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2008年2月13日(水)
【特集】ボート入門 2「何が釣れるの?ボートで狙うのはコレだ」
あなたが船長になれるボート釣りだからこそ、釣りものを選ぶのも楽しい!(レポーター/ぐり)
ボートで釣れる魚とは?
先週は都心でも雪が積もりましたねぇ、朝は路面凍結によりスリップ等の危険も増しています。早朝から出かける釣りは特に皆様注意してくださいね!
さてボート釣り入門の2回目は、ズバリ!ボートって何が釣れるの?狙えるの?です。
厳冬の続く毎日、今はボート釣り入門には最も厳しい時期かも知れません。手漕ぎボートの営業は3月から、なんてボート屋さんも多いんですよ! さぁ、今から情報を集め、暖かくなった海上でお会いしましょう!
ポピュラーだけど奥が深いシロギス釣り
まずボート釣りの代名詞といえばキス釣り。

春から夏に掛けて生息する水深はわりと浅く、タックルも手頃。しかもポイントも岸から近くて、のんびりと楽しむにはうってつけです。
イソメと言う虫餌を使う片天秤の仕掛は、多彩なゲストも楽しみの一つ。メゴチ、カレイ、イイダコ、ベラ、カサゴ、カワハギ、トラギス、アナゴ・・・。入門としてこれ以上のターゲットはありません。
但し、シロギスも型や数を揃えるとなれば、これまた奥が深いのも事実。上級者にもなると我々が20~30匹で満足する様な日でも、束(100匹の事)を越える釣果を叩き出したりします。
そして是非、試して欲しいのは釣ったキスを泳がせての「端物釣り」。ヒラメやマゴチ、ハタなど豪華なお土産に巡りあえるかも知れません。
タックルや仕掛は、船用や陸っぱりのちょい投げ用が使えます。錘はボート釣りですから、軽いものをチョイスして感度に拘ってみましょう!5~15号位を使うのがお奨めです。
コマセは五目釣りの合言葉
とにかく沢山釣ってみたい、クーラー満タンを味わってみたいと言う御仁なら、コマセを使った五目釣りをお奨めします。
仕掛はサビキからビシ、ウイリー迄、長めのハリスを使って真鯛を狙うのも乙なもの。撒き餌を使う釣りは青物から底物、烏賊類まで色んな魚種を集める為、ポイントさえ恵まれれば1日忙しくアタリがある事でしょう。
撒き餌はアミコマセ(アミエビ)が基本となります。付け餌としてオキアミや青イソメ等を用意。サビキやウイリーでも活性が低い時は、餌を付けて長めのステイで誘うと良い場合があります。
タックルはキスタックルと同じでも構いませんが、不意な大物の可能性もあるので、しっかり目のバスロッドやライトゲームロッドが良いと思います。リールもドラグ機構のしっかりした両軸リールにPEライン1~2号を100m以上巻きましょう。
ターゲットのメインとしてはアジ、サバ等になりますが、時期によりメバルやイナダ、メジナや真鯛、石鯛、黒鯛、ソーダ鰹、メジマグロ、カイワリ、マルイカ(イカ角)、大物に備え、タモ網は用意しましょう!
勿論、釣った活き餌でヒラメやワラサなどの端物も楽しみです。
ゲーム性なら勿論カワハギ
僕の仲間内で最もベーシックなターゲットが、実はカワハギです。
そのゲーム性の高さはもとより、特に寒くなってからは<肝狩り>と称される美味な肝も魅力のひとつ。乗合船と両天秤かけるボート釣り師も多く、釣れる時期も長いのでファンも多いのです。
タックルは沖釣りそのままのカワハギ専用タックルから、キスタックルを流用したり、ボート向けに竿を自作するツワモノも居て、楽しみ方色々。サビキに付け餌で狙うなんてのもありです。
沖釣りではいつも釣果が今一振るわないというあなた!一度ボートカワハギをやってみませんか?タックルや餌は沖釣りと同じで構いません。問題はポイントですが、良いポイントさえ見つけられれば、カワハギってこんなに簡単なの?って思えてしまいますよ!
食味満点、根物釣りは自前の餌で!!
すでに釣りを楽しんでいる皆さんなら、沖釣りやボート釣りのゲストで釣れるサバやソーダ鰹等の光り物、特に細いのとか小さいのってどうしてます?
太くて脂ノリノリのサバやヒラソーダは勿論キープしますよね、でも小さめとか細いサバは大体リリースする場合が多いと思います、でも、ちょっと待ったぁ!!
餌用にキープ!!
折角の新鮮な光り物は、餌用にキープする事をお勧めします!そんなに何本も要りません。出来ればマサバかヒラソーダを3、4本、血抜きをせず氷〆でキープ、冷凍保存しといて下さい。
ボート釣りに持参は勿論、沖釣でも鬼カサゴや太刀魚、根物等に重宝します。
ボートの場合、冷凍丸ごと1本をクーラーに忍ばせておきます。半解凍の頃合を計って短冊に!これを餌にカサゴやソイ等の根物を狙うのです。
仕掛はブラクリや胴付き仕掛などお好みで、意外と水深の浅い岩場の隙間や段差の中など、錘をトントンして感触で穴を探します。潮が澄んだ日は、底を海面から覗き込みながら落とし込むのも楽しいですよ。
大きな穴なら4、5匹居着いている時もあり、ボートの穴釣りは面白くてちょっと癖になりますよ!
釣りきってしまうと育つのに時間の掛かる根魚でありますから、小さな個体はリリース、また獲り過ぎには注意してください。
カサゴをさっと焦げ目が付くまで炙って、出汁を入れた鍋に入れ味噌を溶いて、刻みネギを散らしてすする味噌汁は、最高のご馳走です。から揚げや水炊きもお奨め!
イカの王様、アオリイカをボートで
そういえば、 僕が本格的にボート釣りにのめりこんだきっかけは、アオリイカ狙いでした。
波止で獲ったキロ越えアオリイカの感触が忘れられずに、夜な夜な沼津内浦界隈をエギングで廻りましたが、これが専門に狙うとなかなか獲れない。
で、昼でも割とコンスタントに獲れているらしい?と耳にしたボート釣りのアオリイカに辿り着いた訳です。
でも現実はアオリイカは気まぐれで気難しい。
アオリイカそのものは釣れることも珍しくありません。しかし、いざ狙って獲るとなると途端に難しくなるのはどうしてでしょうか?
それは、アオリイカは潮の動きや明るさ、空の明るさ暗さで活性が著しく変わる特性にあります。
どんな魚もそうですが、潮が動かないと捕食のスイッチが入らない。特にアオリイカはこの傾向が顕著です。
そして大型の個体ほど、スレるのが早い。同じ色のエギやシャクリパターンにスレて反応しなくなるのはマルイカ等もそうですが、目玉の大きなイカ(魚)は警戒心が高くて、光にも敏感です。
潮は暗いほど良く、適度の濁りも活性を上げる。よって潮を読み、その日の潮色(明暗)によっても使うエギや誘いのパターンを考えていかねばなりません。
と難しい事ばかり書いてしまいましたが、新子が出る10~12月は割と小型の個体が多く、警戒心も薄くて釣り易い時期です。但し資源保護の為、乱獲は控えて行きましょう!
春先から初夏に掛けて、最もショアで大型が出る時期でもあり、この時期を我々アオリ狙いのアングラーはトップシーズンとしています。
たった1年でなんと最大4キロオーバー迄育つアオリイカ!、大型個体の引きはこれがイカか!?と思う程、ダイナミックで豪快です!ドラグをシビアにコントロールしてやり取りしなければ、獲れません。そんなビックワンに巡りあいたくて、いつもタックルバックにはエギを忍ばせている訳です。
船長はあなた!
さてさて他にも色々釣り物、狙えるものは沢山あります。いきなりギャンブルなヒラメやマゴチ等の端物、アマダイや鬼カサゴ(地域は限定される)、真鯛1本なんてコアな狙いだってOKです!僕は初夏限定でマルイカもボートで狙ってます、決めるのは貴方・・・あなたが船長ですから!!
最初に書いたとおり、今の時期、季節風や荒天により出れる日も限られるボート釣り、それでもチャンスあれば出ようと虎視眈々狙うボートアングラー達がいるのは確かです。
なにより、今はヒラメ釣りの最盛期、そして深場に眼を移せば、アマダイやアオリイカなんて釣りものもあります。
どれもそれなりに難しく、数も獲れないターゲット!でもそんなギャンブルに魅せられて、今日もボート釣りアングラー達は天気図と睨めっこしているのです。
現地では我々ボート釣りアングラー達にも気軽に声を掛けて見てください。ポイントの情報交換や、釣果など楽しく話せればよいですね!海上でお待ちしております。
【ボート入門 1】は こちら













