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2008年1月17日(木)
【突撃】観音崎沖「ライトタックルでイワシタチウオ」
とにかく面白い!ライト泳がせタチウオ。数より型派にオススメです。(リポーター/かま)
| 2008年 1月11日(金) | |
| 晴れ | |
| 東京湾千葉 船橋 内木 | |
| タチウオ | |
| 活きイワシ(カタクチイワシ) | |
| 観音崎沖 |
ニュースタイル「ライト泳がせタチウオ」
受話器の向こうで延々と熱く語ってこう締めたのは、船橋港内木の内木船長。この船長、自身も釣りが大好きで、釣り人の心をくすぐるようなアイディアマンでもある。平日は空いているということなので、百聞は一見にしかずと、1月11日の金曜日、一人、船橋港へ向かった。
船長が熱く語ったニューウエーブとは、「ライト泳がせタチウオ」なるもの。簡単に言うと、オモリ30号、道糸PE1号程度のライトタックルに、行きがけに釣ったシコイワシ(カタクチイワシ)を餌にしてタチウオを釣ろうというスタイルだ。
まずは楽しやイワシ釣り
朝7時出船。まずは餌となるイワシ釣りからスタートだ。船長があらかじめ目を付けておいたイワシの溜まり場を探索していく。当日は、航程半ばの川崎沖でイワシの反応を発見。コマセカゴにアミコマセを詰め込み、サビキ仕掛けでイワシ釣りからスタート。
ググググ、グググググン。水面下5mでコマセを振るやいなや、竿先が小刻みに震える。いやはや、これがなかなか楽しい。サビキ仕掛けに付いてきたイワシを丁寧にはずしていき、釣り座のオケにどんどん溜めていく。大抵30分ほどで十分なイワシを確保できるとのこと。当日は、なかなか数が伸びなくて少々残業したものの、餌にする分は無事確保。とっととサビキをしまって、本命タチウオのポイントを目指した。しまっていこぉー!!
ズゴーン!デ、デ、デカイぞぉ~
他の船に遅れることしばし、目下のポイントである観音崎沖に到着だ。すでに船団は出来ているものの、他船で銀ピカの魚体が取り込まれている様子は窺えず、少々不安が募る。デモ、ソンナノ関係ネェ!不安はすぐに吹っ飛んだ。
「水深78m、底上8から20mくらいまでを探ってみて」のアナウンスで投入。潮が速い上にオモリ30号。オマツリを警戒して、スプールをサミングしながら、落とし込んでいく。道糸が80m程出て着底。どうやら上潮だけが、かっ飛んでいるようだ。
底上5mまで一気に巻き上げ、そっと竿先を誘い上げてみる。一定のリズムで誘って、巻いて、誘って、巻いて…。すると「コツッ」、底上13mで早速のアタリ到来にドキドキ。シャクリをやめ、極ゆっくりとリールを巻き続け、本アタリを待つ。一際、「グイ」っと入った竿先に、オリャーと竿を立ててやる。ズシーン!ズゴーン!グイーン!!開始からものの1分。なんと指4本のメータークラスを取り込んだ。こりゃ幸先いいぞ。
続けての第2投目も同じ棚でヒット。こちらは、先程より引き込みが強い。ドラグが滑りズルズルと道糸が出されていく。ようやく水面を割ったのは、後計測111センチの指5本サイズのドラゴンクラス。ウヒャー、こいつはスペシャル嬉しい。
第3投もヒット。第4投は餌を囓られただけでタチウオに軍配。第5投は…。こうして潮止まりまでの開始から2時間ばかりの間に12投入で10打数6安打。6本のタチウオを取り込んだ。打率5割は、イチローより優秀か?隣では、何とサゴチ(サワラの若魚)まで取り込まれた。
数より型ののんびり嗜好にオススメ
この下げ潮の時間帯だけで、冒頭の「とにかくさぁ、面白いから一度遊びに来いよ」の意味は、よくわかった。ライトタックルでやる楽しさに加え、活きイワシを使うことで、気のせいか釣れる魚のサイズは大きく、とにかくアタリが頻繁に出るように思えた。これがこの釣りのメリットなのだろう。
しかし、各アングラーのタックルが統一されていないとオマツリも少なくないことや、イワシを釣る時間のロスなど、デメリットがあることも決して否めない。「数より型。シャカリキになって釣るよりのんびり釣りたい」そんなアングラーにオススメしたいスタイルと、私は感じた。
「上げ潮に変わる変わり目で昨日もよく食いましたからね」と船長がアナウンスするや否や、船中そこかしこでヒットが増えてきた。
午前中よりも落とし込みで出るアタリも多くなり、いろんなパターンであたってくるタチウオとのかけひきも、また楽しいものだ。アタリ数の割りに、私はヒットに繋がらず、少々タチウオに遊ばれた感もあって、後半は4本ゲットにとどまった。初めてトライの釣法ながら「ツ抜け」達成で大満足。納竿の2時半前に竿をたたんだ。
船中釣果は70~110㎝クラスのタチウオが1~10本。他に、サゴチ、サバが混じった。

○当日のタックル/仕掛け
○タチウオのタックル/仕掛け、つり方は こちら

○メバル解禁後の2月も出船
当宿では、2月から人気の「メバルカサゴ」が開幕するため、2月以降は限定の釣りモノになるとのことだが、タチウオの模様がいい限りは随時出船していくとの話。ホームページの出船予定か電話で確認するといいだろう。
○これが船長のお薦めタックルだ
「一押しのタックルって、どんな感じ?」との私の問いに、船長の答えは以下の通り。
・ロッド:ベイジギング用のモノ。ダイワのソルティストが特にオススメ。
・リール:小型のベイトリールでPE1号がベスト(必ず1.5号以下で)
・天秤:フジワラのエルキャッチ30号(オモリ付きの安価な天秤)
・ハリス:5号1.5m程
・針:がまかつサイワッシュフック(すでに販売中止とのこと)他、各自の好みで良い
○針とハリスは要チェック
タチウオの口は、思いの他「鋭く、固い」ものだ。今回の実釣の中で、私の反省した点のひとつに「針のあまさ」があった。5本くらい釣ったら、新しい針に替えるのが賢明だ。
針先があまくなると、餌のイワシが素直に刺さらなくなるので、それを目安とすると良いだろう。ハリスの傷も、巻き上げの都度チェックし、少しでも傷が付いていたら新しいモノに交換すべきである。

裏ネタ、第2本命「観音サバ」
実は、今回の実釣、私には密かな第2本命がいたのだ。それはサバ!当地のサバは、冬に脂がのって食べても美味しく、また、タチウオとは違った趣の引き味で、アングラーを楽しませてくれるのだ。
今回の釣行では、船中7本のサバが揚がり、私は運よく4本ゲット。残念ながら、2本は回遊してきたスリムなマサバだったが、残り2本は極太脂ノリノリの居着き系マサバ&ゴマサバ(写真はゴマサバ)。意外にもゴマサバの方が脂乗りは良く、シメサバにしても愕然の旨さだった。
船中曰く「毎日、結構釣れるよ」とのことなので、私のようなサバマニアには堪らない釣果が期待できることだろう。ここで、一句。
「タチウオの クーラーボックス サバ威張る」
初心者にお勧め、希望で必ず「船長のレクチャー」
初めて釣りをする人。初めて当宿を訪れる人。釣り方がよくわからない人。そんなアングラーには、船長直々に出船前にレクチャーをしてくれる。釣り方ばかりでなく、ちょっとしたワンポイントや簡単な餌の付け方まで、いろいろとアドバイスしてくれるので、気後れすることなくお願いすると良いだろう。


















