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つり通信

旨い魚を釣りたい!食べたい! 今何が釣れるのか、爆釣願って沖に出た、業界最速の実釣レポート!

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2008年3月26日(水)

【特集】釣りを三倍楽しむ方法「オリジナル仕掛けをつくろう」

仕掛けを創るのも釣りの大きな楽しみ。オリジナルのいくつかを紹介しよう。(レポーター/まるかつ)      

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P_001_2 
晴耕雨作(?) 当日だけが釣りではない 

人によって楽しみ方は千差万別だろうが、釣りに出掛ける当日だけが楽しい時間なのではない。その前後にもお楽しみは待っている。

「晴釣雨作」。天気の良い日は釣りをして、雨や風の日は作る楽しみを!

期待に胸を膨らませて仕掛けを作ったりする「準備編」に始まり、クライマックスである「実釣編(本編)、釣りから帰って釣果を美味しく料理して家族や知人に振舞う「料理編」(釣れればの話だが...)と、三部作としてはじめて楽しみ尽くす事ができるのだ。

もっと貪欲な人になると、目的の魚について調べたり、何ヶ月も前からターゲットに合わせた竿を作ったりもしている。また釣行結果をブログやHPに公開して仲間や第三者に見てもらうという楽しみ方も存在する。

今回は、私が釣りを通して実際に感じ、実践している、そうした“当日以外”の楽しみを紹介していきたい。

P_001_2 仕掛けは買うもの?作るもの?

まずは、準備、その中でも「仕掛け」だ。

「平日は仕事が忙しくて仕掛けなんて作っていられない」「手先が不器用なんで細かい作業が苦手」との声はよく耳にする。
なるほど、釣具屋に行けば、魚種別にバリエーションに富んだ仕掛けが販売されているのはご存じのとおり。昔は種類も少なく質の良くない物もあったが、最近ではそんな事はほとんど無い。

そういう意味では、確かに買えば事足りてしまう。だが、魚の気持ちになって、想像力逞しくアイデアを盛り込んだ自作仕掛けで本命が釣れた時の喜びは、ひとしおだ。

P_001_2 フグのカットウ仕掛け、を創り出す Kattou_2

たとえば、近年マニアの域を超え、大人気のフグ釣り。この釣りでは、“カットウ仕掛け”と呼ばれる専用の仕掛けを使うが、これが一組500~800円と結構高い。
平場(砂地)のポイントでは問題ないが、根周りにポイントでは根掛かりは必至。底に引っ掛けに行くようなものだ。下手したらカットウ仕掛けとフグを交換する位、次々にロストしてしまうこともある。

そこで考えたのがコレ。胴突仕 掛けの捨糸にヒントを得た物で、丸オモリを使うことで、より根掛かりをかわす事ができ る。

Nenaka3_21
根掛り激減、オリジナルカットウ仕掛け

オモリを底に着けてもエサバリ、掛けバリが底から浮くので根掛かりの確率が減るし、捨糸を4号にしておけば、万が一根掛かりしてもオモリを失うだけで済む。

また、捨糸無しでオモリを接続すれば、普通のカットウ仕掛けと同等の作りとなる。

(用意するもの)
 
・ ナイロン16号、ナイロン8号
・ フロロカーボン4号
・ テンヤ針(大)
・ カットウ針(中)
・ スイベル、スナップ、スナップ付きサルカン
・ ゴムチューブ(浮き止め用)
・ 丸オモリ30号
・ ダルマスリーブSS、スリーブペンチ

Nenaka1_2(1) ナイロン16号をテンヤ針に外掛けで結び、3cm位に切ったゴムチューブを通してチモトに被せる。
(2)ダルマスリーブ、スイベル、ダルマスリーブの順に通して折り返
し、ペンチでかしめて固定する。(スリーブ留めでなく、直接結んでも構わない)
(3)
ナイロンの先にスナップを深海結びで接続する。
(4) フロロカーボン4号にスナップ付きサルカンをクリンチノットで結び、20~30cmの長さで反対をチチワ結びにする。
Nenaka2_3(5) ナイロン8号をカットウ針にフリーノットで結び、15cmの長さで反対側にスナップをクリンチノットで接続する。

(6) 出来上がった3つの部品を組み合わせれば仕掛けが完成、部品単位で持参すればかさばる事もない。

※ 丸オモリと捨て糸((4)の部品)を多めに作っておくと良いだろう。また捨て糸の長さを根の状況に合わせて調節する。
※ カットウの針先が甘くなったらタッチアップするか、交換する事。

P_001_2 手作りでオリジナル磁石板

中深場の胴突仕掛けやサビキ仕掛けのように、ハリ数が多く全長の長い仕掛けは、取り扱いが大変だ。そこで、船べりに磁石板やマットを置き、針を留める工夫が必要になってくる。

しかし、市販されているものは磁石が弱かったり、長さが短く使いにくい物も多い。また、価格も結構高価なため、毎回使うものでない場合、二の足を踏んでしまう事が多いのではないだろうか。

Jisyakubann
針数が多い場合は非常に重宝する

それならと、自分で材料を調達してオリジナル磁石板を作ってみた。材料費は2,000円ほどで済んでしまった。


(用意するもの:磁石5個仕様)Penki
・ 角材(幅4cm、厚さ2cm、長さ90cmが目安)
・ ネオジウム磁石(直径17.5mm)5個
・ 電動ドリル、木工用ドリルビット18mm
・ 平やすり又はかんな
・ サンドペーパー
・ ペンキ(お好きな色を)
・ 刷毛
・ 2液性ボンド(A液、B液を混ぜるタイプ)

(1) 角材の幅の半分を通る中心線を鉛筆で引く。
(2) 左端にロッドキーパーの幅+アルファ(約20cm)を取り、17cm間隔で印を付ける。
(3) 電動ドリルで深さ5~6mmの穴を印を付けた所にあける。
(4) 平やすりかかんなを使って上面角の面取りをする。
(5) サンドペーパーで全面及び穴部分をきれいに仕上げる。
(6) 好みの色のペンキで2度塗りを行う。(良く乾かしてから2回目を塗る事)
(7) ボンドを穴にたっぷり塗り、隙間を十分に埋める様にして接着する。

※ 磁石の数を多くしたり少なくしたりする場合は角材の長さを計算する事。
※ 穴を深くあけてしまった場合はボンドを少し流し入れ、固めて調整する。
※ 水洗いすると磁石が痛みやすいので、絞った雑巾で拭いて手入れする。

この磁石は本当に強力。初期には、接着が甘く、餌の付いたムツ針20号と共に深海 550mまで旅をしてきた事があったが、無事に手元に戻ってきたほどだ。

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イカ釣りでも活躍、オリジナル磁石板

また、深場だけでなく、イカ釣りでも活躍している。これから最盛期を迎えるマルイカでは角数が多くないので、この磁石版を使えば投入器のお世話になることは無い。イカ角やスッテがピンと垂直に立つ様子は、周りの釣り人の注目の的である。

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○ フグには網タイツ?Oke

コレは仕掛けではないがあると便利グッズ。
フグは帰港後捌いてもらうため桶に生かしておくのだが、たくさん釣れても釣れなくても、元気なフグは飛び出してしまい、気が付かないうちに排水溝から逃げ出したり、隣の人に拾われてしまったりする。

それを防止する為のネットなのだが、この仲間内で言うところの“まるかつの網タイツ”。こんなものは釣具屋にも売っていない。網の素材とゴムひもだけで簡単に作れ、コレを桶に装着すると隣の釣り人が「ほぉ~!」と言う顔をするのが何とも気分良いものである。

○ 強力磁石Jisyaku_2 <ネオジウム>

普通に手に入れることができる磁石は「フェライト磁石」と呼ばれるものだが、これでは釣り用の磁石板には心もとない。
そこで試行錯誤をしながら作ってきてたどり着いたのがコレ。<ネオジウム>と呼ばれる強力な磁石だ。
一般のお店で入手する事は難しいが、ネット通販でなら手に入れることができる。

Neo11.jp(ネオイレブンドットジェーピー)
  
http://www.neo11.jp/

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