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つり通信

旨い魚を釣りたい!食べたい! 今何が釣れるのか、爆釣願って沖に出た、業界最速の実釣レポート!

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2007年12月 6日(木)

【特集】鹿島「14人で24枚、ヒラメ・ゲットは高確率」

ヒラメの性質を知れば、実は難しくないんです、ヒラメ釣り!(リポーター/まるかつ

Icon_01 2007年12月2日(日)
Icon_02 晴れ
Icon_07_2 茨城 鹿島港 利喜丸
Icon_06 ヒラメ
Icon_03_2 イワシ
Icon_04 真沖

P_001_2 ヒラメはフィッシュイーター

Kenchan ヒラメと聞けば、釣りをやらない人でも、あの平べったい特徴的な姿かたちを知っているだろう。しかしその生態までは、釣り人にも知られている訳ではないのではなかろうか?

ヒラメは典型的な“フィッシュイーター”(魚を食べる魚)で、根周りの砂地にいて、さまざまな小魚を主食としている。砂に潜って身を潜める事もあるが、活性の高い時は数m上の餌にも飛びつくほど、俊敏に泳ぐ事もある。

フィッシュイーターと言うくらいだから、ヒラメを釣るには生きたイワシなどをハリに掛けて狙う。そのため、よほど海が荒れて濁ったり(餌が見えない)、潮が動かない(食欲が起きない)場合でなければ、目の前に来たご馳走にパクリとやらないはずがないのである。

P_001_2 ヒラメ釣りは難しくない!

Iwashi しかし、魚を食べると言っても、決して一気に飲み込むタイプではない。一度くわえてからゆっくり飲み込んでいくと言われている。(私もヒラメの親戚ではないので聞いたわけではないのだが・・・。)

飲み込むまでの時間がかかる事から、「ヒラメ40」という格言が生まれたのだが、実際には40数えれば良いという事ではなく、アタリから一気にハリ掛かりという事もあれば、いつまでもモゾモゾカジカジとアタリは続くのだが飲み込まないという事もある。

そんな訳で“アワセのタイミングが難しい”と雑誌やハウツー本に書かれ、釣り人も何時アワセようかと心臓をバクバク言わせるのである。

しかし、良く考えてみれば、生きイワシを使った飲ませ釣りだ。漁師は操船や何本もの仕掛けに忙しく、アワセのタイミングなんか気にしてはいないし、初めて挑戦する初心者ほど立派なヒラメを釣るものである。
ドキドキしながらアワセのタイミングを計るのではなく、グーッと竿先を締め込んでから、ゆっくりと持ち上げてやるくらいの気持ちでやれば良いのである。

アタリが出るかどうか、ハリ掛かりするかどうかは運の要素がかなりある。しかし、大物が掛かった時に適切な対処とやり取りができるかどうかは運ではなく、腕(経験)が必要な釣りなのだ。

P_001_2 重要なのは、エサ付けとタナ取り

ヒラメ釣りで一番大切なのはエサだ。
生きたイワシを弱らせないようにハリに掛けて海中に送り出さなくてはならない。

親バリを口のなか(あるいは下あご)から上あごに抜き、孫バリを背びれの後ろに刺す。強く握らず、鱗をできるだけ剥がさないように、素早く行うことが何よりも重要なのだ。

これができれば、あとはイワシがヒラメを誘惑してくれるようなもの。
次に大切なのは、タナを下げすぎて根掛かりさせないように、また、とんでもなく高いタナにならないように、底から1m以内にエサを送り込む事だ。

P_001_2 横流し 今日はトモ(船尾側)が有利?

Asashi_2 今回訪れたのは茨城県の鹿島。このエリアは11月にヒラメ解禁(一部のポイント)となり、12月に全ポイントの解禁となる。その全面解禁に照準を合わせて、ネット仲間で作るコミュニティの企画として、3年前から仕立てを行っている。今回も、ベテランからヒラメ初体験組まで合わせて14名が、美味しい寒ビラメをゲットしようと集合した。

風波が強い場合は別だが、ナギであれば船を横にして潮に乗せて流す“横流し”という釣り方がヒラメ釣では良く行われる。
これはどの座席にも均等にチャンスが来るようにするための流し方で、潮回りのたびに左右を反転させ、交互に潮上になるように配慮をする。道糸が船下に切れ込む時は、反対舷よりも先にポイントに入るので有利、その逆に沖に道糸が払い出す時は反対舷の後を釣るという事になるのだ。

しかし、道糸を立てて釣る方法ではないので、道糸を出しすぎると反対弦とオマツリしやすくなるため、注意が必要だ。そのため普通の釣り方に比べて、重めのオモリを使う(今回は80号)事が多い。

Senjou
朝からアタリが集中したのは、胴の間(船の中央)からトモ(船尾)にかけてで、ミヨシ(船首)側は蚊帳の外だった。チャンス均等の横流しとは言え、今日の潮と風のバランスは、微妙にトモから流れる角度になっていたようだ。

残念ながら自分の席は右舷の一番前。なかなかチャンスが回って来ない様子に、いつ来るかわからないアタリに備えて、集中力を切らさないようにしなければならない。次々に型を見て歓声が上がるが、そんなプレッシャーにも負けるわけにはいかない。

P_001_2 下駄を履くまで判らない

途中、イナダの群れに遭遇し、次々に竿が絞り込まれる。暴れまわるイナダに振り回されて、柔らかく長めの竿を使っている人は、なかなか取り込みができず苦労する光景も見られたが、潮があまり動かず魚も人間もあまり活性が上がらない時間帯には、良い刺激になったようだ。

残り時間も1時間を切って、船長はポイントを大きく移動させた。
大き目の根周りから、小さな山のような根のピンポイント攻撃に切り替えたのだ。

Dekahirame最後のチャンス、ここで今日初めてミヨシ寄りにアタリが集中。根回りから船を外さないように前進気味での操船がこの結果に反映したと思われる。

右隣の女性二人が同時にリールを巻き始めると、グングングンと竿先が景気良く絞り込まれる。オマツリしながら上がってきたのは、本日最大の2.3kg、タモ取りして確認すると、自分のハリがくわえられていた人は大喜び。もう一人はションボリ、対照的だったがこれも釣りの一面だ。

P_001_2 ボウズ逃れ。最後まで諦めなくて良かった

ふと自分の竿を見ると、グイングインと竿先が踊っているではないか。慌てて席に戻り竿を手に取り巻き上げると、1kgクラスが水面に浮いた。アタリもアワセも関係ない、満足感の薄い1枚ではあったが貴重な“ボウズ逃れ”だ。

Hoshizame 新しいエサを付け投入し、今度は反対舷のタモ取りに行き戻るとまたアタリ。今度はかなりの重量感と強い締め込みで大物を予感させたが、水面に現れたのは1m級のホシザメ、胸鰭近くにハリ掛かりしていためヒラメと勘違いするような引きだったのだ。

気を取り直して再投入すると、着底とほぼ同時にアタリ、10秒待つこともなく引き込んだのでアワせると、大した抵抗もなくソゲ(小ヒラメ)が上がってきた。型はともかく2枚目、サメも含めて3連発で何とか帳尻を合わせた形になった。

終わってみれば14人で24枚(0~4枚)、最大は64cm2.3kgで、12名まで本命の顔を見る事ができた。外道には1kg級のアイナメやマトウダイ、クロメバル、イナダが混じり、満足のいく隔月例会となった。

P_008

○ヒラメのタックル/仕掛けとつり方は こちら

P_002

○今回は比較的小型が多かったが、2~3kgクラスはかなりの高確率で期待できる。また大型もかなり出ており、当日も同じ利喜丸の乗合船では4.5kgの大判も顔を出していた。
まだシーズンインしたばかり、今年は型数共に出ているのでこれからも十分に期待できる。

○「これはデカいかも?」と思ったら決して無理をしないこと。強く締めこんだ時は、リールを巻かず竿の弾力とドラグ性能で矯めてかわすようにする。(そのためにも事前のドラグ調整が重要)

巻き上げもポンピングはせずに、竿先を上げて一定のゆっくりしたスピードで巻き上げるようにし、ひらめに刺激を与えないようにする。(竿先を下げているとノサれた時に対応ができない。)

詰めが一番重要で、糸を手に取ったりせず、一杯まで巻き上げてタモに頭から誘導し、タモに入った瞬間に糸を緩める事が大切だ。

P_003

P_001_d 鹿島には旧港と新港の二つの港があり、場所も高速を降りてからわかりづらい。ナビに事前登録するか、地図を良く確認したり、船宿への問い合わせをしっかりして出かける事をお勧めする。
しかし、高速(東関道潮来IC)からの距離は近いので時間的には非常に便利な港だ。

P_001_d 利喜丸のある旧港には、釣具店もある。駐車場入り口の近くにあり、買い忘れたものなどを現地で調達するには非常に便利で、早朝から開店しているので助かる。また、釣具店横に公衆トイレもある。

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P_005

Rikimaru Senchou Okamisan 

Kanban  Dekaainame Natarn 

Nakagawa Sadotomo Nanahide 

Boss_2 Zukedon Aradaki 

2007年12月 6日(木) 沖釣りキング固定リンク