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2008年4月23日(水)
【特集】館山アジロボート「ラインが走るッ!2馬力で今度こそアオリイカ」
三度目の正直、春アオリ、ゲットなるか!?(リポーター/ぐり)
| 2008年 4月17日(木) | |
| 曇りのち小雨 北東風、後南東風 | |
| 中潮 波0.5m | |
| アオリイカ | |
| エギ | |
| 南房 館山浜田海岸 アジロボート | |
アクアライン経由、富津館山道 |
前々回の西伊豆 田子、前回のホーム 葉山森戸と連敗中のアオリイカ、
でもそろそろ暖かい潮も入ってきて良い感じ。
そんな折、偶然平日釣行のチャンスが巡って来た。
しかし同行を誘った友達は、仕立ての欠員穴埋めに真鯛釣行との事。
ならばと単身、しつこく三度目のアオリイカ狙いで、南房に繰り出す事にした。
場所は秋に良い思いをした館山 浜田漁港アジロボート、
ボートは勿論、免許不要の船外機、2馬力船を駆っての釣行だ!
アジロボートは網代造船所 直営のレンタルボート。
2馬力の船体はここのオリジナルで、安定性抜群しかも操船も簡単で便利。
2馬力は漕ぐ労力がほとんどいらないので、女性のボート釣行にもお勧めかも知れない。
潮は中潮、天候は曇天とくれば、上昇気配の水温も相まってアオリ狙いには絶好の日和、
よし!今日は獲れるぞ!!と期待に胸膨らませての釣行となった。
さあ館山湾に繰り出そう!

6時少し前に浜田漁港に到着。
空はどんよりと曇って今にも泣き出しそうな雰囲気だ。
風はナライ(北東風)だが、決して寒くはなく、風裏となる館山湾には絶好のコンディションと言える。
既に数組の先行者が、2馬力の操船レクチャーを受けている。
2馬力は免許要らずとは言っても、船外機には違いない。
エンジンの操作から海のルール、マナー迄、詳しくレクチャーしてくれる姿勢には賞賛を送りたい。
手が空いた隙を見て、若社長にアオリイカの模様、ポイントを聞いてみた。
先週は時化(しけ)後に船外機1隻で、アオリイカを40杯獲った船もあったとの事!
それこそ正にXデーであるが、ここの所は一段落の様子から、今日がそんな日に当たる可能性は低いとの事だった。
水深的には8~12m、沖ノ島廻が有望との事なので、まずは湾の東奥にロックオンだ!
前回の平根が見つからない・・・

とは言いつつも、秋口に連発した真沖の平根が気に掛かる。
とりあえずそこの様子を見てからと、まずは港の真沖を目指すことにした。
浜田漁港からは真沖に大きな定置網が伸びていて、良い目印になっている。
確かこの辺りに平根があった筈と、錘を引きずりながら海底の変化を探るが、砂泥の気配から一向に変化が無い。
しばらく探って廻ったが、遂に平根を見つけられず・・・そのまま東進、沖ノ島を目指す事にした。
こんなときGPSや魚探があればなぁ、つくづく思うこの頃である。
とりあえず沖ノ島の底が見える辺りまで進んでみた。
移動はかなりの距離であったが、流石の船外機、2馬力とは言え楽チンこの上ない。
海底は砂礫にカジメやアマモ等の海草、時々岩場もある様で、
アオリイカが如何にも好みそうな、海底である。
一応エギも下ろし、ほぼ東寄りになった風に乗せて流しながら、ポイント探索だ!
3m、5mと段々沖に向って水深が増して行く。
重めの錘で底をトントン小突きながら、道糸のマーカーで水深を確認してゆく。
6m、7m、8m、空が暗い事もあり、海底は殆ど見えなくなっていた。
すると"トントン"と底を引きずってた錘が"グン"と負荷を増した。
少し落ちこみがある様子、糸を出して水深を測る。
11~12m、ストンと駆け下がりになっている、落差で言えば2~3m程か。
まずはこのポイントから攻めてみる事に。
エンジンを掛けて風上に戻り、ポイントを風下20m程に望む位置にアンカリングした。
これからの水深はキャストが主体
ここはキャストタックルで、所謂エギングで狙う。
縦のしゃくりの曳き釣りに対し、キャストは横へのアクション。
張りがある少し長めのエギングロッドは、エギにアクションを付けるのに特化している。
一見、シャクリの大きな音から、エギを大きく動かして見えるが、実際にはそんなにエギは大きく動いていない。
竿が空を切る鋭いシャクリ音は、エギに"短く、鋭い"アクションを付けている。
この"短く、鋭い"動きが、アオリイカに強烈なアピールをしているのだ!
まずは少し左にキャスト、ラインの出て行く張りで着低を図るだが、
エギは1m沈むのに約2~3秒掛かる。
10mなら20~30秒の計算だが、ラインの抵抗や潮で横にも流されるので、実際にはもう少し時間が掛かるのが普通だ。
この左のポイントは、船の真下と幾らも変わらない様子、
アクションもそこそこに早々に巻き上げ、今度は少し右、先ほどの駆け下がりの少し先へキャストした。
ラインが走る!?
なかなかラインの放出が止まらない、着低タイムは50秒程か。
先ずは1つシャクッてフォールから"ビシッバシッ"と大きく2段シャクリ、
するとそのフオールでラインが"ツッッッッーッ"と不自然に横に走った!
オォッ!き、来たかっ!?一呼吸置いて"ビシッ"とシャクルと"ズドン"と竿が弧を描いたまま停止した。
一拍置いて、次の瞬間、竿先に"グィーン、グィーン"とイカのジェット噴射の手応えが伝わって来た!!
間違いないっ、アオリイカだっ!!
それも良い型の感触だ!
掛かり所が気になるので、何時にも増して慎重なヤリトリ。
で、浮かしたアオリはやはり大きかった。
エギのカンナは足数本にがっちり掛かり、抜き上げても外れなさそうだが、
丁寧に玉網で掬って、確実に確保した!
キロは少し欠けるサイズだが、でも久々の春アオリは嬉しい限り!
写真を撮ったり、サイズを計ったりと忙しい。

やっとアオリをボートの生簀に仕舞い、同じポイントへ打ち返す。
すると2投程で、またまたラインが走るっ!!
"ズドン"と乗ったその後、ジェット噴射にドラグから"ジリリッ、ジリッ"と糸が出る。
ヨシッ!さっきより大きい!
しかし既に1杯確保出来た余裕からか、やりとりを楽しむ余裕があった。
タモも一発で決まり、ボートの外で突っついて墨を吐かそうとするが、吐かないので、ボートの生簀フタ上に置いて、写真を撮ろうと構えた瞬間・・・
"ブォォォッッッ"と大量の墨を吐きまわった。
ゆ、油断したぁ、でも嬉しい。
後の検量で1.05kgと、春アオリらしい立派なサイズであった。

そして30分程間を置いて、3杯目(600g位)を確保。
東風が少し南東に振れ、一層強く吹き出したので、風の影響が少ない岸よりに戻り、第2部のシロギス狙いに切り替える事にした。
そしてこのシロギス釣りで、更なるサプライズに遭遇する事になるとは・・・
後半戦【シロギス狙って尺ハギ出たぞ!片天仕掛けで爆釣五目釣り!】はこちら

行きは湾岸線、帰りはアクアライン
アクアラインや、館山道の全線開通に伴ない、一気に近くなった感のある館山だが、やはり距離はある。
1人釣行では馬鹿にならない高速代、勿論ETCの割引活用は忘れない。
朝は首都高から辰巳を抜け湾岸市川、東関道 宮野木JCTを経由、京葉道~館山道を使う。
ポイントは湾岸市川を通る事と、鋸南富山で降りる事。
これで夜間早朝割(100km以内)の要件を満たす。
料金はなんと習志野~鋸南富山間¥1,500と言う安さ。
アクアラインを使うより30km程、遠回りだがこの安さは魅力である。
但し首都高7号~京葉道を使うと、適用外となるので注意が必要。
帰りは富浦から富津館山道に乗って、木更津金田を17時~20時に通過すれば、通勤割適用で、これまた富浦~アクアライン経由浮島が¥2,450と格安だ!
しかしアクアラインに夜間早朝割の適用があれば、距離、時間とも尚楽なのは間違いない。
房総への釣り客増加の為に、アクアラインの夜間早朝割の適用、検討願えませんか?ネクスコ東日本さん!!
因みに自宅から館山 浜田迄、湾岸廻り 165km
アクアライン経由 135kmである。
餌、仕掛けは此処が便利!

アジロボートはボートのレンタルのみ、餌や仕掛けは各自が用意する必要がある。
富浦からの道すがら、24時間年中無休の 大洋釣具餌センターがお勧め!
地元、堤防や磯の情報も聞けるので、陸っぱり釣り師にもお勧めしたい。
ここで、バレンシアオレンジ/腹金の4号エギと、青イソメを2パック購入。
後にこの青イソメが更なる幸運をもたらす事になるとは、想像も出来なかった。








