本文へジャンプします。


  • 釣果情報
  • みんなの釣行日誌
  • 魚攻略ガイド
  • 釣り場天気
  • はじめてフィッシング
  • つり通信

つり通信

その手で漕ぎ出で アタリをゲットせよ! 自由に移動しポイントを探す、ひと味違う釣りの楽しみに誘います。

現在位置: つり通信 > ボート侍 > 【特集】葉山森戸沖「来るか?Xデー!春のアオリと癒しカサゴ」

ボート侍 RSS

2008年4月 9日(水)

【特集】葉山森戸沖「来るか?Xデー!春のアオリと癒しカサゴ」

のっこみ気配のアオリ、癒しカサゴの二兎狙いで、葉山森戸沖へ!  (リポーター/ぐり)     

Icon_01_2 2008年 3月30日
Icon_02_2 曇り、弱雨 北東風3~5m
Icon_08_2 小潮 波0.5
Icon_06_2 アオリイカカサゴ
Icon_03_3 エギ、イカ短(紫外線イカ)、サバ切り身
Icon_07_3 葉山森戸海岸 葉山釣具センター
Icon_05_2 横浜横須賀道路 逗子IC、逗葉道経由
Icon_04_2

森戸沖、名島廻り

Hfc080330_018
森戸海岸沖磯、鳥居が目印の名島前はアオリの一級ポイント

P_001_c アオリイカのXデー(のっこみ)は水温が鍵

水温の低い冬を深場で過ごしたアオリイカは、水温の上昇と共に浅場に回遊してくる。固体によってはキロ近くに育ち、やがてカジメやアマモ等の海草類が茂るポイントや、定置網などのロープと言ったストラクチャーに居つくようになるのだ。

すでに、小規模な群れの接岸は、3月初旬頃から始まっている。これから潮変わりと共に第2弾、第3弾と、散発的に群れが島廻りに入り込んでいく。

群れとは互いに引き合うもの。ある程度固まり、飽和状態に達すると、活性が異常に高まり、とんでもない入れノリのXデー到来!となる訳だ。

ここ森戸沖でも毎年春先から初夏にかけて、数回~数十回のXデーが確認されていて、Xデーを予想して水温や潮廻りに注目しているのは、僕だけではない筈だ!

そこで、ここ数日、良い型の獲れ始めたアオリイカ、さらに癒しの定番カサゴを狙って、水温の上昇気配が聞こえる相模湾、ホームの葉山森戸海岸 HFCから漕ぎ出してきた。

P_001_c 面で釣るか。点で釣るか。
ボートアオリの狙い方を極めよう

ボートでアオリイカを獲る方法は、大きく分けて二つ。
「流し釣り」や手漕ぎ、若しくは船外機による「曳き釣り」。
そしてピンポイントを狙う「キャスティング」。

「流し釣り」や「曳き釣り」は回遊する群れを狙う“面の釣り”。
かたや「キャスティング」は居付くポイントを丹念に探る”点の釣り”と言える。

「流し釣り」や「曳き釣り」の課題は棚取りだ。底から1~2mを狙うアオリイカは根際やストラクチャー廻りを流すので、水深の変化や障害物の回避を上手くやらないと、棚ボケして釣れないばかりか、根掛かりでエギのロストも激しく、釣りにならない。

魚探を使って海底の様子を確認したり、ビシマ糸を使って底立ちを取るとしても、一般的には難しい釣りとされる。

Hfc080330_019
スパ-ン!スパ-ン、と竿が空を切る音が響く

一方「キャスティング」は、ポイントの風上にアンカーリングして狙う。肝は、ピンポイントへの正確なキャストと、"スパーン!スパーン!"と竿が空を切る音がする程のシャクリ動作。ラインスラッグ(遊び)が多く、エギにアクションが付けづらいからだ。

今回は、2つのうち、あえて流しによる面の釣りを選択した。水温の上昇も期待できるようだし、なにより曇天の天候に、アオリの活性が高くなるのを期待しての事だ。

僕の場合、「流し釣り」の底立ちは、以前館山沖で実践した、胴付き仕掛けのエギング。底を錘で「トントン」と確認しながらシャクルので、棚が取り易い。もしもの根掛かりにも、錘のみのロストで済む場合が多く経済的だ。

P_001_c さあ実釣り、しかし水温は予想に反し・・・

しかし、いざ海に出てみると、外気温とそれほど変わらない冷たい潮は、なんと14℃。
少なくても16℃以上、出来れば17℃位まで上昇してくれれば、群れの接岸もありそうなのだが、予想がすっかり外れてしまった。

葉山釣り具センターの店主keeさんにレクチャー頂いた、ワカメ棚から沖の平島横までのポイントラインを、少しづつずらしながら流したり、エギカラーのローテションを試みるが、一向に触りはない。

一方、名島前、ワカメ棚角から桟橋方向にキャストで狙っている、常連の真田氏は、1杯確保したようだ。なんでもかなりの大型をバラシたとの事、親指大の触腕のみ、切れて上がったとの事だった。

が、数回の流し変えから中程で、シャクル竿がズドンと止められた!
「根掛かり?」と一瞬思ったものの、それは少しずつだが確かに浮いて来る! イ、イカかもっ!? と心臓バクバクで、竿を浮かして巻いてみるが、重いだけで引きが無い。

慎重に巻き上げて来たエギのカンナに付いていたのは、触腕・・・ならぬ黒いロープ。周りを見回すも漁師の仕掛けは無い••• 手繰ったその先に付いていたのは、なんとアンカーだった。

Hfc080330_043
唯一『ドキリ』とさせられたのは・・・これだった。

P_001_c 釣物変更、癒しカサゴ

朝から3時間程、アオリを狙って頑張るもチップすらないため、今回はもう一つの釣物、カサゴを狙いに名島の南側に漕ぎ出した。

カサゴはここ森戸沖に於いて、ハズレの少ない癒し系の釣物。本命が渋い時や、風波で沖のポイントまで出られない時に狙っている。

ただし、カサゴは成長の遅い魚、釣りきってしまうと場荒れするので、僕はキープ10匹まで、親ゆびと人指ゆびを広げた以下のサイズはリリースと決めている。

Hfc080330_026
沖の平島には沢山の磯釣り師

途中、沖の平島や、割島に沢山の磯釣り師が竿を出している。渡し磯としては最も都会に近いポイントかも知れない。

葉山釣り具センターでは名島の北側を“A面”と呼び、南側を“B面”と呼んでいる。
海底の変化としては断然A面が面白いのだが、B面は比較的ボート釣り師も少なく、カワハギやカサゴ等にはちょっとした穴場となっている。

そして、このB面にこそ、水深3~10mの険しい根回りにカサゴの巣窟があるのだ!

ただし、距離がある上、離れ島の間を漕いだりと、手漕ぎの体力、技術も必要となってくるので、上級者向きと言える。

P_001_c カサゴは根を釣れ

カサゴは穴や隙間など、身を寄せる場所が大好き。岩礁帯でも、石の下の隙間や割れ目、穴等に身を潜り込ませて、上から落ちてくる餌を待っている。

狙いは根の更に奥にある。もちろん、根掛かりは付きもの。仕掛けや錘の予備はたくさん用意したい。

アンカーでボートを固定したら、まずボートの真下を探ってみよう。錘でトントンと底を小突きながら"座頭一"のように、海底の起伏を探るのだ。
仕掛けは市販のカサゴ用の胴付き仕掛けで十分。錘は軽めで5~10号位が良いだろう。ナス型錘が根掛かりには強いと思う。

ボートの廻りを小突きながら探ると、“ズズズ”と錘が嵌り込んで行く深みがあるはず。そこに錘を落とし込んで行くと!ククッ、ググググッ・・・はい一丁上がり。

特にアワセは必要ない、竿をゆっくり立てて穴から引きずりだそう。大きな穴だと3、4匹いる事もある。

カサゴが穴に貼りついて出て来ない時は、少し糸を緩めておけば油断して出てくるぞ! 穴とか石の下にテリトリーを持つ固体は、サイズも総じて大きめなのである。

Hfc080330_031
いきなり良い型がブラー&紫外線イカに来た!

ブラクリやブラーに切り身を付けて、キャストして探るのも面白い! ズル引きすると根掛かりは必至なので、手前に仕掛けを移動する時はシャクリ気味に持って来るのが肝だ。

ある程度探ったら、アンカーロープを少しづつ伸ばして(または手繰って)、ポイントをズラして探ってみよう。

今回、付け餌は、お馴染みとなった紫外線イカとサバの切り身。アピールの高い紫外線イカは、カサゴにも当たり餌である事が確認出来た。

紫外線イカは葉山釣り具センターでも取り扱う予定との事なので、機会があれば是非試してみて欲しい。

Hfc080330_040 
喰いが良ければ、バケツはすぐ満タンに!

今日は冷たい潮のせいかカサゴも渋めだったが、2時間程で、26cmを頭に5匹を捕獲! 

晩のオカズには十分と、再びA面に戻りアオリを狙う事にしたが、結局、上がり時間までアオリは不発、再度のチャレンジを誓って納竿とあいなった。

P_001_c カジメ、暗礁に注意

ところどころ、浅場にカジメが群生して、水面まで露出している箇所がある。
カジメは小魚やアオリイカにとっても大切なゆりかご。 しかしボート等で誤って漕ぎ入ると、オールに海草が絡み出れなくなってしまう場合があり、危険なのであまり近寄らない事。

また、カサゴ等を狙い沖磯に近寄り過ぎると、暗礁や干潮時のみ顔を出す「暗磯」があるので、十分注意して欲しい。 特にA面B面を行き来する場合は、横切る水路も含め、細心の注意を。

P_002

P_001_c 葉山森戸沖、今後の展望 

今日は森山沖で、『隔週刊つり情報』の取材もあり、ボート部の尾川記者を始め、金井さん、車載ボート入門の小野さんとオールスターが勢ぞろい。シーズンインしたばかりのキスを狙っていた。
こちらは好調だったようで、お昼過ぎには凱旋の早上がりだった模様。

Hfc080330_051
良型で身厚、美味しそうなマコカレイ 

岸よりのワカメ棚廻りでは、まだまだマコカレイも釣れている。葉山で知り合ったボート仲間が、35cmクラスの良型マコカレイを3枚ゲッツ! 産後から暫く経ち身も厚くなってとても美味しそう。葉山のマコカレイもまだまだ狙えると思う。

Hfc080330_049
常連の真田氏、キャストで4杯ゲッツ!

アオリイカは6月末位まで大型が有望、シロギスは夏まで絶好機(8~12月は禁漁期間)、ヒラメもまだまだ狙える。手漕ぎ圏内で大鯛の情報もある。

初夏のマルイカは5月の連休後から、他の釣物の置き竿で狙い目。
コマセのアジサバは周年できるが、てご島より沖で実績あり。

葉山の海もいよいよ春本番!賑やかになって来たようだ。

P_003

P_001_c アフターフィッシングは森戸デニーズで決まり。

037
この絶景の眺めは、釣りをしない人にもお勧め

釣りの後、葉山釣り具センターの店前で、店主のkeeさんや仲間達を交えて釣り談義。今日の状況や釣り指南、レクチャーや意見交換などなど。自分の引出しも増やしてくれる、楽しいアフターフィッシングは、最高のひと時!

デート釣行やちょっと大勢の仲間なら、「デニーズ森戸店」へGO! オススメは、窓際か、これからの時期なら断然オープンテラス。

今さっきまでボートで浮かんでいた森戸群島の沖磯を眼下に眺め、傾く夕日を眺めながら過ごすアフターフィッシングもまた格別だ。

P_001_c おすすめレシピ「カサゴの水炊き」

Hfc080330_057
カサゴはとても美味な魚

色々と美味しい食べ方のあるカサゴだが、早い!簡単!美味しい!の三拍子がそろう「カサゴの水炊き」を紹介する。

まず、カサゴはウロコを剥がしワタを抜いて、大きめなら2分割、小さめならそのまま使う。

ダシのコブは控えめに。ダシとの相性がいいので、あれば、ハマグリを4、5個入れたい。具は野菜の他は豆腐、それに油揚げも合う。

カサゴを入れて水から煮出し、沸騰したらアクをすくって、ポン酢等で召し上がれ。

カサゴのあまりの美味しさに、みな黙々と身を突っつく。それはまるでカニ鍋状態。

おっと鍋の煮汁は捨てちゃ駄目!

濾してから味噌をといて、薬味をちらすと、悶絶美味なるカサゴの味噌汁の出来上がり。

ダシに溶け込んだほのかな甘みと独特な風味に、、虜になること間違いない!是非お試しを!!

腹を空かした家人達が、写真も撮る暇なく食べ尽くしてしまったので、今回は文書のみでご容赦願いたい。

P_006
P_005

Hfc080330_023  Hfc080330_008_2_2  Hfc080330_015

Hfc080330_039  Hfc080330_037  Hfc080330_029

Hfc080330_054 

2008年4月 9日(水) ボート侍固定リンク