 これがアカカマス釣りのポイント

エサの付け方・大きさやアワセが必要な事は書きましたので、アカカマス乗合に行った場合の注意点(ポイント)をまとめておきましょう。

(1)船は少なく釣り人は多い
知る人ぞ知るアカカマスですから乗合船はかなり混雑します。まして土日ともなるとそれなりの覚悟をして出かけたほうが良いでしょう。
コマセ釣りや根魚釣りと違って群れを攻める釣りですので、場所の優劣が出ることはありません。しかし、それはアタリが出るかどうかの話で、オマツリ対策となると話は別。混んだ船の胴の間ど真ん中では左右、反対舷からのオマツリの確率が相当高くなります。
釣行日と場所の選択は潮の流れを予想しながら結構大きな要素になります。

(2)オマツリしたら仕掛けを切って素早く対応
特に釣れている時間帯は短いものです。オマツリしたら道糸に気をつけて仕掛けを切って短時間で対応できるようにしましょう。接続具の結び目で切れば直ぐにつなぎ直して再生できるものです。ただし、パーマしたハリスは必ず交換するようにしましょう。

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(3)投入は自分の正面・遠くにオモリを投げる
これもオマツリ防止対策です。エサを付けたハリを船べりに並べ、仕掛けの絡みや竿先への絡みが無いことを確認します。合図があったら自分の正面のできるだけ遠くへオモリを投げ込みます。左右にズレたり近くに投げるほどオマツリの確率が高くなると考えてください。
また落とし込み時は手持ちで竿先を海面に向けて糸の出をスムーズにしてやります(イカ釣りと同じです)

(4)必ず仕掛けは底を切る
水深近くなったら軽くサミングしながら落とします。降下するエサにカマスがアタックしてくることも良くあります。食いの良いときは着底する前からアタリが出て止められることもあります。そんなときでも一呼吸置いてアワセることを忘れないように。
底ダチを取ったら必ず50cmほどタナを切って待ちましょう。オモリを底に着けたまま釣っていると新しい場所に入りにくいばかりか、隣とのオマツリが多くなってしまいます。

(5)よく切れる包丁・ナイフを持参する
船宿によっては三枚に下ろしたサバが配られ、自分で短冊を切る場合があります。またサバが釣れたら直ぐにエサに切って使うことをお勧めします。ピカピカ光った新鮮なサバ短は圧倒的な食いの良さですので迷わずエサに使ってください。しかし、40cmオーバーのマサバの場合は季節柄、自分のエサにするかどうか迷ったほうが良いかもしれませんね。
サバエサの切り方は来月号(10月)で詳しく解説する予定です。

P_001_2 釣り方、最近のトレンド

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アカカマス釣りが始まった頃は仕掛けを動かしてエサを躍らせる釣り方が主流でした。特に竿先を大きく振り上げてゆっくりと段を付けながら誘い下げる釣り方が非常に効果的でした。

このテクニックは今でも有効な場合があるのですが、最近のトレンドは竿(仕掛け)を動かさない釣り方です。底から1~3mの範囲にエサを止めてアタリを待ち、微弱な変化を察知してアワセを入れる。1尾2尾とハリ掛かりすると、その動きでエサが躍りアタリが続くという釣り方です。

竿を動かさないため集中力を持続しやすく、仕掛けを動かしていないので小さなアタリを捕らえやすい利点があります。しかし、竿先の感度が悪いとこの釣りは成立しません。軟らかすぎる竿や胴に掛かるタイプは不向きですので注意してください。

またやみくもにハリ数を増やしたり、孫バリを付けたりする人をたまに見かけますが、オマツリが増えたり手返しが悪くなりますので止めましょう。

P_001_2 さまざまな食べ方で楽しもう!

・刺身  普通のお刺身も美味しいですが、皮をバーナーで炙る「あぶり」も最高です。

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・にぎり寿司 酢飯との相性は抜群、シャリとネタの間に大葉を入れるのも美味しいです。

・棒寿司 大皿にきれいに盛り付ければ見栄えも抜群。

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・塩焼き 定番中の定番、脂があるので炎が上がるほどです。

・しゃぶしゃぶ さっとくぐらせる程度が食べ頃。締めの雑炊も良いダシが出て旨いです。

・天ぷら 塩山椒で食べるのがまるかつ流。

・干物 沢山釣れたときは是非チャレンジ、小型で作らないと大きすぎるかも。

・潮汁 頭、中骨、昆布でアクを丁寧に取りながらダシを取ります。味付けは塩と日本酒だけで。

生食でなければ冷凍保存も大丈夫。ウロコと内臓、エラを取り除いてジップロックに入れて保存します。干物にしてから冷凍しても大丈夫です。
カマスは水分の多い肉質で痛みやすいため、早めの下処理・調理が大切です。冷蔵庫で保存する場合もペーパータオルなどに包み、余分な水気を取るようにしたほうが良いでしょう。

アタリがあるのに掛けられない、釣って面白く食べて最高。きっと夢中になってしまうこと請け合いです。

相模湾エリア アカカマスの出船船宿

是非今年はアカカマスに挑戦してみてください!!

※来月10月号は釣り人にとって身近な魚「サバ」を取り上げます。食べて良し、エサにすれば万能、まるかつの一番好きな魚です。

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