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2008年10月21日(火)
これが気になる! 「釣れる!! ウキフカセ釣り入門Q&A」
いかにこの本を作ったか
10月3日、辰巳出版より「釣れる!! ウキフカセ釣り入門Q&A」が発売された。
発売以来、Amazonなどネット書店では、ウキフカセ釣り本においては常に上位をキープ。その人気の秘密を探るため、某日、このムック本の筆者と担当編集者を新橋の呑み屋に呼び出した。
ちなみに、この本の筆者・桜井裕(さくらいゆたか)も、担当編集者の時田眞吉(ときたしんきち)も、私(「@niftyつり」ディレクター)の古くからの友人。つまり今から記そうとしている対談記事は、人気の秘密を探るというより、ただの宣伝、もしくは仲間内のバカな会話になっているかもしれない。
担当編集者・時田さん(左)と、まずはビールを1杯(ジョッキ3杯分の特製ビール)
でも、あえて掲載にしようというのは、このムックが気に入ったからだ。このムックを読んで「良い!」と思ったからだ。
という訳ですから、以下を眺め少しでも気になった方は、ただ1度でいい、本書を見かけたら手にとって眺めてほしい。もしアナタが、これからウキフカセ釣りを始めよう、というなら、きっと役に立つ書籍に違いないからだ。
では、与太話をどうぞ!
本当の入門書を作りたい!
── まずは、おつかれまでした。どう、本を作り終わって?
【筆者・桜井裕(以下、桜井)】 「ふ~、やっと終わったか」という気持ちと、「あ~あ、終わっちまった」という気持ちがごちゃまぜですね。
良い本ができたとは思うけど、ちょっぴりもの足りなさも感じるな。でも、本を作る楽しさを知った。
2人(時田さんとボクのこと)が、この業界から足を洗えない気持ちが少し分かったような気がするな。文章を書いているときは、いつも目の前にビギナーの釣り人がいる感じだった。とにかく、疲れたけど楽しかったよ。
【編集者・時田眞吉(以下、時田)】 まさに、血と汗と糖尿のたまものが、この本。ページを開けると甘い匂いがするはず、心して読んでいただきたい。なお、死して屍、拾う者なし……出して誤植、指摘する者なし……がモットーなので、目を皿のようにして見るのは無しにしていただきたい。でも、気付いた点はご一報を。
── 分かるわかる、その気持ち。そうなんだよな。なんでか、誤字脱字って、校正しているときは見つけられへんのに、書店に並んだ途端、見つかるんだよな。
【時田】 そうそう、それも大きい字ほど、見落としがち……。
【桜井】 分かったわかった、編集者同士の傷の舐め合いはいいから次に行こう。
── ゴメン。じゃあ大事な質問を。なんでこの本作ったの? それが一番聞きたかった。だって、この業界(ウキフカセ釣り)では理論派で通ってる桜井裕が出す本。だったら、体系立てた理論書かなって思ってたんだけど。
【桜井】 企画段階では違ったんだよ。というか、実は全部をQ&Aにしようと思ったのは、9月の頭。
── えっ!? もしかして発売日がズレた理由って……。
【時田】 ようやく分かったようだね。9月の中~下旬に出す予定だったけど、この方向転換でそれが不可能に。だから10月になったんだよ。
【桜井】 そうそう、大変だったよねぇ、あの時は。元々は、前半は一般的な入門書と同じような感じにして、後半にQ&Aを持ってくるつもりだったんだ。でも、それだとQ&Aがすごく高度な内容になっちゃう。それを避けたかったんだ。
── じゃあコンセプトは、これこそが入門書だ!って感じ?
【桜井】 そのとおり。ある程度、知ってる人じゃなくてもこれさえ読めば、とりあえずウキフカセ釣りができるようになる。そういう本ができたと思う。
分からないことが載っている
【桜井】 ねぇ知ってる? アタリのあった初心者の方に「よし、アワセて!」って言うと、だいたいの人が、いきなりリールを巻き始めるんだよ。
── マジですか?
【桜井】 マジマジ。講師をやって初めて知ったんだけど、そういう人がほとんど。
【時田】 それに、テレビのタレントさんやCMやの影響なのか、竿を正しく持っていない人も多い。
【桜井】 竿の下のほうを持ってリールをこうして巻いている初心者が意外に多い(写真参照)。
── それは分かる。リールのところを握ってない人、時々見かけますね。
【桜井】 そう。だから、やっぱりボクら教える立場の人間は、きちんと手本を見せてあげなくちゃいけない。それに、初心者の人って分からないこと自体が分からないんだから、それを察してあげなきゃいけない。そのためには、疑問に思うであろうことも教えなきゃいけないと思うんだ。
【時田】 それだけじゃない。机上の理論なんて必要ないってこと。キレイに理論立てて書いてある本は編集者にとっては作りやすいけど、初心者が1つ1つブチ当たる壁には応えてあげられない。
入門書は作る人のものじゃなくて使う人のもの。私たちはそれを作りました~っ!
── この酔っ払いが! でもホンマにそのとおり。すっごく作るの楽でした(ボクの編集で今年も1冊出しました)。
【桜井】 うん。アレはアレで良い本だと思うけど、そうじゃないんだ。経験者目線で書いた本じゃなくって、実際に初心者に接して、投げかけられた質問や分からないであろうことをまとめたものこそが、本当に必要だと思ったんだ。だから今回作った本は、初心者に知ってほしいことじゃなく、初心者が知りたいことを、できるだけ詳しく解説したんだ。
【時田】 痒いところに手は届いているはずだよ。
── 確かに。入門書ってキレイかどうかじゃなくって、始めたいって人にとって、使えるか使えへんかやもんな。
【時田】 そう。それに、これは副産物なんだけど、Q&Aであらゆる場面を想定したおかげで、中級者にも自分の釣りを見直す良い基本書になった。
【桜井】 泥臭い本だけど、読む本じゃなくて使える本ができたと思う。できれば一度、手に取ってほしいな。
── 誤字脱字も、今のところほとんど見つかってないしね。
【時田】 自分が一部校正したと思って、言うなぁ。でも良い本だからいろんな人に買ってもらいたいな。
【桜井】 確かにキレイな本とは言いません。でも頑張って、良い本を作りました。買ってほしいのはやまやまだけど、とりあえず手に取って眺めてみてください。
初心者が知りたいと思うことが必ず載ってるはずです。
── というわけで、今日はありがとう。インタビューはこれで終わり。さぁ、本格的に呑むか!?
【桜井】 2人とも、かなりもう呑んでるでしょ? それより、この男(ボクのこと)をウキフカセに連れていこうぜ! で、楽しさを知ってもらって、記事にしてもらおう。
【時田】 よ~し、底辺拡大だぁ!
桜井裕(さくらい ゆたか)
1959年生まれ 神奈川県在住
ダイワ精工フィールドテスター
サラリーマンでありながら、週末はほぼ毎週、伊豆半島をメインフィールドに釣行を重ねる頭脳派磯釣り師。雑誌の連載、寄稿は数多く、近年はウキフカセ釣りの普及のため、ダイワ精工やDHC主催の「ウキフカセ釣り入門講座」の講師としても活躍。
HAMAウルフの雄叫び
サラリーマン釣師のひと言
時田眞吉(ときたしんきち)
「堤防 磯 投げ つり情報(辰巳出版)」副編集長
業界に入って20年を超えるベテラン編集者。

初心者にオススメ、必釣間違いなしのウキフカセ釣り入門が発刊された。
知りたいことがQ&A形式でわかりやすく掲載されているので、中級者でも読み応えのある基本書になっている。
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釣れる!! ウキフカセ釣り入門 (タツミムック タツミつりシリーズ) 著:桜井 裕 |
★★★プレゼント★★★
■発売されたばかりのムック本「釣れる!! ウキフカセ釣り入門 タツミムック タツミつりシリーズ)」を5名様にプレゼントします。締切は11月4日(火)14時!気になる方は奮ってご応募ください。
プレゼント応募フォームはこちら。
応募は終了しました。
(ライター/小林てるひこ)
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