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釣り方・仕掛けなど人気魚種の攻略法を紹介! ~ 沖釣りキング ~ RSS

2009年7月27日(月)

【攻略】今年の夏はルアータチウオ

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Tsuri_ico06港/船:東京湾神奈川 川崎桜橋 つり幸
Tsuri_ico08釣り場:金谷沖

 “夏タチ”は入門に最適!

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タチウオは、繊細なアタリから、ハリ掛かりさせるまでの難しさで人気の沖釣りターゲットです。

この時期のタチウオはまだまだ型は細いものの、群れも濃く、浅い水深で活発にエサを追うので数も狙えます。そのため、エサ・ルアーともに、入門には最適とされています。

最近ではルアーでも人気が高く、数年前に確立された「ベイジギング」の主要ターゲットの1つとなっています。ルアー入門に最適なのは、タチウオが浅場にいる8~9月!

さっそく、東京湾の釣り物に精通し、季節の釣り物を楽しませてくれる、黄色い船がトレードマークの「川崎つり幸」さんに取材してきました。レンタルタックルも用意されているので、ルアーを持っていくだけで釣りを楽しめます。

Dpp_0007_2 本年(2009年)はスタート直後に竿頭で70尾以上の釣果を上げている船もあったのですが、中旬の強風以降釣果は激減……。取材したこの日も、金谷沖にはすでに船団が形成され、期待が持てそうな状況でしたが、残念ながら朝の時合以降は、タチウオの群れが散って活性が落ちてゆく一方。当日の釣果は3~15本。ポツリ、ポツリと完全な拾い釣りとなってしまいました。

昼前に一度だけ目の前にナブラが発生し、水面下のミノーへ果敢にアタックしてくるタチウオもいましたが、山場はありませんでした。 今年はこのままいってしまうのか。ちょっと心配です。

 これだけはそろえよう! タチウオジギングのタックル

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基本は以下3点。

・メタルジグ80gを基準に60~100g
・PE1号以下を150m以上巻いたリール
・やや胴調子のベイジギングロッド(バスロッド・LTロッド可)

用意できるなら、食い渋り用にワームも持っていきましょう。

 船長が語るルアータチウオ攻略への近道

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新海船長によれば、
・アタリパターンを素早く見極めること
・他の船が集まっていなければ、投げて広くタナを探ること
・フォールでのバイトを意識すること
・状況(潮色・潮流・天候・活性)を把握すること
・迷ったら基本色の紫系で攻め続けること
などが、ルアータチウオ攻略のセオリーだそうです。

さらに、
「初めてチャレンジする人はアタリが取りやすく、ジグを確実に操れる穏やかな日を狙ったほうがいいですよ」
と船長。

反対に風が強い日は、アタリが取りにくく、ジグのアクションも困難なばかりか、風によって浅場のタチウオの群れが散ってしまいます。そのため、反応が集まらず、型を見る程度で終わってしまうことも多々あるそうです。

そして、心や時間、そして釣りに余裕をもつ。これはタチウオでも同じです。

 意外とバレる!?テンションは一定に

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タチウオがハリ掛かりしたらポンピングせず、竿は一定の角度にテンションを保って巻き上げましょう。

最近のタチウオ用ルアーフックは、刺さりを重視してバーブレス(カエシ無し)も多いのですが、カエシがあってもポンピングによるテンション変化でバレてしまうことがあります。

また、立ち泳ぎをしている魚だけあってフックに掛かってから上方へ泳ぎ、竿から重みが消えることが多々ありますが、変わらず巻き続けることが重要です。この時に巻き上げを止めてしまうと、バレてしまうことが多くなります。

このようなテンション変化の多いタチウオにはやや胴調子のベイジギングロッドが活きます。不意のテンション変化でも、竿の柔軟性や復元力によってバレを最小限に留めてくれることでしょう。

単純にバレを防ぐなら[胴調子]、操作性を優先させるなら[先調子]。ですので両方の特性の中間をとる[やや胴調子]が初めての方にはオススメなのです。

 鋭い牙!ハリ外しも慎重に

タチウオの歯は鋭く、噛まれると大変危険。ハリを外すときはエラ付近をつかみ、頭をしっかり固定して外します。

またルアーではスレで上がってくることも多く、この状態のハリを外すときが最も危険です。そのままハリが掛かった付近を持ってしまうと、暴れたタチウオが曲がって噛み付かれる恐れがあります。必ずエラ付近を押さえましょう。

 数を狙え!常連氏のテクニック

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型が見れて一安心すると、今度は数を狙いたくなってきます。

この日、船内で1投1尾ペースという怒濤の勢いでタチウオを掛けていたのは右舷舳先の常連氏。数投ごとにジグを変えてアタリジグを探っているようです。

アクションはショートピッチ・ハイスピードジャーク(小刻みなシャクリの速巻き)。
竿はやや硬めでシャクリの動作による竿の曲がりが少なく、ジグに小刻みにヒラを打たせながら巻き上げています。
ジグの種類も左右に揺れる動きのセンターバランスのものが多く、小刻みなシャクリから生まれるヒラ打ちにより、ジグ表面のホログラムのフラッシングでアピールするには最適です。
アクション→ファイト→キャッチの一連動作に無駄がありません。何回も通い込み試行錯誤してきた過程が感じられました。

 ライントラブルも慣れで克服!

ベイジギングの難点の1つに、極細PEラインがトラブルに弱いことがあげられます。通常ジギングではジグがポイントに到達したときに真下付近に来るよう、潮上へ軽くキャストしますがバックラッシュ(スプールの過回転による糸絡み)がつきもの。そして船上での修復にはどうしても時間がかかってしまします。
しかしそれを補って余りある「高感度・潮切れ・操作性」はベイジギングには不可欠。メカニカルブレーキにて発生を最低限に抑え、あとは慣れによって克服するしかありません。

 食い渋ったらワームの出番

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活性が下がりジグに反応を示さなくなったタチウオも、ワーム(ゴム状の疑似餌)を持っていればまだまだ攻略は可能。30gくらいのジグヘッドに10cmほどのワームを付けて、投げて沈めて引いてきます。着水からのカウントダウンで3m・5m・8mと浅いタナからタチウオの遊泳層を探ってみましょう。このときカウントダウンによってワームがどれ位沈むか把握しておく必要があります。船縁で沈めてみてどの程度のスピードで沈むか見ておきましょう。

ワームは、ジグのような「上下の早い動き」ではなく、「横方向のゆったりとした動き」でタチウオにアピールします。

ジグは「必死に逃げ惑う小魚」、ワームでは「傷つきヨタヨタと泳ぐ小魚」を演出します。
ルアーフィッシングはイメージフィッシング。やみくもにルアーを選ぶのではなく海中の様子をイメージすれば、自ずと釣果も上昇することでしょう。

 DATA

釣行日:2009年7月21日(火)
天 候:曇り 時々 雨
狙 い:タチウオ
ルアー:メタルジグ、ミノー

釣り人/文:小林 秀輝

 Tips 動画

【動画】ルアータチウオ・シャクリ

【動画】常連氏のシャクリテク

【動画】タチウオ取り込み

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