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2008年3月14日(金)
【特集】伊豆石廊崎・うの根「深場に潜む40オーバーのメジナを狙い撃ち!」
厳しい状況の南伊豆ですが、ポツポツと良型が姿を見せています!(レポーター/めじな研究所 所長)
2008年3月8日(土) | |
| 晴れときどき曇り 北東の風 | |
| 大潮 凪 水温14.5~15.4℃ | |
| メジナ | |
つけエサ 生オキアミ | |
| 南伊豆 本瀬港 宮島丸(橋本屋) 0558-65-0108 | |
| 東名高速道路(厚木IC)~小田原厚木道路~真鶴道路~熱海ビーチライン~国道135号~国道136号~日野交差点を直進し県道16号~本瀬港 | |
南伊豆 石廊崎地区 うの根 |
魚影は濃いが険しい「うの根」
この日私が渡礁したのは、石廊崎の上磯(石廊崎地区の中でも西側位置する磯をこう呼ぶ)にある「うの根」。
「 うの根」は、1月にレポートした小赤島の隣、昨年レポートした赤島の沖側に位置し、石廊崎地区の中でも一級磯と呼べます。
周囲を根に囲まれ、比較的潮通しも良いため魚影は濃いのですが、あまりにも険しいその沈み根は、時として釣り辛い一面も見せます。
足場もあまり良いとは言えず、上級者向きの磯と言えるかもしれません。
また、比較的小さな磯ですので、ウネリのある時には注意が必要です。ハエ根が邪魔をして釣り座が限られますので、定員は2名と言ったところ。
タナの深くなる冬場よりも活性の高い時期がお勧めで、特に梅雨明けから秋口にかけてはイサキ交じりの好釣果が期待できます。
タナが深い!

このところの南伊豆の厳しい状況を考え、この日は、沖向きの釣り座で竿を出しました。陸側は頭を出すほどの高い根が散在し、深いタナを攻めることが出来ないからです。左手方向の石廊崎灯台より登る朝日がやけに綺麗です。
まずはエサの取られ具合をチェックしていくと、ようやくエサが取られるのは沈み根周りの竿1本半から2本といった深さ。しかも、潮が沖から当ててくるために、深いタナに仕掛けを入れると根掛かりしてしまい、なかなか難しい状況です。
サラシを利用する
そこで、釣り座Aの前から出ているサラシに仕掛けを乗せ、仕掛けが沖に出るよう試みます。何度かに1度ではありますが、うまく仕掛けが沖の沈み根付近まで押し出されて行きます。
その沈み根付近で、仕掛けが設定した深さ(竿1本半程度)まで落ちるようにオモリを調整(G2+G4)していくと、ようやく最初の魚信を捉えました。34センチのクチブトメジナです。大きいとは言えませんが、攻略の糸口は掴んだと言えるのではないでしょうか。
下り潮(西から東への潮流)が邪魔を・・・
せっかくパターンを掴んだと思ったのも束の間、急に下り潮がさしてきました。仕掛けはあっと言う間に流され、左手方向の沈み根に当たってしまいます。
そこで、今度は釣り座Bからその沈み根付近をポイントに設定します。重いオモリを使えば根掛かりが頻発してしまうので、あまり重いオモリを使わず(B+G2)に早く仕掛けが落ちるように工夫します。
こういう時は、仕掛けを自分より潮上(潮の流れて来る方向)に投入することが大切です。こうすることで、仕掛けが自分の正面に流れてくるまでに、ある程度タナが取れるのです。
そして、糸フケをやや多めに出しながら途中で仕掛けが舞い上がることの無いように流していき、タナがきっちり取れたところ(おおよそ竿2本)で初めて糸フケを裁き、アタリを取りやすい状況に導きます。
もちろん、刻々と変わる潮の流れ、サラシの影響でなかなか上手くはいきません。しかし、根気よく粘り続け、とうとう40センチオーバーの良型をゲットすることが出来ました。
どれだけタイトに磯際を深く攻められるか!
この後、同様の釣り方で良型のブダイを1匹追加しました。
ブダイは根周りに居て、あまり浮いてきてエサを食う魚ではありません。そのことから、ある程度きっちりと根際の深いタナに仕掛けが入っていたと思われます。
このように南伊豆では厳しい釣況が続いています。しかし、全く釣れていないかというと、そんなことはありません。日によってムラこそありますが、確実に良型のメジナは釣れています。ただ動きが悪いために、なかなか食わせられない、アタリが取れないのだと思います。
そんな動きの悪いメジナに付けエサを食わせるためには、磯際をタイトに深く探っていくことがひとつの手段だと思います。そして、小さなアタリもきちんと取れるように、糸のたるみなどを調整することが釣果への鍵となるのではないでしょうか。

竿は磯竿1号 5.3m。リールはレバーブレーキ&ドラグつきスピニングリール 2500番。
ミチイトはナイロン2号、ハリス2号 5m、ヨリモドシ使用、円錐ウキ 2B、ハリはグレバリ7号。

この日は、磯によってムラこそあるものの、私の利用した渡船屋さん全体で、40センチオーバーのメジナが6匹程釣れていました。私の釣った2匹のメジナは、オス・メス1匹づつ。どちらもまだあまり大きなお腹ではありませんでしたが、お腹の中にはそれぞれ白子と卵がご覧の通り。あと1~2ヶ月もすると、ノッコミ(産卵期に食欲の旺盛な魚が浅場に入ってくる)が始まるものと思われます。

○本瀬港は、大瀬を過ぎて出光GSを右手に見て、街灯を目印に左折(狭い道です)して港へ下ります。
集合場所は本瀬港ですが、手前右手橋本屋のトイレが利用出来ます。
○エサ屋さんは、国道沿いに深夜営業の釣りエサ店が何軒かありますので、伊東から下田あたりで購入すると良いと思います。
あらかじめ電話予約をして解凍を依頼すると便利です。
西伊豆経由の場合は沼津付近で調達するのが無難だと思います。
○コンビニエンスストアも国道沿いに何店もあります。下田の先、吉佐美が最終になります。西周りの際は、松崎辺りが最終となるので注意して下さい。
○河津桜はピークを過ぎてしまいましたが、まだまだ菜の花畑が綺麗ですよ。
○石廊崎灯台に上ると、海抜60mの断崖から大海原を見渡すことが出来ます。また、遊歩道の先には、海上安全や学業成就・商売繁盛・交通安全・厄除けの神様が祀られている「石室神社」と、縁結びの神が祀られている「熊野神社」もありますので、一度訪れてみてはいかがでしょう。


















