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2008年11月12日(水)
【ボート侍・緊急企画】遊漁船より絶対釣れるポートカワハギ! Vol.2
ボートカワハギ、釣り方・誘いのテクニック
ただエサを付けて下ろすだけでは釣れないカワハギ。エサばかり取られてカリカリする初心者も多いと思います。これに悩んでカワハギ釣りに苦手意識を持ったり、ハマりこめず敬遠してたアングラーも多い事と思います。
そんな方に駆け引きの末に掛ける快感を味わってもらいたい!
【ボート侍・緊急企画】Vol.1に引き続き、基本的な誘いパターンから応用、スペシャルテクまでを、葉山のボートカワハギ達人にバッチリ聞き出します!
釣り方、誘いにこだわりがある!
── 激釣れの秘密、秘儀の一端を明かしてもらいましょう。
●YONE:
僕の誘いのスタイル、基本は「聞きアワセ釣り」、気にしていることは以下のポイントです。
(1) エサを見せる時間と食わせる時間を分けて考える。
(2) 食いだしたら食い込ませることを意識する。
(3) アタリが強くなるのを我慢して待つ。
(4) アワセはゆっくり竿を上げ、フッキングは竿が立つあたりで。
カワハギはもちろん、マゴチやヘラブナなど、一度くわえたエサを吐き出すタイプの魚を釣るのが好きで、マゴチをやりだしてから特に「食い込ませる」ということを意識して誘いや駆け引きに取り入れています。
誘いの特徴としては、ほとんどタタキをいれないこと、這わせ、タルマセもたまにしかやりません。もちろん工夫しないとならない状況なら、何にでもトライします。
ボートカワハギの場合、乗合より圧倒的にエサを取られる事が多いので、活性が高いときは竿を静止しているとエサが10秒持たない事があります。
そんな時に、ハリスを張って食う気配を感じながらも、カワハギに違和感を与えず吸い込ませる、そこに集中するのが僕の釣りスタイルの特徴です。
●いたち:
私はカワハギの口を下に向かせて食わせる事を常に意識しています。誘いパターンで言うならいわゆる、タルマセ釣り。
(1) 糸をタルマセて、エサを下方に流す。
(2) カワハギが追っかけてきて口が下向きでエサをついばむ。
(3) その状況をイメージしタルミを取りながらの聞きアワセ。
(4) アタリが出たら軽く送り込み、本アタリが出るのを待つ。
(5) 本アタリが出たら乗せるようにアワセ!
本アタリに発展しなくても、渋い状況ならエサもまだ残っていると仮定して、そのまま(1)から繰り返します。
その日、そのポイントによってリズムが違うので、カワハギとリズムを合わせる事に集中します。
●YONE:
確かにカワハギに下を向かせることは意識しますね!
いたちさんはオモリが底に着いている状況からで、僕の場合は上の棚から。
スタート地点は違いますが、下を向かせてより自然に吸い込ませることを意識する点では共通です。
渋い時は難しいから面白い反面、活性が高すぎて「ザワッ」と3秒でエサがスッカラカンの時も燃えますよね~。

●直☆樹:
まず仕掛けが着底したら「アタリ」が出ていないか、一度竿を聞いてみます。その後に竿を激しく振る、いわゆるタタキの動作を交えます。
活性が高ければタタキは短め(3秒~5秒)、活性が低ければ長め(最長1分)、そのあとタタキを止めてアタリの出方を見ます。
アタリが竿先もしくは手に感じたら、グーっとゆっくり竿を上げて「カンカン」と明らかに乗った重みを感じた時点でリールを巻きます。
なので、カワハギはアワセるというよりも、乗せるという表現が合うと思います。
状況によっては上記のアタリの出方のときに「乗らない場合」がありますが、その時はワンテンポずらすと言うか、アタリが出てからすぐに竿をあげるのではなく、少々ラインを張り気味にして、2発目のアタリが出てからグーッと竿を持ち上げて聞いたり、アタリが出た場所で竿先を張らず緩めずの状態で待つと、自動的に「針にカワハギが乗る」なんてパターンの時もあります。
○中層の誘い方
活性が高い時カワハギは浮いて来ますが、そんな時はチャンスです!
仕掛けを外道が来ない棚まで浮かし、上から下に誘うことによりチャンスが増えます。底から1~3m浮かしますが、単純に浮かせばいいというもんじゃなく、竿先を下に下にと誘って行きます。
その時に、"コツ"とか"ゴツッ"とか、時に糸を"ジーーッ"と押さえるような違和感を感じることがありますが、それがアタリで、そこで仕掛けを止めてカワハギと勝負します。
○活性の高い時、低い時のスペシャルテク
活性が高くエサがいつ取られているのか解からないときなどは、仕掛けが着底後、まずアタリを聞き、竿全体を柔らかいとイメージしてその場でゆさゆさ、するとアワセ要らずで"カンカン"、カワハギゲッチュ~! なんてパターンもあります!
食いが渋いときはこんなテクニックもあります。
普段は25号のオモリを使いますが、15号、10号までオモリを軽くします。
するとエサがより自然に落下するので、肝しかかじられないような時でも、カワハギが掛かりだすときがあります。
これって乗合船だと、他のお客さんとオマツリしてしまう為なかなか試せないテクですよね?
もちろん聞きアワセしないと乗らないパターンもあるので、その場その場で対応してます。
でもやはり肝心なのは、カワハギに下を向かせてエサを食わすことだと思います。
── 皆さん意外にも聞きアワセ釣りが主体なんですね! 基本が最も大事と言うところでしょうか?
特に共通しているのは、カワハギに下を向かせて捕食させると言う事。本来なら砂地で水を吹いて、虫などのエサを舞い上げ吸い込み捕食していると思われるカワハギ。何故に中層だとついばむ(噛んでは吐く)んでしょうか?
── ボート侍のリポーターでもあるTAKAくんは、どんな誘いのタイプなんでしょうか?
●TAKA:
僕も基本はほぼ聞きアワセ釣り主体です。忠実に動きをトレースするのが得意なので、この縦の釣りが気に入っています。
もちろん状況に応じてですが、根でもタルマセをやったりしますよ。ゆったり大きくは、タルマセでも聞きアワセ釣りでも変わらないリズムです。天井アワセで乗せて決まると大変気持ちいいですよね。
最近はタタキもよくやります。状況に合わせてのスタンスが必要だということですね。食わないときは聞きアワセ釣りかタルマセ主体、活性が高くて秒殺される場合はタタキと使い分けています。
── 聞きアワセ釣り=縦の釣り…なるほど! タルマセは横(斜め)と言う訳ですね。
活性が低い・静かな誘い⇔活性高い・激しい誘いで、まとめても良いですかね?
さあ次回はいよいよ佳境のタックル編。
達人たちの使っている竿、リール、仕掛け(特にハリのタイプ)、オモリ、集魚パーツなどに付いて聞いてみましょう。 見逃せませんぞぉ~!!
【遊漁船より絶対釣れるボートカワハギ!】
○ Vol.1 釣れるポイント選び
○ Vol.2 釣り方、誘いのテクニック(本稿)
○ Vol.3 こだわりのタックル、仕掛け
(リポーター/ぐり)
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