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つり通信

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2007年12月19日(水)

【旬特集】館山湾「2馬力船で曳きしゃくり この冬初のアオリイカ」

北風に翻弄されながらも、初冬の館山湾でアオリイカを狙った。(リポーター/ぐり

Icon_01_2 2007年12月10日(日)
Icon_02_2 晴れ 北風強く、後南西風
Icon_08_2 大潮 波2mのち1
Icon_06_2 アオリイカ、モンゴウイカ、カワハギ
Icon_03_3 エギ(ルアー)、アサリ剥き身、青イソメ
Icon_07_3 南房 館山浜田海岸 アジロボート
Icon_05_2 アクアライン経由、富津館山道 富浦インター下車、およそ20分。
Icon_04_2

館山湾 浜田沖

065アオリイカはカワハギと並び、ボート釣りや沖釣で、晩秋から冬の釣物として人気を分けるターゲット・・・しかし現実は気難しくて繊細な釣物です。

ボート釣りに於いてはこれからの時期、釣物も少なくなり、冬季休船や季節風による船止め、中止も多くなる厳しい日々が続く事となります。

折角の休みに現地まで行って船止めではがっかり、釣行を控えた数日間は天気図を睨み"何処に何を"釣りに行くか心の問答を繰り返すのですが、地形的に無難な地か、多少の時化でも出れる沖釣りに逃げてしまうのが常でした。

この時期の北風に弱い館山湾は、僕にとって距離以上に遠い憧れの地でありました。

P_001_c 悩ましい選択肢

今回の釣行候補はアオリイカ、アマダイ、ヒラメ。どれも釣って楽しく、また食しても美味な最高のターゲット。釣行場所の選択肢に上がったのは館山、多賀、木負でした。

その中でもここ最近館山のアオリイカが絶好調の報せに心は傾いていましたが、館山湾はその形状から北寄りの風にめっぽう弱い特徴があり、悩ましい問答は続いていました。

最終判断をしたのは前夜の9時過ぎ、意を決し、館山浜田アジロボートに予約を入れました。お目当ては最近流行の2馬力船、免許要らずの船外機付きです。

006_2 浜田のアジロボートは同漁港に隣接する網代造船が経営するボート屋で、2馬力に使うボートの船体はここのオリジナル。釣りが大好きだった先代のアイデアが沢山詰まった、正に釣り人の為の2馬力専用ボートです。

ロッドホルダーを付ける為、樹脂で補強した取り付け部。椅子兼用の生簀、横に広くて安定感抜群の船体。他のボート事業者からの注文が多いのも頷けます。

当日は行きと帰りのルート探索も兼ねて、少し遅めの5時過ぎに家を出ました。湾岸線を廻り京葉道から館山道へ、到着は7時過ぎと、ほぼ2時間程の道のり。道もわかり易く、初めてなのにスムーズに到着できました。

P_001_c 予想外の北風

道すがら食料と付け餌を仕入れ、浜田漁港に到着。漁港前で受付をする店主に挨拶して様子を伺うと、どうやら北風が強く2馬力は様子を見て欲しいとの事。内心ショックでしたが、天気には逆らえませんので待機する事にしました。

沖釣りもボート釣りも事業者側の判断は絶対。顧客の命を預かる商売ですから、むしろ慎重なのは喜ばしい事です。

020大きめ船外機は出船可能との事で、3隻が港を後にしたのを見送りました。

待っているのも手持ち無沙汰なので、海の様子見がてら浜田漁港の堤防で釣りをする事にしました。

海に向かって左手から伸びる堤防、中程から先の外側高くなった堤防上にあがると結構な風が吹いています。餌はアサリの剥き身と青イソメ、仕掛けはカワハギ仕掛けとサビキ、ジグとエギです。

021キス仕掛けを持参してなかったので、釣り番組で見た投げカワハギをやって見ました。するとアタリは頻繁にあるのですが、型が小さいのか掛からない。目の前でいきなりボイルが発生!!イナダかサバだと思われますが、ジグタックルをセッティングしてなかった・・・残念。タックルを用意した頃にはすっかりボイルは収まってしまいました。

P_001_c やっと出船、短い時合いに賭ける

昼頃まで色々試みたものの堤防では釣果なし。でも目の前の海は風も弱まり、白波も収まって来た様子。やっとボートを出して貰える事になりました。

時は既に11時半を廻っています。今が干潮いっぱいなのでこれから少し潮が動く筈。日が暮れるまでのおおよそ4時間が勝負です。

033 2馬力の操船を一通り習い、いざ出船。2馬力の操作は思ったり簡単で、大きめの船体をぐいぐい押して走ります。気持ちいい~!

浜田漁港を出てすぐ左に進路をとり、正面沖に向けて張ってある大型定置網にそって北上します。仲間内の情報ではこの定置網左側の水深15~18mラインでアオリ入れ乗りに遭遇したとか。

アオリ用のタックルはキャスト、中錘式・・・そして胴付き式の3セットを用意。水深を測る為にカワハギタックルも用意しました。

沖の定置網の横200m程から、水深を探りつつ開始します。ここは24~25mと深すぎる様子。少しづつ岸寄りに位置をずらしながらエギをしゃくります。まず最初は中錘式を使用します。

置き竿のカワハギ仕掛けはトラギスが入食い、カワハギも真面目にやればかなり出そうな雰囲気。アオリもほぼ同じ場なので攻めている場に間違いは無い筈です。

途中、他のボートにも声を掛けますがアオリは不発との事、潮が動くまでは我慢の釣りになりそうです。

P_001_c チャンス到来 この冬初のアオリイカだ

朝、北寄りだった風は西から南に廻って来ました。潮と風に流されるボートの角度が悪く、ラインが上手く立ちません。最初のポイントで暫く粘りましたが、意を決し定置網の右側(東側)に移動です。

燃料の残量を確認、ここアジロボートでは予備の燃料を約1L程付けてくれます。残量はたっぷりあるのを確認して、エンジンスローに拠る曳きシャクリを試して見ることにしました。

056仕掛けは胴付き、底立ちをしっかり取る為あえて下錘は25号と重くしました。ラインを水深の倍程出してラインの角度が45度になる位の速度を保ち、6~8秒間隔でシャクリを入れます。

底を叩く錘の感触から海底の質が伝わってきます、その感触からどうやら砂地の様です。しばらく曳くとゴツゴツと先程とは明らかに違う感触が伝わって来ました、平根に差し掛かった様です。

そしてその場から2回程しゃくりを入れたその時・・・"グッ"と根掛りにも似た懐かしい感触が!!き、来たーっ!!テンションを緩めず竿を立てると"グイーングイーン"と明らかにイカの感触です。

042 慌ててエンジンを切り、廻りを見回し山立てをします。引きを竿のタメでかわし、浮いて来たのは紛れもなくアオリイカ! 型は小さめですが 、今冬初のアオリですから嬉しかったぁ。しかも触腕1本、そーっと玉網に入れました、あぶない危ない。

生簀にイカを入れすぐにエンジンを掛けて、山立てをした先程のポイントの少し先に戻り流し直します。こんな時船外機はほんとに便利です。

04830分程の間に同サイズの2杯目、少しサイズアップした3杯目が立て続けに獲れました。まさに時合いでした。ちょうど雲が日に掛かり少し暗くなったのも幸いしたみたいです。

その後モンゴウイカも1杯、置き竿でカワハギも2枚確保でき、満足して3時半頃納竿にしました。帰りはエンジン全速にて港を目指します、2馬力のエンジンはとても力強く快適に働いてくれました。

P_002

今期の館山湾、アオリイカを始めモンゴウイカも湧きが良く、年明けから春先までボートさえ出せれば高い確率でアオリイカとの遭遇を果たせると思います。既に今週はキロ近い個体も揚がっているとか。

またカワハギも絶好調、タイヤ漁礁と呼ばれる人工漁礁周りではヒラメやマゴチも狙え、イナダ、ワラサ等の青物の回遊もある様です。

天気図と睨めっこして冬型が緩む穏やかな1日があるなら、是非トライして見て下さい。館山湾の豊潤な海と、その雰囲気の虜になるのは間違いないと思います。

アジロボートには、2馬力船以外にも大き目の船外機が多数あり、船舶免許所持者なら広い湾内をアグレッシブに攻められる事うけあいです。

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P_001_d 近くなった館山 ETCを活用してさらにオトクに

館山道、富津館山道全線開通でアクセスが格段に良くなった館山、今回はETC割引の確認も含め、行きと帰りで違うルートを使って見ました。

行きは首都高から京葉道宮野木JCT経由、館山自動車道、富津館山道路 富浦下車。西東京市の自宅から浜田漁港まで約160キロ、時間は2時間と少し、高速代は割引なしだと合計¥3,450、しかしETCの通勤割を使うと¥2,400。

帰りは木更津JCTから東京湾アクアラインを経由し、首都高へ。こちらは距離約120キロ、帰りの渋滞に巻き込まれ時間こそ3時間近くを要したが、富浦から浮島JCT迄はほぼ1時間と言う近さ。高速代は割引なし¥5,500、ETCの通勤割利用で¥3,150とかなりお得である。

館山道、富津館山道ともETCの早朝夜間割の設定が無く、30%の深夜割よりは、50%設定の通勤割の方がお得、但し各々の高速道を通過する際、設定時間の要件を満たしていなければならないのでご注意を!

富浦インターから浜田海岸までの間にコンビニ、釣り具餌屋数件あり。浜田海岸近くの宮城屋釣り具では餌(アサリの剥き身も有)、仕掛け各種が揃う。

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南房 館山浜田漁港 あじろボート

2007/12/10 晴れ

釣果情報

アオリイカ サイズ 20cm~25cm 数 3
魚 魚カワハギ サイズ 18cm~20cm 数 2
魚 コウイカ サイズ 20cm~ 数 1

★★★★★ 大満足

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001_2 009 023

040 049 069

2007年12月19日(水) ボート侍固定リンク