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2011年4月 4日(月)

【ゆるゆる釣り部】春限定!ルアーで狙うマルタウグイ with ガルプスティック 前編
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春限定!ルアーで狙うマルタウグイ with ガルプスティック 前編

後編はこちら



 桜の咲く頃、マルタウグイがルアーで釣れるらしい

ガルプスティックというコンパクトな振り出し竿とリールを新調し、さてこれで何を釣ってやろうかなと考えていたタイミングで、当サイトを運営している山田さんから電話があった。

「マルタウグイ釣りを教えてもらえるそうです!いきましょう!」

おお、マルタウグイ、いいですね! で、マルタウグイってなんだっけ。サングラスをしてサックスを吹くウグイ?

電話をくれた山田さんもマルタウグイというのがどんな魚なのかよくわかっていないようだが、その道に詳しい山田さんの友人がガイドとして同行していただけるそうなので、竿とリールだけあればどうにかなるらしい。

ここまで対戦相手の素性がわからない釣りというのも久しぶりなので、どうせならとあえて何も調べずに挑んでみることにした。気分は異種格闘技戦である。

そう考えると、「マルタウグイ」って外国人格闘家の名前みたいですね。

赤コーナー、マルター・ウー・グーイー!

ということで、3月19日。電車を乗り継いで都内某駅にて山田さん、ガイド役のOさん、Mさんと合流し、そこから某川へと移動。某川とか書いていますが、マルタウグイと聞いてピンとくる人には有名な例の一級河川です。

 

ここで山田です。

河川で釣りをする際には、しばしば守らなければならないルールがあります。例えばその一つが遊漁券の購入。河川によっては釣りの対象となる魚種に漁業権が設けられており、釣りを楽しむためには遊漁料を支払う必要があるのです。

遊漁券の購入方法には様々な方法があります。現場で釣りをしている際に見回りにくる監視員の方から直接購入するパターンや大きな釣具店で購入するパターン、またインターネットを通じて購入するパターンなどが代表的なもの。
こうして皆さんにより支払われた遊漁料は、魚や河川の維持、管理に役立てられます。

また、禁漁区や釣り禁止の場所で釣りをしないことも大切。対象の場所はたいていの場合、各河川の漁協のHPや遊漁券購入時に確認することができますので、事前にチェックしてから行きましょう。

ルールを守って、気持ちのよい、楽しい釣りをしたいですね!


マルタウグイ
ガルプスティック、コンパクトなので電車での釣りにピッタリ。


ガイドさんの話によると、マルタウグイは普段汽水域(淡水と海水の混じるエリア)に住んでいる60センチもある大型のウグイで、3月末から5月頭くらいに上げ潮に乗って産卵のため遡上してくる。今回狙うのはこの遡上してきたマルタウグイ。あまり名前を聞かない魚だけれど、神奈川県より北の地域なら、割とどこにでもいる魚らしいよ。


マルタウグイ
ガイドをお願いしたOさんMさんに釣るコツはと聞いたら、
「ウグイを愛することです!」だって。


 マルタウグイの釣り方は自由!

マルタウグイが釣れるのは、水深が浅くて石がゴロゴロしているような川の中流域。この日はまだタイミングが早かったのでそれほど遡上をしていなかったが、去年の桜が咲く頃は、川底が黒くなるほどマルタウグイが見られたらしい。

この釣りをはじめて5年になるというウグイマニアのガイド両名によると、マルタウグイ釣りは目の前にあるものに対して反射的に口で攻撃してくる(咥えてくる)性質を利用する釣りとのこと。これはあくまで仮説らしいけど。

なのでエサとなるものはこれでなければいけないというものはなく、プラグやスプーン、スピナーなどのルアーでやっている人もいれば、沈むタイプのフライを投げている人もいる。またエサをつけないカラバリ(イカリバリではなく、普通のコイ用ハリとか)と中通しオモリの組み合わせで釣る人も。まさになんでもありの世界なのである。

ゆるい。ゆるすぎる。十万石まんじゅう(埼玉銘菓)。

これは現地にいけば実感できるのだが、同じ場所で同じ魚を狙っているのに、これほど仕掛けがバラバラな釣りというのも珍しい。よく釣れている人からうまく情報を得るのが一番のコツかも。

ふたたび山田です。

マルタウグイを釣るのにこれといって特別なルアーは必要ないようです。今回は玉置さんが前述したような様々なルアーを試してみましたが、ほぼどれでも魚を釣ることができました。
重要なのはマルタウグイの目の前を通るようにルアーを動かしてくること。またマルタウグイの小さな口に収まるような、小粒(最大でも4~5cm程度)のルアーを用いることのようです。

川の流れに負けない、小粒で重めな沈むタイプのルアーをいくつか用意していきましょう!


マルタウグイ
今回はガイドさんからルアーを借りてチャレンジ。
沈むタイプのルアーならなんでもいいそうです。
針は魚へのダメージを減らすためにカエシをつぶしたシングルフック。
ハイシーズンなら魚肉ソーセージとか消しゴムでも釣れる気がする。


今回はガイドさんの流儀でルアーで狙うのだが、その場合はトラウトロッドとナイロンの4ポンドライン(1号くらい)をセットしたリールが基本装備となる。もちろんこれじゃなきゃいけないということはなく、竿はバス用でもシーバス用でも大丈夫。マルタウグイ専用ロッドというものは存在しないので、好きな道具で大丈夫なのだ。

私の装備は8フィート(2.4メートル)のガルプスティックに、PE1号にフロロカーボン1.5号を1メートルほどリーダーとして結んだダイワのレブロスMX 2506というリール。

新調したばかりの竿とリールで、一番最初に狙う魚がマルタウグイっていうのが私らしいなと。


マルタウグイ
マルタウグイ狙いなら、竿はもうワンランク細い
7フィートのガルプスティックがベストかも。
やっぱりガルプスティックは3種類全部欲しいな。


 ニシキゴイかと思ったらマルタウグイ

ガイドのMさんは一通りの説明をしたあと、「ちょっと試しにやってみますね」と愛用のメバルロッドでルアーをヒューンと上流側に投げると、「あ、来ました!」と一投目から簡単にヒットさせた。

はやい。はやすぎる。十万石まんじゅう(本日二回目)。


マルタウグイ
メバルを釣ろうとしたら、うっかりシーバス釣っちゃったくらいの
曲がりを見せるメバルロッド。


それにしても、よくこんな浅い都心の川にこれだけ大きい魚がいるもんだと感心させられる引きである。なるほど、これは楽しそうだ。

Mさんが慣れた手つきで岸まで寄せ、浮いてきた魚を見てびっくりした。

赤い。赤過ぎる。十万石まんじゅう(本日三回目)。

外道でニシキゴイが釣れてしまったのかと思ったら、この赤い魚がマルタウグイなのだそうだ。


マルタウグイ
この赤いラインは産卵期にでる婚姻色らしいです。


マルタウグイ
足元まで寄せたら、魚を触らずに針をはずすのが大人の対応。


もう一度、山田です。

川に上ってきた魚は産卵を控えている魚達。
釣りを楽しむのはもちろん問題ありませんし、漁協の方も川に訪れる人が増えるのを歓迎してくださっていますが、釣りをするにあたり必要以上に魚を傷つけないよう配慮したいところ。

持ち帰らない魚はやさしく放してあげましょう!


マルタウグイ
Oさんは竿全体がしなるトラウトロッドがお好みだそうです。


私は釣ったら食べたい派なので、キャッチアンドリリースの釣りはあまりやったことがないのだけれど(別にマルタウグイを食べてもいいのですが)、こんなに身近なところで、これだけ大きな魚が手軽に釣れるのだったら楽しいよね。

というところで、次回に続きます…。

後編はこちら


 一本の竿でいろいろな魚を釣るシリーズ:バックナンバー

【ゆるゆる釣り部】一本でいろいろな釣りに使える釣り竿を買ってみた (第1回)


文・写真:玉置豊

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