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2008年1月16日(水)
【特集】ボート入門 1「ボートは遊漁船をも凌駕する!」
ボートと遊漁船の違いは大きさだけではありません!今年はぜひボート仲間に!(リポーター/ぐり)
沖釣りファンの皆さん、ボートで漕ぎ出しませんか?
またまた週末は荒天続き、冬はボート釣りにとって寒さ以前に出れるかどうかの厳しい日々が続きます。
皆様、初釣りは行かれましたか?僕の今年の初釣りはタチウオ釣りでした(参考:沖釣りキング【突撃】観音崎沖「繊細な冬のタチウオ獲得大作戦」)。あの日は振り返ればボートも出せた良い天気でしたが、年初と言う事もあり確実に出船できる遊漁船を選択しました。
沖釣りには沖釣りならではの楽しさがありますし、ダイナミックさがあります。
しかし、それでもボートで漕ぎだしてみたい。
海上で見るとまるで木の葉一枚の様な手漕ぎボートですが、そんな思いにかられてしまいます。
沖釣り仲間を誘っても「ボートは苦手」と、やんわり断られてしまうことも多いのですが、今年はぜひ一人でも多くボート仲間を増やしたいものです。
そこで今回は、、改めて沖釣りとはどんな違いがあるのか、ボートならではの魅力を検証して行きましょう!
ボートと遊漁船の違いは大きさだけ?!
我々がボート店でレンタルする手漕ぎボートは、長さが3m+α、幅1.3m程度、船体はFRPの1体成型のものです。定員は2名が殆どで、少し大きめの3名乗船の船体を持つボート店もあります。
装備品としてはオール、アンカー及びロープ、スノコ(無い場合も)等が付属していて、バケツ等はボート店によっては貸し出しもあります。
これに対し、遊漁船は小型は10m未満から大型になると20mを越える物まで、幅も2~5mと大きさにもかなりの幅があり、船によって違いはあるものの、多くの場合、客が使う装備としてキャビン、トイレ、循環ポンプ、電源等が備わっています。
船体は漁業船がベースですからシケに強く、東京湾の湾奥など大型のエンジンを積んだモーターボートも真っ青の高速船もあります。最近はGPSプロッタを積んだ船も多く、寸分違わぬポイントへ簡単に入れます。
このように大きさでは、観光バスと自転車の差くらいある遊漁船とボート。それでも、釣物によっては時に遊漁船を凌駕するボート釣り、それはどうしてでしょうか?
ルールが多い遊漁船
釣物を決めて大勢の顧客を乗せ釣行する遊漁船は、乗船したお客同士がトラブル無く快適に楽しむ為にも、いろいろなルールが定められています。
錘の号数や道糸の太さ、仕掛けの全長、針数、コマセカゴの大きさや形状、釣物によっては仕掛けを投入する順番まで。
オキアミのコマセ使用を禁じたり、相模湾に於いては白ギスに産卵期保護の為、禁漁期間を設けた神奈川県や遊漁組合、連合の取り決めルールもあります。
さらに、沖釣りは座席による優劣や、潮上、潮下の優位性、誘い等のテクニック等により釣果に差が出るのが普通です。
かたやボート釣りは、仕掛けやタックル等にルールの縛りはありません。県や遊漁協の取り決めなど広域的なルールは勿論遵守しなければなりませんが、餌やコマセの使い方(使用総量には規制あり)も基本的には自由です。竿を1人で2、3本なんてのも当たり前、カレイ釣りなら1人8本の竿を操る猛者も居ます!
ポイント選びこそ、ボートの醍醐味
様々なルールや制約が多くても、遊漁船の場合、ガイドとしての船長がいます。そして基本的にポイントまで連れて行ってくれます。が、カワハギや根物など寄せ餌としてコマセを使わない釣物の場合、幾つものポイントを転々とします。大勢の人を乗せているため、ひとつのポイントだけでは魚の個体数が足らなくなるからです。
これに対し、ボートでは自分で魚の居るポイントを探さなければなりません。ボート店のポイント指南や、ボート情報誌の図解などによる山立て、以前釣れたポイントをハンディタイプのGPSに記録しておく方法もありますが、あくまで自分の判断が基本です。
ボート釣りの場合、このポイントの選択が最も大切な部分であり、爆釣りポイントを見つけた時は、まるでお宝を掘り当てた様な興奮と、喜びに包まれる幸せな瞬間です。
遊漁船では小さすぎて攻めきれないポイントや、見向きもされないポイントの中にも、ボートなら十二分に満足できる釣果を得られるポイントは数限りなく存在します。
そして競争相手の居ないボート釣り(ボート同士の競合はあります)ですから、桃源郷でゆっくり魚との対話を果たせる訳です。もちろんその桃源郷を見付けなければなりませんがね!
しかし、いくら良いポイントをおさえても、魚が口を使わない日もあります。こんな時は柔軟に釣物を変えたり、仕掛けを換えたりすればOK。水温や潮に敏感な魚も居ますし、それほど影響しない魚も居ます。用意さえ万端なら可能性総てを追えるのも、ボート釣りならではの醍醐味ではないでしょうか?
因みに僕がボート釣りに行く場合のタックル、仕掛けは遊漁船にいく場合の倍近くかそれ以上になりつつあります。
ある程度決められた枠内での工夫、技量を問われる沖釣り。ボート釣りはその枠すらないのかも知れません。折角の休みくらい、細かなルールに干渉されず釣りに没頭したいと思うあなたなら、ボート釣りはうってつけかも知れません!
天気の良いなぎの1日、ボートの中に仰向けに寝て眺める突き抜ける様な空、流れる雲、気持ち良さそうに浮かぶカモメ達が都会の喧騒を忘れさせ、最高の癒しを与えてくれます。
がつがつと釣果だけを追わないこんな釣りも、ボート釣りならではの醍醐味!まずは勇気を出して漕ぎ出してみませんか!?













