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つり通信

旨い魚を釣りたい!食べたい! 今何が釣れるのか、爆釣願って沖に出た、業界最速の実釣レポート!

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2007年11月 6日(火)

【投稿】三浦・小坪「超人気船宿でマニアックなカイワリ五目仕立て」

外道には目をくれず本命を狙う。これぞ五目釣りの醍醐味だ!(リポーター/まるかつ

Icon_01 2007年11月3日(土)
Icon_02 晴れ
Icon_07_2 三浦東部 小坪 椿丸
Icon_06 カイワリ五目
Icon_03_2 サルエビ、サバ短
Icon_04 洲崎沖

P_001_2 「椿丸」は平日も満員御礼! 

Sennchou_2今回お世話になった椿丸は非常にユニークな船宿だ。ホームページを見れば直ぐにわかるが、休日はもちろん、大半の平日も仕立て予約で埋まっている。たまたま予約の入らなかった数日のみ“予約乗合”という形式で乗合船を出している、仕立て中心の船宿なのだ。

そんな具合なので、直前に予約をしていたのではなかなか希望日を抑える事は難しい。そこで仲間たちと年間スケジュールを立てて、あらかじめ4~5回の年間予約を入れるようにしている。
この日は今年の最後、椿丸2007釣り納めという事で11人が小坪港に集合した。

「お客さんの希望があれば何でもやりますよ」
と、船長はさまざまな魚種のポイントを日々調査研究しているらしい。
その中でも椿丸の看板メニューは『カイワリ五目』
非常にマニアックな釣り物だが、自分で釣って食べた事のある人ならば必ず強い興味を示す垂涎ターゲットだ。それも20cm前後の小型ではなく、30cmクラスから、運と腕があれば40cmクラスまで狙えるのだからたまらない。と言っても、ボウズ覚悟ではなく、何かしらお土産に事欠かない五目釣りになっているところがミソなのだ。

P_001_2 コマセ無しでチャレンジ

7:00に出港して、やや風が強い中、1時間以上かけて船長とっておきのポイントに到着。

基本は120号ビシにアミコマセを入れ、アマダイ仕様の仕掛けにオキアミエサというスタイルだ。しかし、この船では仕立てという事もあり、同船者に迷惑が掛からない範囲であれば何をやっても、何を狙っても良いという合意が成立している。

ほとんどの人は基本に忠実な仕掛けでスタートしたが、今回は「コマセを一切使わずにチャレンジしてみよう!」という方針で釣りを開始した。
まずは胴突4本バリにエビの剥き身とサバの短冊を付けて投入すると、ヒメとゴマサバの定番外道軍団が朝の挨拶に来た。ヒメも不味い魚ではないが、キープしていると後の処理が大変なのでお帰りいただく。サバはあまり大きくはないが、エサになってもらうために桶に入ってもらった。

底にいるはずのヒメが上バリに食って来るという事は、底潮がある程度効いていて、魚の活性も悪くないという事だ。周りでもアカイサキ、レンコダイ(キダイ)、トゴットメバルなどが姿を見せ始めた。

P_001_2 
外道をかわして本命を狙う

Esaコマセを使うとアタリは格段に多くなるが、本命に効く以上に外道軍団にも効果絶大でオキアミエサなどは一瞬でなくなってしまう。
そこで今度は天秤仕掛けにチェンジし、ハリス6号と太目の3本バリにした。先バリにサルエビ、真ん中に自分で釣ってきたハゼ、天秤下にサバ短というフォーメーションだ。

水深は約95m、底ダチを取ってハリスの全長2mの半分、つまり1m上げて誘いに入る。するとククッという小さなアタリの後、押さえ込まれるような感触が。そこで聞き上げるとゴンゴンゴン、力強い引き込みが訪れた。明らかにヒメやサバとは違う、『良い魚』を感じさせる力強さだ。


Marukatukaiwariこの時点では魚種の判断ができていなかったのだが、水面に姿を現したのは本命の船中第一号。まじめにコマセを振っている仲間たちには申し訳ないが、“してやったり“だ。コマセを使わなくても十分釣りになるという自信が持てた1匹であった。
コマセを使っても使わなくても外道をかわして本命を狙う、ここに五目釣りの醍醐味があるように思える。

この1匹を見てメンバーもやる気まんまん、次第に活性も高まりさまざまな魚が次々に竿先を叩いてくれた。後半には1.5kgの大アマダイも顔を出し、大いに盛り上がったのである。

P_001_2 終わってみれば十目以上?

本命のカイワリをはじめ、第二本命とも言えるアマダイ、レンコダイ(キダイ)、トゴットメバル、アカイサキ、ゴマサバ、マトウダイ、チカメキントキ、ヒメ、サクラダイ、ササノハベラ、フサカサゴ、イズカサゴなど、気がついただけでも10種類以上。
本命は船中3枚であったが、何かしらのおかずがクーラーに入り、「釣りをした」という満足感は十分に得られたのではないだろうか。

P_001_2 「椿丸」人気の秘訣は心づくしのサービス

椿丸の素晴らしいところは釣りの内容だけではない。船長、女将さん、中乗りさんの気持ちの良い接客態度、お客さんに一日楽しんでもらおうという姿勢が随所に表れている。

乗船前、船の前に人数分、整然と並べられた、氷、エサ、貸しタオル、貸し道具、飲み物2種。ナギが良ければ沖でカップヌードル、帰港後は船宿で女将さん手作りのおむすびと漬物のサービス、帰りには干物などのお土産と至れりつくせりなのだ。決して“物“ではない手作りの真心サービスが癒しの船宿を作り上げていると感じさせるのである。

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○一年中楽しめるカイワリ五目だが、「入梅前と寒くなり始める前11~12月が数・型共に狙える時期だ」と船長は話す。

○オキアミはオールマイティのエサだが、外道軍団のアタックには弱い。サバが釣れたら迷わず新鮮な短冊を作る事をお勧めする。カイワリ狙いには幅8mm長さ3cm程度、オニカサゴなどの根魚狙いには幅1cm長さ5~6cmに切ると良いだろう。

○良いアタリが来たときは必ず手巻きで5~6m巻く事。これがガッチリとフッキングさせる事と魚の種類・大小の判断をするために重要である。そして、そこそこの魚ならば低速の電動巻上げに、良さそうな魚であれば必ず手巻きの一定のスピードで巻き上げる事が肝である。
大型のカイワリやアマダイは途中で必ず激しい突っ込みに襲われる。この時に対応できるかどうかで勝負は分かれるのだ。100mの手巻きは辛いが、この手に掴む幸せも大きいのだから。

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P_001_d オリジナルTシャツ
Tshatu39cm以上のカイワリを釣り上げるとオリジナルTシャツをもらう事ができる。これはお金を積んでも買う事ができない名誉の印だ。

P_001_d いろいろ食べてみたい
運よくカイワリをゲットできたら刺身、塩焼きは是非試していただきたい。シマアジのご親戚だけあって遜色ない素晴らしさだ。しかし、2匹以上釣れる幸運はなかなか無いので、型が30cm以上あれば半身を刺身、半身を塩焼きで賞味する事をお勧めする。仲間内では“ハーフ&ハーフ”と呼んでいる調理法だ。

P_001_d お土産にいかが
椿丸の船宿前に肉屋さんがあり自家製の揚げ物を製造販売している。そのメニューの中に“しらすコロッケ”があるのだが絶妙の塩加減(しらすの塩気)とジャガイモの甘みがベストハーモニーだ。釣れた時は帰り道のおやつに、釣れなかった時は晩のおかずにいかがだろうか?

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Tsubakimaru Ararekaiwari Matoudai Rieponkintoki Amadai

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