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2008年1月30日(水)
【突撃】岩井海岸沖「強風にもマケズ。船外機で、五目制覇だ!」
活きイワシで狙う端物五目。船外機なら、厳寒のボートもOKです!(リポーター/ぐり)
| 2008年 1月19日(土) | |
| 晴れ/曇り 北~北東風強い | |
| 中潮 波1.5m | |
| 活きイワシ餌端物五目、アマダイ、アオリイカ | |
| 活きイワシ、オキアミ、イカ短、アミコマセ | |
| 内房 岩井高崎 田村ボート | |
| 館山富津道路、鋸南富山IC下車 | |
寒くたって船外機でボート!
今年一番の寒気団により極寒の日々が続いています。皆様いかがお過ごしでしょうか?ここ数日は特に寒いですね、でも折角の休み・・・釣りは辞められません。寒さ対策も試される極寒の中、仲間達と船外機で出て来ました。
今回伺ったのは千葉岩井海岸 田村ボート。この時期、手漕ぎボートは休止中、船外機にての釣行です。高崎漁港内に係留してあるボート店の生簀には、活きイワシもあるとの事、イワシを使った端物狙いとオキアミ餌でのアマダイ、エギでアオリイカと贅沢五目狙いでの釣行です。
外道じゃない、ゲストと呼ぼう
釣り用語で、本命に狙った以外に釣れた魚を<外道>と呼びます。でも僕はこの外道と言う響き・・・好きじゃないんです。
確かに毒が有ったり、食べられなかったり、色々喜ばしくない獲物もいますが、折角自分の針に掛かってくれた獲物、食べれる魚は極力持ち帰り、ありがたく美味しく頂きたいもの。そんな本命以外の獲物たちも、親愛の気持ちを込めて<ゲスト>と呼びたいと思います。そして釣れるもの何でも本命の五目釣り、そんな釣り方、呼び方がとても好きです。
今日はイワシ(活き餌)、アミコマセ、オキアミ(付け餌)、イカ短(付け餌)、エギ(ルアー)まで用意、可能性は総て追う意気込みで今年初のボート釣り、五目制覇に挑みます。
二兎どころか三兎も四兎も追う欲張り企画ですが、これもボート釣りならでは、さてさてどんな1日になりますでしょうか?
アクアラインを使えば岩井は近い
館山道、富津館山道路全線開通の恩恵を受けたのは、実は我々釣り人かも知れません。浮島JCTから岩井海岸高崎漁港迄なんと1時間と言う近さ。
但し、我々釣り人が使えるETC割引が、今のところ通勤割り(50%引き)位しか無く、木更津金田料金所を朝は6時過ぎ、帰りは17時過ぎに通過する必要があります。(深夜割30%は適用あり、早朝夜間割50%は適用なし)
朝は川崎のシマヤ釣具店で餌を仕入れ、仲間達と海ホタルで待ち合わせ。時間を調整してから岩井を目指します。鋸南富山ICで降り、途中コンビニで買出し、港に着いたのは7時過ぎでした。出船時間にも融通が効くのがボート釣りの良いところです。
あれもこれも。岩井沖の豊かな釣りモノ
今回はなんと言っても「活きイワシ」が釣りの目玉です。ここ岩井海岸では沖の定置網で獲れるイワシを漁港内の生簀に確保して、我ら釣り客に格安で提供してくれます。
もちろん、時期によってはイワシが網に入らなかったりと不確定要素はありますが、今回は大きいサイズも混じった最高のシコイワシがあるとの事、狙いを検討するのにも自然と熱が入ります。
狙いのメインはヒラメ、この時期身の厚みも増して脂の乗る最高の食味、イワシ餌のヒラメ釣りは冬の端物釣りの代表格です。
その他、この界隈で多いホウボウや、イナダ、カンパチと言った青物、カサゴやメバル、ハタと言った根物、沖合いに出られれば鬼カサゴや、マトウダイ、大型のアマダイも狙え、夢は膨らむばかりです。
アミコマセは流し釣りの途中で鯵、イワシの反応が出れば足止め対策。フイッシュイーターは鯵やイワシの群れに付いて廻る事が多いからですが、勿論、鯵は我々人間も大好物ですよね!
付け餌はアマダイ狙いのオキアミと、イカ短。このイカ短は最近ネット情報で気になっていた、「紫外線イカ」なるものを試してみる事にしました。
アオリイカは、もちろんエギです。前回の曳きシャクリの検証も兼ねています。
予想を超える強風
ここの船外機は滑りにワイヤーで固定してあり、我々釣り客が乗り込んでからウインチで下ろしてくれます。乗り込みや道具類の積み込みも楽で、良く考えられています。もちろん、陸上がりも楽々です。
操船の説明後、一緒に生簀まで同船してイワシ餌をボートの生簀に入れてくれます。4人が使うには十分過ぎる量が、なんとたった\2,000です。
港を後にいざ出船、今回の操船は霞ヶ浦にバスボートも所有する友人の今やん。操船する機会が多いので乗っていて安心できます。
前日の予報では北~北東が3~5m/sと手漕ぎボートでも出れそうな予報だったのに、当日アクアライン橋脚上の風速計はなんと15m/s!!、50k以下の速度規制が出る程。
ここ岩井海岸は、鋸南と言って鋸山の南に位置する関係上、北寄りの風には強い地です。が、これ程の強風が吹くと、いくら風裏とは言っても影響は免れません。予定した水深30mラインは風と波の影響が強い沖合いで、一度出てみましたが危険なため断念、手前の定置網周りからアオリ狙いで始める事にしました。
沖合いで苦心の操船
とりあえず湾の北寄り、沖の中根と呼ばれる水深12m、定置網横の平根を探ります。
船外機に付属の魚探には、ベイトの反応もありよい感じですが、流石に4人で曳きシャクリとなると、操船が難しいようです。1時間半ほどしつこく狙いましたが、残念ながらアオリの触りはありませんでした。
早々に見切りを付け、再度沖に向かい流し釣りのできるギリギリのラインを探る事にしました。
沖合いは強風にピッチの短いうねりも出始め、操船もかなり辛そうです。なんとか水深20mラインで流す事にして、船に装備してあるパラシュートアンカーを投入、イワシ餌での流し釣り開始です。
大き目のパラシュートアンカーは効きが抜群で、船の姿勢も安定しています。潮に乗って流す事が出来る為ラインの立ちも良く、風が強い日でも不安なく流し釣りが出来ます。
ホウボウパラダイス
まず口火を切ったのは紅一点のなおさん。しかし浮いて来たのは、なんとエソ・・・みんながっかりでしたが、なんにせよ魚からのアプローチは嬉しいものです。
そして操船片手に竿を出していた今やんにも来ました。これは30cm超えのホウボウ、今年の初釣りで美味な本命魚が釣れた事に、本人は大はしゃぎです。
続いて、のぶにも同型のホウボウが、しかし取り込みにもたついてバラシてしまいました。抜き上げの指示を出しましたが、タモを使うべきでした、すまん。
僕にも待望のアタリ、これまたホウボウ!やはり岩井沖はホウボウの魚影が濃いです。
北風に乗せそのまま流しっぱなしで南下しますが、海底に変化の無いところはアタリがありません。ヒラメなどの端物狙いでも、やはり根や変化のあるところを攻めるのはセオリーですね。
昼過ぎになってやっと風が弱くなって来ました。付け餌もあるので思い切って沖に出て、アマダイや鬼カサゴを狙う事にしました。
水深はおよそ65m、イワシ餌の胴付きを置き竿に、片天秤のアマダイ仕掛けを投入します。付け餌はオキアミにイカ短を抱き合わせです。
水深がある事もありラインはかなり斜めに、頻繁に底立ちを取り直します。
ここで、30cmオーバーのホウボウや大エソがあがりましたが、ラインの交錯によるマツリが多くなり、巻き上げも大変との事で、一流しで最初に予定していた30mラインまで戻ります。
コマセが余ったので、天秤下をプラカゴにしてコマセを撒いてみます。もしかしたら真鯛やカイワリが来るかも。
するとタイガースカラーのクラカケトラギス、しかも良い型が入れ食い!クラカケトラギスは結構美味で、その淡白な白身は天ぷらに最高です。
特にイカ短「紫外線イカ」はアピールが良いのか、しばしば一荷を連発していました。同じポイントでヒメジやカナガシラも混じり一応<五目釣り>は達成。
この流しで始めて僕の竿にヒラメらしきアタリが!しかし残念ながら喰い込まず・・・無念タイムアップで時間になり、沖上がりとなりました。
今回の反省、まとめ
朝、車の気温計が示す外気温は-2℃、昼でも5℃位でしたが、吹き付ける北風に体感温度は氷点下以下。でも防寒の工夫で特に寒い思いもせず、1日楽しく過ごせました。
特に足先にはつま先用カイロ、手先は薄手ゴム手袋が大活躍。風さえ遮れば、それほど体温の低下は無いと思います。厳冬用のウエアが無いなら、一番外に雨合羽を着るのも有効、漁師さんは殆どこのスタイルです。
今回は今年初ボート釣りと言う事もあり、いろいろ欲張り過ぎました。朝のアオリも時間配分が半端となり、沖合いのアマダイも一流しで終わりと落ち着き無く移動の繰り返し。
船外機で初の岩井沖をリサーチする為、湾の北端から南端まで大流しで、広くポイントを探ってみましたが、海図に載ってない大きな根や変化は拾えず、時間のロスも大きかったと思います。イワシ餌1本で根周りを丹念に流し替えて探れば、もう少し内容が伴ったかも知れません。
他船ではキロオーバーのヒラメも数枚、獲れていたみたいです。
岩井海岸ボート店の貸し船外機は、リーズナブルで装備も充実、港関係者も親切と魅力に溢れています。また機会があれば訪れたいと思います。

○ヒラメはこれからが最盛期、生簀のイワシ餌も豊富な様で、ボート(船外機)さえ出せれば、高い確率で遭遇のチャンスがあると思います。ホウボウやハタ、カサゴなどもゲストとして狙えます。アオリイカ、モンゴウイカも好調。
○船外機にはカラー魚探、生簀、タモ網、手桶(バケツ)、アンカー、パラシュートアンカーが付属しており、流し釣りには万全の装備が揃っています。
○船外機の操船には船舶2級以上の免許が必要です、必ず携帯してください。
○今回テストした「紫外線イカ」はアマダイや鬼カサゴの結果こそ出ませんでしたが、トラギスやヒメジにも好アピール、近くオキアミバージョンも発売との事で、継続して色んな魚種に試して行きたいと思います。
○川崎方面からアクアライン経由でアプローチされる方は、川崎区台町にある「シマヤ釣具店」で、餌や仕掛けを揃える事が出来ます。土、日、祭日の前日はオールナイト営業、取り揃えも豊富で頼りになりますよ!

芯まで冷えた身体を温めて帰ろう
漁師料理 かなや併設の天然温泉、海辺の湯。
茶褐色の炭酸水素温泉は、極寒の海で冷えた身体を芯から温め、湯冷めしにくく疲れも取れて最高に癒されます。しかも露天風呂から眺める東京湾浦賀水道の夕日は、感動すら覚える絶景、必ず日が落ちきる前に行って見てください。今さっきまで糸を垂れていた海域を眺めながら、仲間達と今日の釣り反省談義に興じるのも乙なものです。
食事処のメニュー写真に嬉しい偽りあり
ここの食事処は地元で獲れた飛び切り新鮮な魚介類が自慢、そして特筆すべきはその料理のボリューム!メニュー写真ではごく普通なのでありますが、出されてびっくり!!なんと写真を遥かに上回るボリュームに仰天!!こんなサプライズなら嬉しい偽りですね、グッドジョブ!是非お試しを。


















