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旨い魚を釣りたい!食べたい! 今何が釣れるのか、爆釣願って沖に出た、業界最速の実釣レポート!

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2009年6月23日(火)

【釣行記】今年はムラソイの当たり年。今すぐ日立へ向かえ!!

根掛かり必至の釣り。恐れなければ何とかなるぞ。

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Tsuri_ico06港/船:日立久慈港 大貫丸
Tsuri_ico08釣り場:久慈沖

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狙うのは水深5~15mの岩礁帯、時には3mの超浅場でも狙うこともある。おかげで、ハリ掛かりした瞬間からダイレクトに引きが楽しめる。これがムラソイの最大の魅力となっている……らしい。

もちろん食味も素晴らしい。根魚特有の淡泊な白身はどんな料理にもよくあう。なかでも2~3日寝かせた身は甘みがグッと強まり刺身に最高! 煮ても焼いてもとても美味い……らしい。

情報として知ってはいても、実際に釣りにいったことも、食べたことも無いのだから、知らないのと同じ。
こりゃいかん。端くれとはいえ業界に居る人間としては、知っとかなきゃ!

ということで、ムラソイ釣りではかなり定評のある、日立久慈港の大貫丸へ行くことにした。

 まずは釣り方を知る

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早朝5時40分、港から40分ほど離れた20mダチでスタート。私を除く17名のお客さんは、船長の合図とともに仕掛けを投入した。
私はすかさず右舷ミヨシに移動。大貫茂雄船長から紹介された常連さんに、釣り方を聞きに行ったのだ。

ムラソイは底にいる。だからエサの付いたハリが底付近を漂うようにする。
そのためには、
1、オモリを底まで落としたら素早く糸フケを取る。
2、底から、ほんの少しだけオモリを上げてアタリを待つ。

基本はたったこれだけ、とのこと。

──マジで? ほかに注意点はないんですか?
もちろんあるよ。実はここからが大事なんだ。そう言いながら彼は続けた。

海底はとにかく複雑な岩礁帯なので、船の位置(仕掛けの位置)が数十cmズレるだけで水深が異なる。つまり底にエサを留めるためには、小まめに底ダチを取り直すことが必要になる。だから、
3、少し待ってアタリがなかったら、仕掛けの長さ分(80cm弱)くらいゆっくりと持ち上げ、オモリをゆっくりと底まで落としていく。
4、そして再び底から、ほんの少しだけオモリを上げてアタリを待つ。

ということを行うとのこと。

よし、実践だ!
すっかり釣れる気になった私は、釣り座に戻って仕掛けを投入した。

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仕掛けは船宿オリジナルを使用。オモリは鋳物(鉄製)。根掛かり必至なので、鉛製はできれば避けたい エサ付けは簡単。上バリにサバの短冊を、下バリにイワシを付ける

 根掛かりを恐れるな!

ウネリは1.5メートル。これが適度な誘いとなると同時に、根掛かりの原因になる。さらに前日に比べ0.7度下がったという水温が拍車をかけ、苦戦を強いられる……と書こう。
そう、考えていたのだが現実は違った。開始から20分、いきなり船中1尾目が上がったのだ。

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船中1尾目はメバル、その10分後、本命ムラソイが上がった

「ここ6~7年で、1番良いよ!」
船長が言っていたのは本当だった。船は何度か小移動を繰り返すが、そのたびに誰かが釣っている。本命のクロソイはもちろん、良型のメバルも次々と取り込まれる。

が、私は……。
仕掛けを入れたのとほぼ同時に本命が釣れたため、すぐに仕掛けを回収。その後はサカナが取り込まれるたび、カメラを持って走るため全く釣りにならない。

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次々とムラソイが取り込まれた

ほぼ全員を撮り終えた2時間後、ようやく釣り始める。途端に根掛かりでオモリをロスト。オモリを付け直して投入するが、またもや根掛かり。
今度は運良く外れたが、ハリ先が甘くなっていた。

なんだ、この釣りは? この調子じゃ釣りにならない。どうしたらいい?
再び常連さんに教えてもらうことにした。

「しばらくそのまま続けてみな、この釣りでは根掛かりが当たり前だから気にせずに。でも、根掛かりした瞬間に竿先を下げたら、仕掛けが根から取れることが多いよ」

よ~し、分かった! こうなったら開き直った者勝ちだ。
船長のところへ行き、オモリを2袋(8個)と仕掛けを3袋(9セット分)購入し、すぐに交換できるよう、手の届くところに並べた。

そこに件の常連さんがやってきて、またもやアドバイスをくださった。
「基本は最初に話したとおりだけど、
ムラソイは誘わなきゃ釣れないだから底ダチは頻繁に取り直すのが大事だよ。アタリを待つ時間は長くても10秒くらい。誘って、誘ってが一番釣れるから。それに根掛かり対策にもなるから、しっかりやりなよ」

言われたとおり、上げ下げを繰り返していると、ビビビビビッ!
おぉ、これがアタリかぁ!? 素晴らしく小気味良い振動が手元に伝わった。

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アワセはほぼ向こうアワセでOK! 焦ってアワセちゃうとこんな感じに……

その後、順調に本命が釣れるようになり、気がつけばツ抜け。根掛かりも極端に減り、岩に掛かってハリ先が甘くなったり、ハリスが切れることはあっても、オモリをロストすることはほとんど無くなった。

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左隣の方は持参のドジョウをエサに次々とメバル、ヒラメを釣り上げた。「いいなぁ、すごいなぁ」を繰り返したおかげで分けてもらえたが、私に本命以外は釣れなかった

 ウワサどおりの好釣果

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果たして、船中のムラソイの釣果は3~14尾(20~40cm)。ほかに、メバルやカサゴもかなりの数釣れた。水温が下がったというのに、ウネリが高くなってきたというのに、事前に聞いていた以上の好釣果だ。

ちなみに、6月9日~昨日(22日)までの2週間(出船日数=12日)で、トップが10尾を割ったのは3日間のみ、ボウズが出たのは昨日のみ。

ライトタックルでOK! オモリは30号と軽いうえ、水深が浅いのでアタリがダイレクトに伝わる。特に30cmを超えるもののアタリは、ガンガーンッ! と凄まじいものがある。これは本当に楽しい。
ムラソイが気になっている人、釣れている今こそ行くべき。ぜひ、あの素晴らしいアタリを体験してください。

 タックル/仕掛け

○ 当日のタックル/仕掛け、つり方は こちら

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 今後の展望/ワンポイント

・ムラソイはナギが狙い目、と言われているが、水温が16.5度を超えてからは、海況に関係なく釣れているようだ。急激な水温低下がない限り釣れる!……はず。ガンバレ!!

・ムラソイ釣りのゲスト、これまではアイナメが主流だったが、今後はクロメバルが多くなってくる。それも35cmクラスの良型が多くなるとのことだ。

・難しい、との印象を持つ人が多いようだが、釣り方自体はごく簡単。問題は磯との戦いのみ。確かに根掛かりは必至だが、逆に考えれば、最初から根掛かり覚悟でのぞめば恐いものはないのだ。

 オマケ情報

・大貫丸は平日でも大人気。釣行する際は、必ず予約を取って行くようにしてください。

・ホームページには5時半出船となっていますが、今の出船時刻は5時です。

・港に戻ると昼食が用意されています。何が出るかはお楽しみ。

 DATA

釣行日:2009年6月19日(金)
天 候:曇り
狙 い:ムラソイ
エ サ:イワシ、サバ短冊

釣り人/文:小林てるひこ

 PHOTO Gallery

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