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2008年9月10日(水)

【エギング入門 おまけ】 秋のエギングはサイトフィッシング

これまで3回、だらだらと基本というものを書いてきたが、実は「おまけ」と称した今回が、この短期連載の本題かもしれない。

はっきり言おう。秋なら簡単に釣れる! 入門するなら今!!

まずは本稿を軽く読んで、釣れる(釣れている)釣り場に行こう。ほぼ間違いなく釣果を得ることができるはず。もしダメなら、アナタが悪いのではなく、筆者の書き方が悪いかったのだ。本稿を無視して入門書を買いましょう。それを実践すると釣れます。だから諦めないで!
 

P_001_d 秋はサイトフィッシング

見えている魚を釣ろうとすることを『サイトフィッシング』と呼ぶが、見えている魚は意外と釣りにくいというのは釣りの世界では定説。だがアオリイカに限れば、結構簡単に釣れてしまうのが現実だ。

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秋はこのサイズが多い。しかし時には1kgクラスが来ることも。

なぜならエギングの基本は、エギをシャクリによってアピールしてアオリイカを近づかせ、直後のフォールで抱きつかせる。つまり見えているなら近づかせる必要がないので、ほんのちょっとのアピールとフォールで釣れるのだ。

それを最も容易に体験できるのが今。そう、秋だ! この時季のアオリイカは港湾や小磯などの際近くで活発にエサを追っている。春~夏に生まれたアオリイカたちがバリバリ食ってガンガン成長している時期だからだ。実際、伊豆半島では300g~1kgが釣れ始めたそうだ。

初心者はこの時期にいっぱい釣って、テクニックを磨いてほしい。
 

P_001_d 偏光グラスと小さいエギ

サイトフィッシングといっても特別な装備はいらない。普段のエギングとまったく同じだ。ただし、できれば用意してもらいたいものが2つだけある。それは偏光グラスと普段よりワンサイズ小さいエギだ。

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偏光レンズ越しなら海の中がクッキリ見える

見えているアオリイカを釣るのだから、偏光グラスなんて必要ないのでは? と思う人がいるかもしれないが、さにあらず。偏光グラスは海面のギラつきを抑え、対象物をクッキリ見せてくれる。つまりアオリイカをいち早く見つけられるうえ、イカやエギの動きもよく見えるのだ。さらに目が疲れにくいのだから、ぜひとも常用したい。

そして小さいエギ。小型シーズンの秋なら2.5~3号があれば、状況に合わせやすい。
 

P_001_d 基本は一点のみ

最初に記したとおり、近くに見えている場合は寄せる必要がないのだから、基本的には派手なシャクリはいらない。イカを見つけたらその先にキャストし、近くまでエギを引いてくる。そしてフリーフォール。これでイカの体色が変わったり、エギに寄ってきたりしたらチャンス。1度でダメなら数回繰り返そう。

それでも釣れなかったり、反応がなかったら、今度はキャストしたエギをアオリイカのレンジ(タナ)より深く沈めてからイカの近くまで引いてくる。そしてイカより少し上までシャクリ上げてやり、そのままフォールする。

それでもダメなら小技を使おう。弱った魚がフラフラと泳いでいるような感じを演出したり、小さく鋭いジャークでアピールしたりして、アオリイカの直近でフォール。それでもダメならフォールの速度を遅くするため、エギをワンサイズダウン。同じことを繰り返してみよう。

ここまでやってダメなら諦める? もし諦めたくなかったら、エギの色をチェンジして再トライだ。それまでピンクやオレンジなど派手系の色を使っていたのなら、モスグリーンや茶色系に替えてやり直しだ。

それでもダメだったなら「コイツはスレてるから名手でも釣れない」「食う気がないんだ」と自分を納得させ、次の見えイカを探そう。

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小さいアオリイカが釣れてしまったら、イカに触らずこのままエギをひっくり返す。
ほとんどの場合、これでイカは海に落ちるはずだ。

 

P_001_d 最後に

「その3」の冒頭にも書いたが、エギングに限らず釣りはアウトドアでの遊び。身の安全と快適は自分で確保しなければならない。そこで最後に、装備について簡単に解説し、本稿を締めることにしよう。

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自動膨張式のライフジャケットなら気軽に着ることができる

エギングで釣り場となるのは堤防か磯。堤防以外には絶対行かないという人なら、気軽に装着できる膨張式のライフジャケットでもかまわないが、消波ブロック帯や磯でも釣るなら、絶対に発泡材入りのライフジェケット。万が一、転落してしまった場合、膨張式のものだとフジツボなどの貝類や磯の角などで破損し(穴が開き)、膨らまないことがあるからだ。

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ソルトルアー用のライフジャケットならポケットが大きいので、
エギや小物がなんなく収納できる。

ライフジャケットは、転落後の身を守るもの。これに加えて落ちないための装備がスパイクシューズだ。絶対に潮を被らない堤防ならスニーカーでもいいだろうが、消波ブロック帯や磯から釣りをする場合は絶対に必要。ブーツタイプとシューズタイプがあるので好みで選ぼう。

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スパイクタイプシューズは落ちないための装備

これら以外に身につけてほしいのは、帽子とサングラス(できれば偏光グラス)。ともに日光からはもちろん、勢い余って飛んできたエギやハリから頭や目を守ってくれる。

短期集中連載、エギング入門はこれで終了です。安全第一でバシバシ釣りまくってください。結果報告、お待ちしてます。
 

P_001_d  【エギング入門】

その1 アオリイカのエギング、はじめるなら秋!
その2 エギングの基本はこれだけだ
その3 エギングはシンプルにスタート
おまけ 秋のエギングはサイトフィッシング

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(ライター/小林てるひこ

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