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2008年2月15日(金)
【特集】深いタナを攻略せよ!伊豆下田沖根 石取根
完全ボウズからの8回裏大逆転。竿が満月にしなる快感をぜひ!(リポーター/おぱ)
2008年 2月7日(木) | |
| 快晴 | |
| 大潮 うねりあり | |
| メジナ | |
つけエサ 生オキアミ | |
手石港 ひがし丸 | |
| 伊豆下田より国道136号線を弓ヶ浜方面へ 日野の交差点を手石方面へ手石港 @nifty 地図 | |
伊豆下田沖根 石取根 |
起伏に富んだ 伊豆下田沖根 
手石港から、渡船で15分。遥か沖合いに点々と大きな磯が見えてきます。伊豆半島の南端、石廊崎から10キロほど進む沖合いに見えてくる比較的大きな島々、それが下田沖根です。
「石取根」「トヨ根」「横根」「沖横根」重要文化財の灯台がある「御子元島」など・・・これらの磯場を総じて【下田沖根】と呼びます。
「下田の沖合いから八丈島までの海底は、あり余る水深のある場所と数十メートルにまで駆け上がる浅瀬が不規則に連なり、それは、あたかも大きな山脈が連なるような起伏にとんだ海底が続く場所」
と釣り雑誌で読んだことがあります。
その起伏の恩恵が、伊豆半島、いや国内でも有数の漁場を形成するポイントとなり、魚影、魚種ともに非常に豊富な磯を作り上げています。また、過去には、ここを航海する船の座礁事故も多く起きた場所。また、周囲に比べ浅瀬が長く続くので、潮流は速く「5ノット」を超える激流が通す事もある場所だと言われています。
石取根の特徴
今回、私たちが選んだ磯は、そのうちの【石取根】で、おむすびをひっくり返したような独特の形状をした島です。
磯は大きく、30名近い釣り人を収容できる下田沖根の中でも人気のある場所です。水温が比較的高い時期は、尾長メジナ、青物、底物が狙える場所で、水温が低下すると大型の口太メジナがメインターゲットになる魅力的な磯。真鯛などの釣果も時折聞かれる場所でもあり、季節に応じた多彩な魚種と豊富な魚影で、1年を通して楽しめる磯と言われています。
石取根で当日、我々が選んだポイントは【表本場】と呼ばれるポイントです。この日は、朝方から昼近くまで「ナライ(北西風)」の風が強く吹くという予想だったので、ひがし丸の船長が、風裏になる場所をススメてくれました。このポイントは、約3名がちょうど良い場所です。ハナレ側のポイントと右側の小さなワンド側がねらい目と聞いています。
大型の期待が大きい、伊豆のメジナ釣り! 
普段、房総半島での釣りが多い私ですが、伊豆半島の釣りも趣の違う釣りで、ちょくちょく房総から東京都内を抜け伊豆半島まで出かけます。しかし、今年は、伊豆での釣りは、なんと、初めて、つまり初釣り。それだけにいつも以上にワクワクしながら車を走らせました。
伊豆のメジナ釣り、房総のメジナ釣り、同じメジナ釣りではあるが、やはり、趣はずいぶん違う釣りとなります。基本的な考え方は同じですが、房総半島のメジナ釣りは「潮を釣る」というよりも、やはりクロダイ釣りに似た、「根を釣る」という感が強くなります。私の勝手なイメージではありますが、やはり、伊豆半島の釣りは、積極的に潮を釣る釣りというイメージがあります。
また、釣りをする場所によりますが、房総半島のメジナ釣りは「大型の魚を獲る」ということに大きなリスクが伴いがち。
基本的に水深のない浅い場所が中心で、根やシモリだらけの場所が絶好の釣りポイントであることが多いため、大型のメジナをかけると、「強引に魚を寄せる」「向きを変えさせる」「距離を詰める」などの作業が必要以上に大切になる場合が多々生まれます。
そういう意味では、今回の石取根のような磯は、思いっきり魚の引きを楽しんで、気持ちよく竿曲がりを楽しめる場所とも言えます。
関東の磯釣りファンの中には、私たちのように房総半島から、伊豆半島まで足を運ぶ釣り人も多いことでしょう。
それだけ、伊豆半島のメジナ釣りには魅力があり、大型に出会えると期待させてくれる磯が点在するのです。
逆にそんな思いで出かけてくるがゆえ・・・魚が思うように釣れなかった時の落胆??いや身体的、精神的疲労は大きいもの。事実、私たちの仲間ウチでは、伊豆の帰り道の運転は、釣果の良し悪しでずいぶん疲労度が変わる(笑)とも言います。
SOS ! ! 魚が見えません!
そんな石取根、表本場で、いよいよ大きな期待を込めてファーストキャスト! 一緒の磯に乗ることになった釣り人がいきなりかけた! 35センチほどの尾長メジナ。まずは幸先の良いスタートです。
しかし・・・ここからが続かない。同行した仲間が、ファーストヒットと同じサイズのメジナをかろうじて2尾釣った後、アタリはほとんどありません。魚の活性は低く、足元にはベイト(小魚)すら見えない状態です。
ファーストヒットさせた親切な常連さんが
「さっきのは竿1本くらいで食ってきたよ~!」
そうアドバイスをくれました。しかし、逆にそれを知ったがゆえ、そこに固執して余計に悩んでしまいました。なんせ、そのタナでは、餌もイタズラされないのです。
時刻はすでに12時を回っているのに、私はまだ、たった1尾の小魚すら釣っていない、いわゆる完全坊主。早くも帰り道のお疲れモードを想像しゲンナリする、「あ~~困ったぞ・・伊豆まで来て、完全なる坊主かぁ?」 そう思い込むとかなり凹んでくる・・・しかし、いくら凹んでも目の前の海は、まるで変化なく、相変わらず、餌取もいない緊急事態発令モードの海が続きます・・・。
おっ!?微妙に潮動いた???
磯上がりは3時、現在1時30分。釣果・・・いまだなし。完全に緊急事態だ!!あせる気持ちも顔をもたげ始めた矢先、少しだけ足元からのサラシが沖に、ごくゆっくりとまるで遠慮するように少しずつ動いたのです。もう迷わず、そこへ仕掛けを流し込みました。
深く深くゆっくりと仕掛けを沖のヨレの下へ・・・一定のリズムで出ていた道糸が少しだけ早く出たところを、そっと中指で抑えてみると
「コツン!」
生き物の反応!反射的にあわせれば、ようやく生き物が私の無機質な竿先にその生体反応を示しました。
あがってきたのは35センチ弱のメジナ。ようやく、との感ですが、でもまだ、同じ潮が目の前にあるので、ほっとしてはいられません。
仕掛けを調整して同じ場所にさらにゆっくりと沈めていきます。
竿1本・・・竿1.5本・・・竿2本・・・
リールの道糸を私の体の全神経経路に直結。道糸シンクロ率400%!!僅かな生体反応を待つ。沈めたウキからのレーダー線である道糸の動きで僅かな変化も逃さない・・・来たっ!生体反応!
無条件に、反射的にあわせた竿が満月にしなり、待ちに待ったこの重量感。いつの間にかナライから西に変わった風が道糸を震わせ、小気味良い糸鳴りが磯に響きます。あっ・・・快感。
待ちに待った瞬間とその重量感あふれる引きを十分に楽しみ、ゆっくり水面を割ったのは、帰り道を楽しく快適にさせるには、とりあえず十分な、綺麗なスタイルの42センチ口太メジナでした。まさに起死回生、8回裏にたった1本のヒットでなんとか取った、勝ち越し決勝点のようなメジナでした。
竿は磯竿1.0号~1.2号 5.3m。
リールはレバーブレーキ&ドラグつき
スピニングリール 2500番。
ミチイトはナイロン2号、ハリス1.7~2.0号 3.6m、ハリスとミチイトは直結、円錐ウキ Mサイズ00号、ハリはグレバリ5号。ゆっくり沈めるようにガン玉を微調整。

○水温が16度~17度位のときがメジナには良い水温だそうです。磯に上がったら海水温を図って、その日の釣りの方針を決めましょう。ちなみにこの日は水温14.3度でした。
○石取根を含む、下田沖根は、とても人気のある場所で、曜日やシーズンによっては、非常に込み合う磯です。最近ではここでの釣り人のマナーなどで悪い話も良く聞きます。場所取りやポイント選びなどによるトラブルをなくすためにもマナーと譲り合い協力し合う広い気持ちを持って遊びましょう。


○伊豆の釣りの帰り道はやっぱりお腹が空きますよね~釣りで遊んでお腹がペコペコの時にはやっぱり美味いラーメンが最高!私たちが伊豆の帰り道に良く立ち寄るラーメン屋さんを紹介します。【白浜食堂】さんです。あっさりしたトンコツベースのラーメンですが、トンコツの臭みがだめな方にも是非挑戦していただきたいラーメン。あっさりトンコツファンならぜひ!











