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2008年11月21日(金)
直撃★バリ釣れ vol.3 エギングでプシュ「東京湾・スミイカ」

@niftyつりリポーターのかまが、毎月ガチンコ体当たりで実釣に挑むこのコーナー。おかげさまで、第3回を迎えました。今回は、まさに絶好調の釣れっぷり…いやいや、乗りっぷりで、各誌各サイトの釣果欄を賑わす、東京湾のスミイカ。これを、エギングで狙っちゃいます。
今回お世話になったのは、湾奥船橋港のつり船内木(ないき)。船長に釣況を尋ねると、「今来ないでいつ来るの!?」と、自信たっぷりの返事が返ってきた。
釣行前々日までの釣果は、11月15日、2~17杯。11月14日、4~17杯。11月13日、1~13杯。11月10日、8~27杯。(船橋港・内木釣果)といったところ。まさに爆釣だ。
「ここにきて400グラムオーバーの良型も結構混じるようになりました。ポイントによっては、マダコやアオリイカが出ることもありますよ」とは、船長の話。外道はともかく、これだけ釣れていれば、俺でも10杯は釣れるでしょ!って、そんなに甘くないか…。
仕掛けはこんな感じで実にシンプル。竿は、穂先の感度が良いフグ竿やキス竿がベスト。この穂先の「感度」が、特に重要。長竿釣法もOKで、張りのあるメバル竿が良いとのこと。
リールは小型の両軸リール。パーミング(手で覆える)できる小さめの軽いモノが必携。ダイワのエアドやシマノのバイオマスターなどがオススメだ。
道糸は1号以下。潮の抵抗がある中で、スミイカのモタレを察知するには、細糸が絶対有利となる。細糸使用なので、結束部補強のために4号程度30センチの先糸を結んでおきたい。
中オモリは10号。上下をスナップスイベルで留めると、絡みやすくなるので、中オモリの上下がサルカン付きの物を使用し、直結で結ぶ。
ハリスは、船宿によって様々だが、内木では2~3号を1.5~2メートルとのこと。
使用するエギは2.5号が基本。状況で3号まで。色にこだわるなら、ピンク、バレンシア、ブルーの3色があれば十分。
船長のオススメエギは、上写真左の3本。いずれもアオリーQで、上からゴールドサクラダイ(金腹)、マーブルサクラダイ、大分型布巻(銀腹)。実釣当日は、いずれにも良く乗ってきた。

当日のポイントは、富津沖の水深13~16メートル。晴天&凪の絶好の釣り日和となった。
開始早々、右舷胴の間の人がスミイカの乗りをキャッチ。堂々たる400グラムオーバーが取り込まれた。これを皮切りに、ポツリポツリながらも船中あちこちで活発な乗り。見てるばかりじゃつまらない。カメラを置いて、早速竿を出すことにした。サイズは、250~300グラムクラスが中心だ。
中オモリが着底した後に、しっかりと底ダチを取る。潮があまり効いていないとのことなので、中オモリを底から1.4メートル巻き上げて待った(実釣時のハリスの長さは、1.6メートル)。
竿を自分の目線くらいまで上げ、いつ来るかわからないスミイカの反応に備える。竿を3点でホールドし、片手を竿のブランクに添えるのがポイントだ(下写真参考)。竿先に違和感を感じたら、添えた手で竿をしっかりと起こし、グイっとアワせれば良いのだ。
アオリイカのエギングのように、シャクリを入れたりはしない。30秒に1回くらい底立ちを取り直す以外、ただひたすらにアタリを待つのがこの釣りのスタイル。釣り方はとてもシンプルだ。
投入後、程なくして、船の揺れにしてはイレギュラーな微妙な変化が穂先に訪れた。すると、竿先がクーッともたれたので、すかさずアワセてやる。よし、乗った!
アワセと同時に竿が、グンと押さえ込まれ、何とも言えぬ重量感を感じつつ巻き巻き。時折、グイグイと竿を締め込んで、水面を割ったのは紛れもないスミイカ。
300グラム弱の中型でニンマリ。取り込んだそれが冒頭の写真だ。

イカを水面からそっと抜き、ハリスをたぐってエギを摘む。もう一方の手でスミイカの首根っこ(目の横あたり)をしっかりと掴んで、エギを外してやる。この時、イカを海面の上で持ち、漏斗(口)を船の反対側へ向けてやれば、不意な墨噴射は海面に向かって飛んでいく。これをそ~っとバケツに移してやればOKだ。プシュ~
取り込む度にエギをしっかりと掃除しておく。イカの皮やゴミが付いていると、イカの乗りはめっきり遠くなるから注意が必要だ。
活発な入れ乗りはないものの、ポツリポツリと乗りが訪れ、午前中の下げ潮だけで7杯をキャッチした俺。午後の上げ潮でも飽きない程度に取り込んだ。
この釣りの肝は、カワハギ釣りに勝とも劣らない集中力が不可欠。タバコを吸ったり、ご飯を食べたりする時は、思い切って、竿を置いて休憩してしまおう。
ハッキリ言おう! この釣りは実に面白いが、飽きっぽい人には向いていない。初心者だろうとベテランだろうと、真剣に釣り続ける人が報われる。俺はハマリにハマっちまったぞぉ。
「今日は渋いよ」と船長は言っていたが、そういう実感はなく、ポツポツ拾い続けて13杯ゲット☆竿頭の方が17杯。2番手が15杯。俺が13杯で3番手。スソは、○○さんの2杯ということで、船中釣果は2~17杯。いやぁ、これだけ釣れると、帰り道もウキウキってもんです。
個人的には大満足なんだけど、下の子羊じゃなかった、おっさんから課せられた「竿頭を取れ」っていう課題は、儚くも破れ・・・ バリ釣れ 2勝1敗と、開始以来初の課題不達成となりやした。トホホ

先にお知らせしたスソの○○さんは、実はこのおっさん! 取り込み方から釣り方まで、しっかりと朝のレクチャーを聞いていたように思えたのだが、ご覧の通りの墨まみれ(ウププププ)。しかも、最後の流しでも乗せたにもかかわらず、無理に巻いて逃げられる始末(ウププププのプ)。
おっさんの周りを掃除してくれた上乗りさん。本当にスミマセンでした。
何を隠そう、私が沖釣りを始めた頃、沖釣りのイロハを教えてくれたのが、この内木船長。私が頼りにしている船長の一人である。自身も大の釣り好きで、本当は操船するよりも、釣りがしたいらしい。
「今年は、本当に絶好調です。昨年もまずまず好調でしたが、昨年以上の湧きなんじゃないかな。
潮の流れがモノを言う釣りので、中潮~大潮の潮回りが大きい日に遊びに来られればベストです。今日も潮の流れは緩慢で、苦戦しましたが、それでもトップ17杯!今期の模様の良さの表れだと思いますよ。
深場に落ちるとエギでは狙えなくなってしまうので終了となりますが、この分だと年内一杯はいけそうな感じです。是非、遊びに来て下さい」
ふむふむ。少なくとも俺は今期もう1回行きたいぞ!
● 東京湾 船橋港 内木
現在の釣り物:スミイカ、カサゴ、サビキアジ
スミイカ船: 6時半集合。7時出船。16時頃桟橋帰港。
料金:\9,000-(中オモリ、エギの販売、ペット氷有り)。
●船宿備忘録
船橋ららぽーとから車で5分ほどのところ。
食品コンビナートの中のワンド内に設置された青い桟橋が船着き場。駐車場は、桟橋の前。
料金は、出船前に支払う。釣り座は先着順で、船長の到着前に着いた時は、桟橋入口にクーラーを並べて順番を取れる。
桟橋前に自動販売機とトイレがある。車で3分ほどのところに、コンビニ「サンクス」。
スミイカを入れておくネットやバケツは船に常備されている。レンタルタックルも有り、中オモリとエギも販売しているので、手ぶらで行っても大丈夫。
出船が7時だから、早朝、外房に釣行して出船中止となった時に、駆け込むことも可能。
( report : kama , photo : teru & kama)
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