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2009年5月19日(火)

【エギング入門】潮を知ってアオリイカを制す「潮回り入門」

攻略の基本は、潮を知ること。メカニズムを知って釣りにでかけよう(ライター/内田勝也

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この時季の好釣り場の1つ、西伊豆・松崎の赤灯堤防

特に狙いたい潮回りは? 逆にダメな潮は? このような質問を過去に何度か受けたことがあります。

しかし、絶対にコレ! と言える潮も、またその逆もありません。実際にアングラーが選択するポイントは多様であり、ピンポイントで潮汐と釣果の関連付けは不可能だからです。

しかし、目安は存在します。アオリイカの習性と照らし合わせながら、釣れる潮回りについて考えてみましょう。

P_001_2 潮が動けば、アオリも釣れる

アオリイカは典型的なフィシュイーター。したがって、ベイト(エサ)となる小魚やエビ類が多ければ活性も高くなり、それらの群がる場所に忍び寄る可能性が高くなります。

小魚たちの常食はプランクトン。潮が速いと表層のプランクトンは吹き寄せられて、サカナたちにとって捕食しやすい状況が生まれます。つまり、アオリイカの狙い目は、潮の動いている時。特に良いのは潮が速くなり始めるときと、ゆっくりになり始めるとき。

この時間帯は、一般に「上げ三分(さんぶ)、七分(しちぶ)」「下げ三分、七分」と呼ばれます。「さんぶ」とは、潮の動きを10等分した場合の10分の3の位置を意味します(図参照)。

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釣り場に着いたら、まずは海の様子をチェック。潮はどこをどう流れているか、潮の色はどうか、ベイトの集まり具合は……。全体的な状況を把握することが釣り座選びの鉄則だ

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潮は満ちては引いてを繰り返しています。潮が満ち始め、最満潮時には潮の動きが止まります。これがいわゆる「潮止まり」。やがてごくゆっくりと潮が引き始め(「潮だるみ」)、「下げ三分」になると流速を増してききます。そうして「下げ七分」になると再び「潮だるみ」になり、最干潮時にはまた「潮止まり」になるのです。

これを理解していれば、潮の動く時期、つまり「下げ三分~下げ七分」と「上げ三分~下げ七分」が狙い目の基本だとわかるでしょう。
なお、私の過去の経験から、大型のキャッチ率に限って言えば「下げ止まり」前後30分が最も高くなっています。

が、これはあくまでも大筋の話。大潮の場合など、選定したポイントによっては潮が速すぎて釣りにくいうえ、釣れないという状況も出てきますので、潮回りと同時に潮流も考慮しなければなりません。

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エギをスナップで付けると交換がスムーズだ プライヤーは必ず持参。カンナの曲がりはすぐに直そう

P_001_2 実は釣れない? 「大潮」「小潮」

海の水位は、ほぼ1日に2回ずつ、平均すると12時間25分ごとに高くなったり低くなったりします。このように海水面の高さが周期的に昇降する現象を「潮汐(ちょうせき)」といいます。

潮汐を引き起こすのは、ご存じのように月の引力。実は、太陽にも同じように、潮汐を引き起こす“起潮力”があります。が、かなり距離があるため月ほどの影響はありません。

ただし、その力が月の起潮力と合わさったときには、潮の干満の差が大きくなります。この、月と太陽との位置関係が0度や180度のときに生まれるのが「大潮」です。逆に、90度を形づくり、打ち消し合えば、「小潮」となるわけです。

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「大潮」は、新月や満月の前後数日間、「小潮」は、半月になる前後、数日間に起こります。

響きでいくと「大潮」は良さそうですが、経験上、キャッチ率は一番低くなっています。潮が止まってしまうからでしょうか。特に満月辺りは、夜間も日中もよくありません。過去、釣れたのは、そのほとんどが下げ止まりの前後30分。もし、この潮回りを狙うようであれば、この時間を目安にしてみてください。「小潮」も同様で、あまりよい釣果は出ていません。

アオリイカは典型的なフィシュイーター。したがって、ベイト(エサ)となる小魚やエビ類が多ければ活性も高くなり、それらの群がる場所に忍び寄る可能性が高くなります。

小魚たちの常食はプランクトン。潮が速いと表層のプランクトンは吹き寄せられて、サカナたちにとって捕食しやすい状況が生まれます。つまり、アオリイカの狙い目は、潮の動いている時。特に良いのは潮が速くなり始めるときと、ゆっくりになり始めるとき。

この時間帯は、一般に「上げ三分(さんぶ)、七分(しちぶ)」「下げ三分、七分」と呼ばれます。「さんぶ」とは、潮の動きを10等分した場合の10分の3の位置を意味します(図参照)。

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月が明るすぎる夜、アオリイカのエサとなる小魚が散ってしまい、ポイントが絞りにくくなる

P_001_2 漁師も目安にする「若潮」

では、安定しているのは、いつなのでしょう。
月齢に合わせ、潮回りは、「大潮→中潮a→小潮→長潮→若潮→中潮b→大潮→中潮a→小潮→長潮→若潮→中潮b→大潮」というサイクルで繰り返されます。

「長潮」と「若潮」は耳慣れないかもしれませんが、漁師さんは、この「若潮」をもとに考えて漁をするそうです。

アオリイカは典型的なフィシュイーター。したがって、ベイト(エサ)となる小魚やエビ類が多ければ活性も高くなり、それらの群がる場所に忍び寄る可能性が高くなります。

小魚たちの常食はプランクトン。潮が速いと表層のプランクトンは吹き寄せられて、サカナたちにとって捕食しやすい状況が生まれます。つまり、アオリイカの狙い目は、潮の動いている時。特に良いのは潮が速くなり始めるときと、ゆっくりになり始めるとき。

この時間帯は、一般に「上げ三分(さんぶ)、七分(しちぶ)」「下げ三分、七分」と呼ばれます。「さんぶ」とは、潮の動きを10等分した場合の10分の3の位置を意味します(図参照)。

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小魚が活発に動き始める朝マヅメも狙い目の1つだ

長潮とは、潮の流れがゆるやかで、高低差の少ない満潮・干潮の変化がだらだらと長く続くように見える小潮の末期。それを境に大潮に向かって、潮の干満差が次第に大きくなってきます。
このように潮が再び大きくなる状態を「潮が若返る」と言い、長潮の翌日を「若潮」と呼んでいます。

実は、私が過去に最もコンスタントにアオリイカをキャッチしているのがこの「若潮」の時。終日にわたりトロトロとした緩めの潮流が望めることで、アオリイカの活性も高いまま維持されていると思われます。

参考までに、ほかの潮回りでは次のとおりです。

★中潮a

潮の動きも安定しており、釣果も期待できます。

★中潮b

良型だなと思える2キロオーバーを最も多くキャッチしている潮回りです。入れ替わった潮とともに入ってきたアオリイカの群れが、新しい場所に定位するのではないかと考えられます。

潮流も適度で、潮止まりとなる時間も短いことは、捕食活動を誘発します。特に、アオリイカの産卵は大潮あたりが多いといわれています。産卵を控えた大型が、活発に捕食を行うことも関係ありそうです。

★長潮

昼夜問わずトロトロとした潮の動きで、アオリイカの活性も高い模様。比較的安定した釣果が上がっています。狙い目は下げ止まりを基点に前後90分ずつです。

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この時季、釣りに行くならレインウエアは必携

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