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2008年3月11日(火)
【突撃】千葉・太東沖「食卓に薄造りを!大原でフグに初挑戦!」
はじめてのフグ釣り! 毒を怖がる家族に食べさせることはできるのか?(リポーター/チホリ)
| 2008年 3月 1日(土) | |
| 曇り時々晴れ 西南西の風2~3m、後6~8m | |
| 千葉県大原 長福丸 | |
| ショウサイフグ | |
| アオヤギ | |
| 太東沖 水深15~25m |
今回は、そろそろシーズン終盤の大原カットウフグに初挑戦です。ガツンと言うアタリ、強い引き、 その釣趣の面白さは度々耳にしており・・・ワクワクと想像は膨らむ一方。
今までフグ釣りをしなかった最大の理由は、家族がフグを怖がって食べないということ! お店で頂くフグ刺しはあんなに美味しいんだけれどなあ?
昔から「フグ食う無分別、フグ食わぬ無分別」といい、フグごときで命を落とすのは無分別、かといって毒を恐れて美味しいフグを食べないのも無分別・・・と戒められてきました。うーん、ではどうしたらいいのでしょうね? やっぱりここは思い切って食べて貰いましょうか!
黒い肝こそキモ!
配られた付餌はアオヤギの塩漬け、他に食わせ針用に生エビを持参しました。
仕掛けは錘25号+カットウ2本、上に食わせ針として丸カイズ13号・ハリス5号5センチを1本。
タックルは160cm先調子竿に小型両軸・PE2号を使用しました。
付餌のアオヤギはベロから通し黒い肝へ針を抜き、3、4個重ね付けします。この黒い肝がまさに「肝」!フグは肝を狙って食いに来るので、食われて消耗したら食い残しの上からどんどん付け足していきましょう。
フグは日の出と共に起きる?
まだ暗い5時に出船。漆黒の海を30分ほど走りポイントの太東沖に到着しましたが、まだ水平線が白々と明けてきた程度です。
期待の第一投、水深25m。あまり潮が効いていません。丁寧に底立ちを取り集中・・・。底は砂泥の様子、根掛かりの心配が無いのでカットウ仕掛けを底につけ、時たまスッとハリス分上げて空合わせします。
しかし暗い海からは魚信がなく、同行者は「まだフグは寝てるんだな」と真面目顔。フグは砂の中で眠っていて朝に起き出すそう
です。想像すると何とも可愛いじゃないですか。
海面にようやく日が差し始めた頃、空合わせに偶然のアタリ!慎重に巻き上げてくると20 センチ程のショウサイフグがふくれっ面で顔を出しました。
どうやらフグ様はようやくお目覚めのようですよ!
潮流れず苦戦
しかし、目覚めた後どうしているのか、日は高くなれど、なかなか釣れ続いてくれません。周囲でもあまり釣れていない様子。潮が流れ ていないのが影響してか、食い渋りが続きます。
船は根のあるポイントへ移動。船長から
「仕掛けを上げて根掛かりに気をつけて」
とアナウンスが入ります。
速やかに仕掛けの底を切り、ハリス分上げてから誘いを開始。しゃくり上げていくとグググッと強い手ごたえがあって23センチのまあまあ良い型をキープ。その後は更に2匹を追加し、合計4匹。桶にふわふわ泳ぐ姿がご愛嬌です。
が、その後が続かず、あれこれ底を探っているうちに根掛かりさせてしまい、カットウをロスト!
急いで仕掛けを組み替えます。
ところが間抜けなことに更に1つ、2つと仕掛けを無くしてしまい、手持ちの仕掛けは使い切ってしまいました。同行者に仕掛けを分けてもらうものの、立て続けに仕掛けを組んだのが祟って段々気持ち悪くなり船酔いダウン! あえなくキャビン送りになりました。
あ~あ、まだ4匹しか釣ってないのに・・・と無念な思いで一眠り。ポイント移動のエンジン音で目を覚ますと時刻は11時半、最後の流し。残念ながら吐き気がおさまらないのでそのまま見送り、納竿となりました。
この日の船宿釣果は16~28cmを4~22匹、10匹前後釣った方が多かったようです。おっと、わたしは裾ではないですか・・・。次回はもっと気合を入れましょう!
でもやっぱり食べるの怖い・・・!?
さて、帰宅していよいよお楽しみのお料理タイム。船宿が安全に剥いてくれていますが、念のため毒のある皮や内臓が残っていないかどうかチェックしながら血を洗い流し、薄皮を剥きます。
一口試食してみると・・・うわあ、流石に美味しいではないですか!・・・けれど、アレ?なんか口がしびれる気がする!?いえいえ、それは日焼けで唇がヒリヒリしているだけでした。どうにもビビリ過ぎに大笑い!
いつもより頑張って丁寧に薄造りしてお皿に盛り、さあどうぞ、と家族に勧めると、おっかなびっくり1枚箸をつけて「・・・。」
もう食べないの?とさらに勧めると、やっと1,2枚。
どうやらフグ毒の怖さが勝ってしまって味も何も解らない様子です。
仕方ないので残りは私が独り占め!!ああ美味しかった~、満足満足!
でも折角美味しいフグも一人で食べてはちょっと寂しいので、次回は一緒にたらふく食べて欲しいところですが、さてどうかな? その為には、まずは沢山釣って帰らなきゃね。

秋から始まった大原のフグはすでに終盤戦。全体的には今年は魚影が濃く、禁漁に入る 前の4月一杯は楽しめそうです。まだまだ間に合いますので、楽しんで来て下さいね。

○スタッフが気持ちいい大原「長福丸」
今回お邪魔した大原「長福丸」は皆明るく気持ちのいいスタッフさんばかり。
出船前の入れたてコーヒー、帰港後のカップラーメンは嬉しい心遣いです。女性にはお土産サービスもあります。
フグ船ではフグ調理免許を所持した船長が客の釣ったフグを綺麗に捌いてくれますので、安心&楽チン!一瞬にして頭、皮、内臓を取り去る見事な包丁捌きは一見の価値ありですよ!








