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つり通信

メジナ、クロダイ求めてロマンあふれる荒磯へ。ポイントや仕掛けアドバイスなど明日から役立つ情報満載。

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2008年3月28日(金)

【コラム】メジナのおまけにマダイを釣ろう!

メジナの釣況が悪い今こそ、マダイを狙ってみよう!(Text/めじな研究所 所長

P_001_bMadai03 逆境を逆手に取る楽しみ

今年の伊豆半島は、メジナ釣り師には例年に無く厳しい釣況が続いています。 低水温が続いたかと思えば、急激な水温の上昇。春先には珍しい事ではありませんが、そんなメジナが釣れない時こそ狙えるのがマダイなのです。

残念ながら、関東には「磯から狙って釣れる」と言えるほどマダイが釣れる釣り場は無いと思います。しかし、いくつかの条件を満たしたとき、狙って釣れることがあります。

「今日は釣れないな~」、「潮が悪いな~」 こんな風に釣りを諦めてしまうことはありませんか? 大自然が生み出す様々な状況の中で、なんとか釣ろうと悪あがきをするのが釣りの楽しみです。是非、釣れない時こそ釣りを楽しんで頂きたいと思います。

P_001_b どんな条件の時に狙えるのか?

Madai04○過去に実績のある釣り場

○エサ取りが少ない、もしくは居ない時

○連日釣果が上がっている時

このような条件が、真っ先に思い浮かびます。もし、この3つの条件を全て満たしていたなら、迷うことなくマダイを狙ってみてください。

特に実績の高い釣り場では、他の条件を満たしている必要はありません。潮がいっていたり、エサが取られないだけでも、かなりの確率で狙えるものです。

P_001_b マダイを狙うコツ

Madai01私の過去の経験から、マダイを狙う時に知っておきたいちょっとしたコツを紹介しましょう。

まず、あくまでも「メジナのおまけにマダイ」 を狙うことを忘れないで下さい。あまりにマダイに固執すると、博打的な釣りになってしまい、メジナ釣り師には面白い釣りでは無くなってしまいます。したがって、タックルも仕掛けも普段メジナを狙っているもののままでOKです。いつものようにメジナ釣りをしてみましょう。

「あれ?エサが取られない」もしそう感じたときは、まずタナを深く探ってみてください。釣り場の水深にもよりますが、私の経験では竿2~3本程度のことが多いように思います。

そして、流れるなら流れるだけ遠くまで仕掛けを流してみてください。もうウキが見えない状況で、糸が出て行かなくなったので仕掛けを回収しようとしたらマダイが食ったこともあります。

タナを深く遠くまで探るのですから、コマセは多めに撒きます。

付けエサは大きめの目立つモノが良いようです。私は、ハリに付けエサをつけたうえに浮き止め糸を垂らした“なんちゃってウイリー仕掛け”で釣ったこともあります。

最後に、一番大切なのは「絶対マダイが釣れるぞ!」と信じることです。「こんなことして釣れるのかな~」と不安をいだいていては、せっかく食ってきてもバラしてしまいます。こんな時ほど大きなマダイが食うかもしれないのです。

P_001_b マダイとのヤリトリ

Madai02ウキにアタリが出て、こちらからアワセた場合は、可能な限り走らせずに竿でタメ込んでみましょう。よく、「マダイは根に行かない」などと言いますが、磯で、ましてや深い所で食った場合、走られれば根ズレのリスクは高まります。

もし、向こうアワセの場合(アタリと同時に走ったときなど)やタメ切れない場合は、必ずベイルを開けて(これをオープンベイルと言います)で走らせます。レバーブレーキでズルズル糸を出すと、いつまでも止まりません。

オープンベイルで走らせている最中は、けして糸に触れないでください。途中で止めようとしても止まりませんし、その瞬間で切れてしまうかもしれません。

ドラグ付きの場合は、タックルにあわせて調整してあればOKですが、40センチクラスのメジナで逆転を許すようでは調整が緩すぎます。

抵抗をかけなければ、マダイは意外なほどすぐに走りを止めます。それも大きいヤツ程です。

魚が止まったら、ベイルを閉じて竿を起こすわけですが、必ずミチイトがリールのラインローラーに入っている事を確認してください。慌てていると、ラインローラーに糸が通ってなく、ベイルをはじかれてしまうことがあります。

竿を起こす操作は、ゆっくりソフトに行ってください。ここで衝撃を与えると、魚がまた走り出します。

上手に竿を起こしていくと、魚の重みが竿に感じられるようになり、マダイ特有の頭の振りを感じるでしょう。ここで、タメられるか無理かを判断します。無理なら、またベイルを開けて走らせます。

タメられるようなら、曲がり切った竿が自然に起きてくるまで同じテンションを与えたまま我慢します。

少しずつ竿が起きてくるか、魚を引っ張れると感じたら、魚がこちらを向いた証拠です。竿の曲がりを保ちつつ、なるべくテンションを変えずにゆっくりと引っ張りましょう。

ポンピング動作で、竿が一度真っ直ぐになり、竿を起こす時に衝撃を与えるのが最悪のやりとりです。「竿の曲がりを保ちつつなるべくテンションを変えずにゆっくりと」を心がけましょう。

あとは玉網ですくうだけです。タモ枠も特別大きな物は必要無いと思います(私は45センチ枠を使用しています)。

P_001_b 南伊豆でお勧めのポイント

○伊浜 (黒島、トンガリ、丸島、ササラなど)

伊浜は南伊豆でも大型マダイの実績No,1と言えるでしょう。10キロクラスの大型が狙えるところです。

渡船:宝洋丸 0558-67-0601

○中木 (大根、下加賀根など)

伊浜についで実績が高いのではないでしょうか。大根周りには大型が多いと思います。

渡船:中木丸(重五郎屋) 0558-65-1016

Photo○妻良 (サントウ、サメノリ、小太郎など)

メジナが多い所なので上記2カ所より少ないかもしれませんが、釣れ始めると連日釣れることが多いです。

渡船:五兵衛丸 0558-67-0625

P_001_b さぁ、釣りに行こう!

あとは釣るだけです。お土産に持ち帰って誰からも喜ばれるマダイ。これが、メジナを狙ったおまけに釣れるかもしれないのです。「釣況が悪いから」と躊躇せずに、釣りにでかけてはいかがでしょう。

2008年3月28日(金) イソラバ!固定リンク