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つり通信

その手で漕ぎ出で アタリをゲットせよ! 自由に移動しポイントを探す、ひと味違う釣りの楽しみに誘います。

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2009年11月 4日(水)

【釣行記】数釣りしよう♪ 絶品カイワリ!

心待ちにしていたターゲット、カイワリ爆釣のしらせが入ってきたぞ!

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小さくても小気味良い引きをする、カイワリ

Tsuri_ico06港/船:伊東海岸 オーシャン釣具店

P_001_c カイワリって、どんな魚!?

カイワリ」って魚、ご存じだろうか?
アジ科の魚だが、その体高は高く、薄く平べったいフォルムは、南洋のヒラアジやロウニンアジを思わせる。あのシマアジさえ凌駕するその食味は、一度食べれば誰しもが虜になることだろう!

だが、アジ釣り等でゲストとして交じることはあっても、専門に狙って数が釣れる海は少ない。その中で、この伊東沖では手漕ぎボートで出られる近い海域で、カイワリの数釣りができるのだ!

P_001_c オーシャン名物、ピンポイント・テレフォンナビ!

今回は以前、ヒラメ、アジ狙いでもお世話になった、オーシャン釣具店から、レンタル手漕ぎボートでの出船。のんびりタックルを準備し、ポイントへ陣取った他のボートを目印にしながら、7時頃にゆっくり漕ぎ出す。

するとオーシャン栗田さんから早速電話がかかってきた。双眼鏡を覗いてピンポイントへ誘導してくれる、オーシャン名物の『ピンポイント・テレフォンナビ』だ。

「もう少し東京寄り、あと30mくらい。で、少し沖の水深が39mくらいのところ」

数回の電話やり取りの後、ポイントを確認。山立てして風上に漕ぎ上がりアンカーを投入。安定するのを待つ。予想より20mほど南へズレたようなので、アンカーを上げて誤差を修正するためアンカーを再投入。するとポイントへドンピシャで入ることができた。

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カイワリ狙いで多くのボート、船外機が集結している

P_001_c なんと1投目から本命が!

支度も整い第1投目、40m近い水深は着底にも時間がかかる。
この朝一番に糸を垂らす時の、なんとも言えぬ期待感が好きだ!

着底からビシを1m切りまずひとシャクリ、そしてもう1m巻いてひとシャクリ。
まずは置き竿で様子をみる。

2~3分ほど待って竿を手に取り、底立ちを取り直してから再度同じシャクリのインターバル。今度は竿を置かず、振った竿を頭上に立ててコマセの沈むスピードで同調させてみる。
ゆっくり下していく竿先が水平近くなったところで「グ、グググーッ」と絞り込まれた!

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ライトタックルは釣り趣も満点!

確実にハリ掛かりを確認し、ゆっくり巻き始める。
時折、竿先が水面に没するほどの鋭い引き込みを見せながら、浮いてきた魚影は菱形体型に鮮やかなシルバー! 本命のカイワリだ!!

早々の本命確保に、ポイントの正しさを確信した!

P_001_c 来たっ! 時合だっ!

間が開いて、ポツリポツリと3枚目のカイワリを取り込んだ後、にわかに活性が上がりだした。段を付けてコマセを撒き、コマセの煙幕に仕掛けが同調するように手持ちでコントロール。するとほぼ毎投のアタリ!

スワ! 時合到来だ!!

今日は1本竿と決めていたので、魚を取り込んではコマセを詰めての打ち返しに手捌きを集中する。時折、コマセを撒くシャクリにスレ掛かりするカイワリも! コマセの煙幕に突っ込んで来る証拠であろう。

巻き上げ時や取り込みバラシも多い。アジと同じく口周りが弱いので、ハリ穴が広がり、テンションを緩めるとスッポ抜けてしまうのだ。

9時頃からの1時間弱で短い時合も終わり、置き竿で油断しているとなんと竿先が海面下に没している!
何度もの鋭い突っ込みに巻きあげ途中でバレてしまったが、まだコマセが残っている筈なので、中層から再度仕掛けを底に送り込む。
するとコマセを撒いて直ぐに再度の鋭いアタリ!
今度こそと慎重に慎重に、巻いてくる。

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一瞬マダイかと思った。ハナダイでは良型だ!

ほどなくして浮いたのは、ピンクも綺麗なハナダイ!
32cmとマダイと見間違う立派なサイズであった。これを境に時合も完全に終了。やがて小サバの猛攻が始まった。

P_001_c タックルはライトビシ

今回のタックルはボートアジと同じライトビシ仕掛け。
テンビンにビシはサニーのパカッとビシ30号、サニーカゴFLにオモリ30号を使った。
クッションゴムは1.5mmの30cm。入れなくても良いが、好みで使おう。

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自作も良いが、現地での購入をお勧めする

つり具いとうで、ご当地カイワリ特製仕掛けを売っている。仕掛けはハリス3号、全長1.8mの5本バリ仕掛けだ。

一見ウイリーのような仕掛けだが、緑のハリに白スキンが巻いてある。これには付けエサは付けない。コマセのみで使うビシの吹き流しだ。緑はサバ等に見えにくいカモフラージュカラー、白スキンはシラスを模しているとのことだ。

P_001_c タナは底付近

砂地を好むカイワリは、底付近を好んで回遊している。

ビシ位置は底から2~5mくらいで良いだろう。コマセの煙幕に仕掛けが同調するようにコントロールするのが肝心! あまり上まで探りすぎるとサバやソウダガツオが多くなり、本命が難しくなる。同じ理由からコマセの撒く量も絞りめにしたい。

サニービシなら下穴は全閉、上の放出スリット1/3開くらいで始める。コマセはもちろんアミを使う。

P_001_c “場を作れ”コマセは手返しと粘りが肝!

ボート釣り重鎮の言葉を借りれば、コマセ釣りは“場を作る”のが肝要。
目的のポイントに正確に入るのはもちろんだが、自分の狙った場所でコマセを打ち返し、魚を集める、これを“場を作る”と言うのだ!

ひたすらコマセを打ち返し、魚が集まる時合を待つ。
カイワリは群れで回遊するので、釣れ始めたら手返しを心がけよう。
時合は短いものと相場が決まっているのだから……。

単純なことだが、根気と手返し、ポイントへの自信が必要なのだ!

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満足の釣果だ。食卓が楽しみ!

P_001_c おまけ:泳がせにチェンジ、活き餌を貪る未確認生命体

血抜きしたカイワリたちをクーラーにしまう。数は15枚と十分。

コマセ仕掛けは下すたびにハリ数だけ小サバが食うので、いっそ泳がせてみるかと仕掛けをチェンジ。その時それは起こった。

巻き上げてびっくり! なんとピラニアにやられたがごとき無残な小サバの姿。イカであろうか? 残念なことに、エギは車に積んだままだった。

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こんな食われ方って……

P_001_c オーシャンのイチオシ! 激熱39mライン

ポイントは現在激熱の水深39mライン。
カイワリだけでなく、イナダやワラサ、カンパチ、また8号ハリスをブチ切って行く謎の大物も来る、オーシャンイチオシのポイントだ!

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ピンポイントではないが、釣れている水深には注意しよう。

せっかく山立て記事も掲載したので、39mラインの山立ても載せておく、参考にしてほしい。

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左は沖から見て右方向の山立て、サンハトヤと山腹の観音像の重なりを見てほしい。右は沖から見て左方向の山立て、大室山のへこみとビルの上部塔の重なりをチェック。

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センター方向の予備として、ガスタンクと奥の青屋根の家を重ねよう。ただし手前と奥の距離が短いので精度は悪い、あくまでも目安で。

P_001_c オーシャン釣具店

伊東市湯川3-4-19  電話0557-37-9922

手漕ぎボート:2人乗り¥3,500(予約が望ましい)

時間:平日6:30~16:00

 日、祭日6:00~16:00

駐車場あり、¥500/1日

餌、仕掛け各種取扱、離岸堤渡し、磯、沖釣り紹介、手配。

P_001_c 伊東沖マイ海図対応表

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提供【マイ海図

P_001_c DATA

釣行日:2009年10月30日(金)
天 候:晴れ
状 況:若潮

釣り人/文・写真:ぐり

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