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つり通信

メジナ、クロダイ求めてロマンあふれる荒磯へ。ポイントや仕掛けアドバイスなど明日から役立つ情報満載。

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2007年11月 9日(金)

【特集】伊豆・沖牛根「秋磯開幕!良型メジナを求めて」

良型メジナを求めて、南伊豆は中木の磯をせめた!(リポーター/キョージ

Icon_01_2 2007年11月3日
Icon_02_2 くもりのち晴れ 北東風やや強し
Icon_08_2 小潮 凪 水温21.6℃
Icon_06_2 メジナ
Icon_03_3 つけエサ 生オキアミ
コマセ オキアミ9㎏、配合エサ2袋
Icon_07_3 南伊豆 中木港
中木丸(重五郎屋) 0558-65-1016
Icon_05_2 東名高速道路(厚木IC)~小田原厚木道路~真鶴道路~熱海ビーチライン~国道135号~国道136号~日野交差点を右折~差田を左~中木の標識を右に中木のバス停を過ぎ、道なりに左へ。海を右に見ながら進み、右方向の道へ入って行くと右手に駐車場がある。
Icon_04_2 南伊豆 中木地区 沖牛根

P_001_b 伊豆半島南端の中木の磯
    (写真は沖牛根から望むカツオ島) 

Pb030001_3静岡県伊豆半島の南端に位置する中木地区。この地域は黒潮の影響を受け、潮通しが良い磯が多く、年間を通じて多彩な魚種が狙えるエリアだ。
なかでも、今回渡礁した沖牛根は、伊豆半島を代表する同じく中木地区にあるカツオ島についで早い潮が流れ、中木地区の中でも1級磯と言われる。メジナはもちろん、初夏から秋口にかけてはイサキの魚影も濃く、マダイや青物と言われるイナダやソーダガツオもしばしば顔を出し、得体の知れない大物に遭遇する可能性も高い磯である。

P_001_b 水温21.6℃ 本当に秋磯?

__3

ここ沖牛根は背後にある大根島の離れ磯で、中木の中でも小さな磯の部類に入る。加えて早い潮の通すことが多く、理想は2名、多くても3名程度の磯。今回は3名での渡礁となったわけだが、どの方向からの潮にも対応できる本命場所のAは同磯になった武末氏に入ってもらい、私は尻尾にあたるBにて釣り始めた(C,Dも竿出し可能)。

Pb030003_2潮は海を見て左(中木で言う下り潮)に流れている。コマセを足元、岡牛根との水道から出るサラシの際に入れて魚の動きをうかがう。

すると、まず初めにお約束のハコフグがコマセをついばんでいる。数回コマセを入れると、コッパと呼ばれる25cmほどのメジナが見え始めた。ここで仕掛けをコマセの流れる筋に合わせて流し始める。針からウキ止めまではちょうど竿1本の5m。見えるメジナより深い層にいる良型を狙う作戦だ。すると、1投目からウキがスーッと海中に入る。軽く竿を立てて合わせるとクンクンっと小気味いい引きが伝わる。やり取りするまでもなく抜き上げたのは、28㎝ほどのメジナだ。その後も同じように30㎝弱までのメジナが立て続けに釣れてきた。

Photo_3 同じパターンで攻めても進展がないので、磯際ギリギリを流してみたり、少し沖目を流してみる。しかし、結果は同じ。そこでウキ下を半ヒロほど浅くして流す。するとつけエサが残ってくる。

今度は逆に竿1本より深めに流す。狙ったポイントで仕掛けがなじむように、投入点は今までより潮上に入れる。と、キュンとウキが入り30㎝ほどのイサキが釣れてきた。11月に入ったと言うのにまだイサキ? その後もイサキが続く。Aに入っている武末氏もイサキを次々と上げている。

しばらくすると、左に流れていた潮が速度を緩め、さらにその後、今度は右(上り潮)に流れ始めた。が、しかし、状況は変わらずイサキが釣れてくるだけだ。Pb030007_2イサキ祭りの様相である。
続いて流す層を浅くすると、右流れの時と同じくコッパメジナが釣れてくる。そして時折、仕掛けをブンッ!とひったくってヒラソーダガツオが釣れてくる。スピードと引きは強いのだが、3本、4本と釣れ続けると腕がパンパンに張ってきて、金と力は無かりけりの色男には苦痛を覚えるようになった。

それにしても、11月だと言うのにイサキがこんなに釣れ盛るなんて、秋磯という感じがあまりしない。年々海の様子が変わってきていると感じるのは、私だけではないはずだ。

P_001_b すわ!巨メジナ?

Pb030005 イサキをポツポツと釣りながら、沈みを早くしたり、仕掛けを深くしたり浅くしたり試行錯誤していた最中、水面下10㎝ほどを漂っていたウキがスーッと加速した。明らかにイサキのアタリではない。
余分な糸フケを素早く巻き取り、再びリールのベールを起こして強い引きに対処するよう合わせを入れた。ギュンっと海面に竿先が突き刺さる。根に入られないようにジワーっと竿を起こす。魚の頭がこっちに向いたことを確信してリールを巻き取る。しかし、魚の反転するスピードのほうが早く、再び強い突っ込み。魚がいる位置が足元のため、竿を水平に突き出し引きに耐えていた。が、そのとき、竿先がプンっと戻った。痛恨のバラシである。魚の口が切れたのであろう。針もハリスも無傷で帰ってきた。

しかし、その日のドラマはそれ以来到来せず、ポツポツとイサキを追加して名礁沖牛根での秋の1日は終わってしまった。

P_001_b うれしい外道のイサキに複雑な満足感

Photo_4結局、30㎝までのメジナと尾長メジナを10枚ほど。

季節はずれのイサキが11匹。ちなみに潮筋を釣っていた武末氏は21匹!

おなじみのアイゴやサンノジ(ニザダイ)、ヒラソーダ、そしてブダイと1日を通して絶え間ないほど何かが釣れてきた沖牛根であった。

P_007

07__4竿は磯竿1.2号 5.3m。リールはレバーブレーキ&ドラグつきスピニングリール 2500番。
ミチイトはナイロン1.85号、ハリス1.75号 4.5m、ヨリモドシ使用、円錐ウキ 0~B、ハリはグレバリ5~6号。


P_002

Photo○中木丸(重五郎屋)の11月からの出船時間は6時30分。6時までに待合所に行き乗船名簿に記帳すること。なお、初めての場合はその旨を船長に伝えると丁寧に教えてくれる。
磯上がりは15時。帰港後は待合所でお茶とお菓子と船長の愉快なトークが楽しめるかも。

○水温下がればメジナの好機。20℃以上を推移していた水温も、しばらくすれば10℃台に下がってくる。下がり始めれば良型のメジナに遭遇する確立も高くなってくるだろう。
ちなみに、当日の中木では潮通しのあまり良くない地方の磯で40㎝オーバーのメジナが上がっていた。まだまだその日によってムラがあるものの、冬に向けて良型の声が聞かれる日が増えてくるだろう。

P_003

○エサ屋さんは、東伊豆経由の場合、国道沿いに深夜営業の釣りエサ店が何店もあり。あらかじめ電話予約をして解凍を依頼すると便利。
西伊豆経由の場合は沼津付近で調達するのが無難。

中木のバス停を過ぎ、左に曲がったところに公衆トイレがある。

○コンビニエンスストアは東伊豆経由の際は日野を右折した先の下賀茂温泉付近が最後の店。そこまでの道中には何店もある。
西周りの際は、松崎辺りが最終となるので注意。Photo_2

○中木港のすぐそばには「あいあい岬」と言う中木の磯を見渡せる展望所がある。冬季は日没時間が早いため、磯上がり後しばらくすると美しい夕日を眺められる。

P_005

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