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つり通信

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2010年4月21日(水)

春の大潮は潮干狩りでアサリを掘るチャンス!
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大潮の休日は天然のアサリを掘ろう! (神奈川県 野島公園)

 釣りもいいけど潮干狩りもおもしろい

これからの季節は、だんだんと気温も上がって絶好の行楽シーズン。もちろん釣りに行くのもいいけれど、たまには家族や友人を誘って、この時期しかできない潮干狩りなんていうのもおもしろい。海岸に座り込んで砂を掘って、じっくりとアサリを探すというのは、釣りとはまた違った楽しさがあり、アウトドア好きなら夢中になること間違いなし。

潮干狩りができる場所には、有料と無料の二種類あるが、今回は誰でも無料で楽しめる神奈川県の野島公園を紹介しよう。


imgp9827 野島公園の海岸は、横浜市でただ1つ残された自然海浜。
人工の海岸に比べると、だいぶワイルドな印象。


この野島公園はトイレや水道の完備はもちろん、予約をすればバーベキューやキャンプもできる素敵な公園。すぐ近くには八景島シーパラダイスもあるし、金沢漁港には船宿も多数ある。遊び方が無限に広がるエリアなのだ。


潮干狩りのできる海岸のすぐ近くにトイレと水道がある。 トイレットペーパーは用意されていないので、女性の方は特にご注意を。

■野島公園公式サイト:http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/park/nojima-park/
※車の場合、「駐車場を探しているあいだに潮が満ちてしまった!」なんていうことがよくあるので、公共交通機関を利用するか、シーサイドラインを利用した「渋滞回避術」の利用がおすすめ。

野島公園の北側には、海の公園という人工の海岸があり、ここでも無料の潮干狩りを楽しめる。どちらの公園も潮干狩りの人気スポットなので、大潮の休日はかなりの人出になるので、そこは覚悟が必要。子供を連れていく場合は、親が潮干狩りに夢中になりすぎて我が子を見失わないように! 大人同士でもすぐはぐれるよ!


imgp9827 数年前に撮影した、ゴールデンウィークの海の公園。
毎年ものすごい人出だけれど、それでもアサリが残っているのがすごい。


 潮干狩りが可能な日時と、必要な道具

釣りと違って、潮干狩りはほとんどの場所で潮が大きく引いているときにしか遊ぶことができない。具体的には四月、五月の大潮か中潮の干潮時間の前後二時間がベストタイム。潮が引く時間は日にちや場所によって違うので、事前に気象庁の潮位表などを見て予定を立てよう。船宿や釣り具屋でもらったカレンダーなら、潮位などはだいたい書いてあるよ。

必要な道具は、素手でも遊べるので特になし!
とはいっても、やっぱりあった方がいい道具も多いので、以下を参考にしてみてください。

■持っていくと便利なものリスト(思いつくまま書いたので順不同)
 ・熊手
 ・アサリを入れる入れ物
 ・軍手
 ・ビニールシート
 ・古タオル
 ・ビニール袋
 ・絆創膏
 ・トイレットペーパー
 ・飲み物と食べ物
 ・長靴ウェーダー
 ・帽子
 ・クーラーボックス
 ・水を入れて凍らせたペットボトル
 ・海水を持ち帰るための空のペットボトル
 ・タックルケース


潮干狩りにつきものの熊手は、後述するがここだと実はなくてもよかったりする。 入れ物はバケツでもいいけど、ボールとセットになったザルがベスト。
けっこうジャブジャブいきたくなるので、長靴かウェーダーを用意したい。 こちらは完ぺきな潮干狩りルック。天気がいい日は日焼け対策が必須。

 潮干狩りの遊び方

野島公園や海の公園ならば、適当に掘ればだいたいどこでもアサリは出てくるのだが、やはりアサリが多いところと少ないところというのはある。

そこでポイントになるのは、潮が引いたときに出てくる瀬(陸)。海底で盛り上がっている部分が潮が引くにしたがって見えてくるのだが、アサリは波が当たるのを嫌うらしく、この瀬の陸側に多い。と、思う。


imgp9827 この写真は左側が陸、右側が海なので、この瀬の左側が狙い目。


アサリは同じ場所に同じサイズが固まっていることが多いので、貝が少なかったり、小さいのばかりの場所は早々に見切りをつけて、大きいのを探してその周りを重点的に狙っていく。アサリは「浅蜊」と書くくらいなので、深く掘る必要はない。



imgp9827 いい場所に当たると、1か所でこれくらい余裕で出てくる。
野島のアサリは黒っぽいものが多い。


熊手を使う場合は、貝を壊さないように(雑にやるとかなり貝を壊します)、引きながらやさしく掘っていく。

しかし個人的に好きなのは、まだ水が残っている場所を素手でゴリゴリと探す方法。水の中なら砂が柔らかいので、素手でもけっこう掘れるのだ。砂の中から大粒のアサリを探し当てた時の指先の感覚は最高で、まさに宝探し感覚。ただ、これをやっていると結構な確率で指を貝殻などで切るので、できればゴム手袋や軍手をしたほうが安全。


熊手はやさしく扱わないと、せっかくの貝を壊してしまう。 素手の方が熊手で掘るより感覚的で楽しい。でも手袋はした方がいいよ。

 潮干狩りのルール

このように無料で遊べる野島公園の潮干狩りだが、これからもずっとアサリをとり続けるために守らなくてはならないルールがある。と思っていたら、野島公園には実はないっぽい。だがお隣の海の公園には以下の横浜市公園条例があるので、できればそれを守って遊ぶのが、ルールではないけれどマナーかなと思う。

 (1) 幅15センチメートルを超える貝採り器具の使用を禁止する
 (2) 2センチメートル以下の稚貝の採取を禁止する
 (3) 一人が一度に採る貝の量は2キログラム以内とする
 ※海の公園オフィシャルサイトより抜粋


2センチだとこれくらい。かなり小さいので、自主規制は2.5センチにしておく。 このくらい採れば、二日は十分食べられる。

さらに細かいことをいうと、深く穴を掘ったままにすると、そこが水で隠れた時に転ぶ場合があるので埋め戻すこと。アマモなどの海藻を抜いたりしないことなど。当たり前といえば当たり前のことも、当たり前として心掛けたい。って埼玉県民の私がいうのもあれですが。あとゴミは捨てないとか。基本すぎてここに書くのもなんだか恥ずかしいけれどー。


こういう穴で足をとられることがあるので、掘った穴は埋め戻してほしいな。 この海藻がアマモ。抜かないでー。

 アサリ以外の貝

潮干狩りをやっていると、本命のアサリ以外にもいろいろな貝に出会う。砂が抜きにくかったりしてアサリほど食べやすくはないけれど、どれも別に毒はないし独特の味があるので、食べ方を調べて料理してみるのもまた楽しい。特に大きいバカガイが採れたら、これはぜひ食べてみてほしい。ものすっごいうまいから。


カガミガイ。貝殻がものすごく固い。 ホンビノス。最近増えている外来種。我が家では食用。

シオフキ。野島ではこの貝が一番多いかも。 バカガイ。寿司で食べるアオヤギのこと。殻がとても割れやすい。

ツメタガイ。 アサリなどを大量に食べる困った貝。 アメフラシ。これも一応は貝の仲間らしいよ。

 砂抜きの方法と、料理の注意点

採ったアサリの砂抜きの方法は、ご存知の人も多いかと思うが、アサリを採った場所の海水を使うのが一番。暑い日は水を入れて凍らせたペットボトルや保冷材を入れたクーラーボックスでアサリを持ち帰り、吐いた砂をまた吸わないようにボールや鍋にザルを重ねて、そこにアサリとヒタヒタくらいの海水を入れる。あとは暗く涼しい場所に数時間置いておけばOK。多少の砂はご愛敬。

このとき、アサリが海水を結構な距離飛ばすので、新聞紙などで蓋をしておかないとえらいことになる(なった)。


海水を持ち帰るのが難しければ、3%程度の塩水を作れば大丈夫。にがりが入った天然塩を使うのがベター。 砂抜き中に、べローンとだらしなく水管を伸ばす様子がかわいい。

砂出しが終わったアサリを塩分控えめにしたければ、ザルにあけてまた暗い場所に置いておくと、含んでいた海水を吐きだすので、塩辛さがだいぶなくなる。

食べるときは水道水で貝同士をこするようによく洗って、空の貝が入っていないか、ひとつずつ丁寧にチェックする。これを確実にしないと、貝殻に砂が詰まっていたりして、料理が全部台無しになる(なった)。ものすごいがっかりするよ!


アサリの酒蒸しを作ったら砂だらけに… 原因は一粒だけ混ざっていた砂の詰まったアサリ。

もったいないので身を全部取り出してよく洗い、炊き込みご飯にした。うまいけどアサリのダシが抜けていて悲しい。 ちゃんとした砂抜きして生存確認をしたアサリなら、どう料理してもおいしいよ。

以上が私にとっての基本的な潮干狩りの遊び方なのだが、野島公園ではアサリ採り以外にも、マテガイ採りというもう一つのお楽しみがあるのだ。



潮干狩り上級者におすすめなマテガイ採り編(続編)に続く。


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