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つり通信

メジナ、クロダイ求めてロマンあふれる荒磯へ。ポイントや仕掛けアドバイスなど明日から役立つ情報満載。

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2008年3月22日(土)

【特集】伊豆石廊崎・浜小島「地味磯で、引き出せ!良型メジナ」

南伊豆にもやっとノッコミの兆しが。カギはコマセの溜まるポイントだ!(レポーター/キョージ)

P3080323_2                              

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2008年3月8日(土)

Icon_02_2 晴れときどき曇り 北東の風
Icon_08_2 大潮 凪 水温14.5~15.4℃
Icon_06_2 メジナ
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つけエサ 生オキアミ
コマセ オキアミ9kg、配合エサ2袋

Icon_07_3 南伊豆 本瀬港
宮島丸(橋本屋) 0558-65-0108
Icon_05_2 東名高速道路(厚木IC)~小田原厚木道路~真鶴道路~熱海ビーチライン~国道135号~国道136号~日野交差点を直進し県道16号~本瀬港
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南伊豆 石廊崎地区 浜小島

P_001_b 潮通し悪そうな“地味磯”浜小島

Photo

有望ポイントが数多く存在する石廊崎。特に石廊崎灯台より西側には、複雑な底根と潮流によって大型が望める“表側”に位置する磯が特に多い。

これに対し、今回釣行した「浜小島」はカナシキと浜島の“裏側”。大きな無名磯の隣に位置し、ポイントガイドにも載せられることが少ないほどの地味目な磯だ。

しかし、そんな地味さにもかかわらず、意外なほどの好釣果が聞かれることもある。
釣友は石廊崎では珍しい良型のクロダイを一度に2枚釣り上げたし、私自身も数年前に、48cmを頭に40cmオーバーのクチブトをこれでもかと釣ったこともある。信用できないなら、渡船を行っている橋本屋さんにその時の写真の一部があるので、船長に見せてもらいたまえ!??

P_001_b フラットな海底 水深は竿1.5本程度

Photo_2 ここ浜小島の船着けは、ポイント図の(A)になる。一番水深があるとは言え、それでも釣り座前ではおそらく10mはないと思われる。
船長に聞いたところ、20mほど沖でも水深の変化はないらしい。おまけに、沈み根らしい根もないようで、根掛かり必須なウキ下で流してみても根掛かりしないのだ。

では、そんな場所で、なぜ多くの良型が仕留められてきたのだろうか。

P_001_b 潮目を読む コマセとツケエサの同調

P3080326はっきり言って、ここ浜小島は海が穏やかな時に釣果は期待できない。弱い西風や、前日の波が落ちきる前の、海が荒れ気味な日和が望ましい。そして、沖を流れる潮流がいろいろな磯に当たって、緩やかに浜小島に流れ込んでくる時こそがチャンスだ。

どうやら浜小島の潮流は、上り潮だからこっち、下り潮だからこっちと決まっている感じではないようだ。沖の潮の角度や速さによって赤島方向に出たり、右に流れたり左に流れたりする。それが左手にある浜島からの波によって潮目を形成しやすいのだ。

当日も(A)の釣り座の時は、赤島方向に流れる潮が浜島からの波とぶつかり、15mほど沖で潮の壁が出来ていた。そこにコマセが溜まっているようで、30cm強のクチブトを3枚立て続けに釣り上げた。

しかし、その後が続かない。エサトリもほとんどいない。齧り痕もないままオキアミがそのまま帰って来る始末。そんなに水深がないので、深く探っていくにも限界がある。ウキ下2ヒロからあらためて探りなおしてみるが、状況は変わらない。

P3080339気がつけば、潮目は先ほどまでとはまったく違い、足元の磯際に出来ていた。いつの間にか浜島からの波の方向と潮の方向が一致したようで、釣り座(A)と(B)の間に当てて跳ね返りながら磯に沿って右に流れていた。

そこで、釣り座を(B)に移し、磯際狙いに徹する。コマセも潜り込む流れに乗せてツケエサと同調させる。

すると、ウキが入った。
足元への突っ込みを交わして取り込んだのは37cmのクチブト(写真)。その後も磯際と潮の壁でツケエサとコマセを同調させて同型を釣り、結果40.3cm・1.1kgの
クチブトを引きずり出すことが出来た。

P_001_b 変化のない中で変化を探す

Photo_3 海底に目ぼしいポイントがない浜小島で、釣果の鍵はコマセの溜まる所だ。
コマセとツケエサをきっちり合わせながら、潮のヨレや壁を見つけ出して攻めること。それと、磯際をどれだけタイトに攻めるかだ。

当日も、コマセと離れるとエサも盗られず、コマセの溜まるポイントに上手く入ると魚信を捉えられるという状況だった。

簡単に各ポイントの解説を加えておこう。

Pc_2ポイント(A):
船着となる。足元と潮の変化のある場所を狙う。海が穏やかで仲間内なら2人入ることができる。(写真はポイントC)

ポイント(B):
実は私の本命場所。(A)が波をかぶるような時に入る。そんな荒れ気味のときにこの釣り場は本領を発揮するだろう。足元のハエ根の下はエグレているようで、掛けた魚はここに張り付こうとする。ハエ根際と潮目がポイント。

ポイント(C):
海が穏やかで潮位が下げた時の釣り座。浜島との間の沈み根際を狙う。仕掛けが安定するようなら裏側も面白い。この裏側の沈み根や離れ磯は複雑に入り組んでいて、口太メジナの棲家になっていると思われる。浜小島の魚影の濃さは、ここに秘密があるのかも。

Pd_2ポイント(D):
足元にハエ根があり、サラシが出やすい。ハエ根際とサラシと潮の境目を狙おう。

いずれのポイントも水深は限られるので、こまめにタナを調節しながら探りたい。

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07__4竿は磯竿1.2号 5.3m。リールはレバーブレーキ&ドラグつきスピニングリール 2500番。
ミチイトはナイロン1.85号、ハリス1.75号 4.5m、ヨリモドシ使用、円錐ウキ 0~B、ハリはグレバリ5~6号。状況によりガン玉使用。

P_002

例年より遅めで不安定な状態で推移している南伊豆。しかし、抱精や抱卵した魚も見られるようになって来た。ノッコミの荒食いも間近だと思われる。そんな時は深場よりも浅場が面白いかもしれない。

こんな時期は、10cmというわずかなウキ下の違いで釣果が分かれることも多いもの。こまめにウキ下やガン玉の位置を調整していきたい。

P_003

○エサ屋さんは、東伊豆経由の場合、国道沿いに深夜営業の釣りエサ店が何店もあり。あらかじめ電話予約をして解凍を依頼すると便利。
西伊豆経由の場合は沼津付近で調達するのが無難。

○本瀬港は、大瀬を過ぎて出光GSを右手に見て、街灯を目印に左折(かなり狭い道)して港へ下りる。
トイレは手前右手にある橋本屋が利用出来る。早朝はくれぐれもお静かに。

○橋本屋では、予約時にお願いするとお弁当とお茶を用意してくれる。料金は500円。手作りのやさしい味がうれしい。

○コンビニエンスストアは、東伊豆経由の際は日野を右折した先の下賀茂温泉付近が最後の店。そこまでの道中には何店もある。
西周りの際は、松崎辺りが最終となるので注意。

○都心より一足早く春が来る伊豆半島。菜の花をはじめ、色とりどりの春の花や柔らかな新芽が、釣りで疲れた体に心地いい季節だ。ただし、居眠り運転に気をつけよう。

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